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仮面ライダーエグゼイド 第40話
仮面ライダーエグゼイド 第40話「運命のreboot!」
タイトルバレを見た際『reboot→reset』という連続で引っかかってましたが……政宗パパでなく、パラドの話だったのね。
MOVIE大合戦のウィザードも思い出す
『もう殺すしかないんじゃ……』
からの大逆転劇。そうきたか!
◆まさか君たちから決闘を挑んでくるとは
そしてまさか真っ先に社長が逃げ出すとは……いやムテキ奪われたらえらいことだし、正しいけどさ!
(アレを見た今、奪われたら即座に破壊待ったなし)
ただムテキを使い回すアイデアはあっただけに、もうちょっと活躍させてほしかったなと思わなくもない。
(最近、凋落激しい大我センセ&貴利矢ともども)
まぁ全45話が決まってしまったので、尺考えると仕方ないのかな……。
『開幕即死』『土管停止』『神エスケープ』
で、実質今週の社長劇場でしたよね。おのれ神。
◆僕とパラドの心は繋がってた。だから感じてたんだ
ここで先週のネタばらし……やっぱり回収されていたパラド君。
撃破後にデータを回収して再生、マイティブラザーズでの分離と社長、パラドがやってきた技の応用再活用なんですね、ここ……うん、鬼畜ヒーロー認定されだすのもむべなるかな。
(演じる飯島さん的にもシリアス顔の方が素に近いとかなんとか……マン兄さん@ハヤタ隊員こと黒部さんみたいな方向で大成あるか?)
けど、本当に厳しいのは永夢じゃなくてエグゼイドの世界なのかな、とも思う一連の流れ。
優しい言葉をかけていれば、理想論を掲げていれば、相手の方から変わって依ってきてくれる……なんておとぎ話は一切ない。
社長は社長のままだし(あの人が変わったら怖いけど)、パラドも、あるいはグラファイトも。
個人の自由が至上とされつつある現在ですが、エグゼイドはそういう『優しい世界』へのアンチテーゼも、多分に含んでいるのかもしれません。
話してわからないなら、罪と知っても拳で語るしかない時は、少なからずある。そんな話
◆倒した先に何があるの? 人類がいなくなったら、誰が私たちと遊んでくれるの?
グラファイトがパパなら、ポッピーはママd……あれ?
幼児退行というか、強がって隠した性根が出たというか、パラドの幼い面が出た結果、実際こんな感じのバグスター劇場。
そして『人類がいなくなった後に遊んでくれそうな相手』で真っ先に土管からアレが出てきた自分に泣いた。
……と、思ったら劇場版で死にそう、だと……?
(まぁ第二第三のバックアップから新々檀黎斗がLIFE99で復活しても驚かないけど。もっと酷いかもしれないけど)
◆俺はお前とゲームがしたかった
色々、衝撃的でした。
現在の自分に一番影響を与えてくれた作品はOOO(素晴らしいィッ!)だったと思いますが……それに匹敵する演出と衝撃、ありました。
『心をへし折ってでも、手を汚してでも生かして共に生き抜く覚悟というのは、殺す覚悟に何ら劣るものではない』
ありふれたテーマではありますが(これはOOOも同じか)
これだけ衝撃と説得力を伴って迫られたのは、エグゼイドの二人が初めてな気がします。
身も蓋もない話……パラドは殺してしまった方が、作劇的にも、作中の永夢としても遥かに楽なんですよね。
(もちろん何らかの方法で抗体は有しておく必要ありますが)
土管と化した社長はギャグとしても
『お前と遊びたいんだよ』
だけで、仮面ライダークロニクルというパンデミックを引き起こすような危険人物なわけで。
その罪を背負って共に生きる覚悟、というのは40話かけたゆえの重さがあって……本当に、よく生かしたと思います。パラド。
ありがとう、高橋氏。
◆超キョウリョクプレイで、クリアしてやるぜ!
そして遂にパーフェクトノックアウトの真価が見れる!
スペックの強みはインフレで帳消し、エナジーアイテムは独占されてどうすんだという状況からの
『マイティブラザーズ!』
増えたーッ!? アイテム奪ったーッ!?
厳密に考えるとPKOの活躍じゃない気もしますけど(禁句)まさかこのためにアイテム独占させたとは……なんつー布石。
社長との初共闘もそうでしたが、スペック差やテクニックの差を見せつつも、きちっと特長を生かして見せる絵作り、本当に凄い。
(と、調べたらどちらもスケジュールやられてる上堀内さんの監督回でした……そういうのがうまい人なのかな)
◆ハイパームテキさえいなければ……!
檀政宗……お前は絶望している……可哀想に……って、幽霊祖父がささやきだきそうな絶望感。
そして巻き起こされるゲームリセット、って完全にバイツァダストだこれ!?
(爆弾仕込まれないだけマシというか、次回見るに政宗パパも被害被ってますが)
リセットの音声自体は知ってましたが、ここまで追い詰められた切り札的なものとは……でもまぁ、その発想は間違いじゃないですけど、これだけだと……詰みは変わんないですよね。
『もう一度ムテキを作り直す、リセットに対抗する機能もつけてだ!』
消すべきはこっちですよね、新檀黎斗。
しかし消すと仮面ライダークロニクルがそもそも始まらないし……もうどうすりゃいいのよ、この土管(神)
仮面ライダーエグゼイド 第39話
仮面ライダーエグゼイド 第39話「Goodbye俺!」
……まぁ、公式も隠す気ないくらい死んでないわけですが。
がっつりパラドのお話なのにちょくちょく画面奪っていく社長が酷い(褒め言葉)
なぜかパラドにスポット当たる回に限って画面に割り込んできますよね……永夢を巡る三角関係?(いやすぎ)
◆これ以上愚弄されるのは我慢ならない……今度こそクロノスを倒すぞ
(吹き飛ぶグラファイトさん)
サンキュー無免許医! な、飛彩センセいじりから、余韻も与えぬ政宗パパ乱入。
俺にポーズは通用しない! で、おおってなったら速攻で殴り飛ばされて涙目だよグラファイトさん……何気に今回一番割喰った気がするんですけど。
ゲムデウス培養で相当パワーアップしてるはずなんですけど、彼がいるとパラドが折れないから、っていう……。
◆すでに君たちにふさわしい運命を用意してある
人質を失った政宗パパの次の一手はニコをゲーム病にしての恫喝……つまりまた人質。このワンパターンに固執する辺りもなんというか、ダメな意味で親子共通ですな。
しかし政宗パパといい永夢といい、パラド君は虐めたくなるオーラでも放ってるのか……いやまぁ実際、いい演技ですけど甲斐くん。
恐怖なんかに絶対負けない!
↓
『ウワァァァァアァァァァアァァァァ!』
の即堕ちコンボは天野さん(『剣』の橘さん)伝説のシーン思い出させられますわ……。
◆海外提携の件でマキナビジョンからお電話です
本題の脇で本当にしれっと入った映画の話。
まぁここやっておかないとフウマのドライバーとガシャットは何処から? って、なりますからね。
劇場版のアレは納谷を貸して母屋を取られたみたいなものか……まぁ社長は生きてても復帰無理そうですし、どうあってもゲンム存続は厳しそうですが。
(他に名有りキャラで継げそうなのは作さんですが、お世辞にも経営者向きとは……ですし……)
◆アタシ、怖いな。死にたくない
全然大丈夫じゃないわぁぁぁーッ!?
社長、最近丸くなったよね……とか視聴者が思い出した途端にこれである。
(間違いなく意図的に、定期的に描写してるんですが)
言いくるめとか悪意とか抜きで、本当にガチのガチで狂人なんですよね、社長。
同じバグスター体で聖人そのものな貴利矢さんが隣にいるおかげで更に際立つ異常さ。
あくまで社長は利害の一致で協力しているだけ。そしてこの人にとって命の価値は利用価値なんだな、って……あれ? 今週ってパラド主役回……(禁句)
◆誰だって死ぬのは怖い。僕だって同じ思いをしたことがあるから
別にお前の心配はしてないよ(by天才ゲーマー)
所詮貴様はゲームの敵キャラ、人間に殺されるために生まれた命(by真社長)
お前が死んでムテキが使えなくなるのは困る(by
どいつもこいつもひっでぇ言いようである。
(永夢は一応、策があっての物言いですけど)
パラド君、君のゲームってヒロイン調教ゲーだったの……? ってなるくらいのフルボッコ。
そして情け容赦ないムテキエグゼイドで物理的にも……バグスターワープまで阻止して滅多打ちとか、もうどっちが主人公なのやら。
まぁ、パラド自信が相当に殺しまくってますし、自業自得なのですけど……ちょっと同情を禁じ得ない最期。
パラドの人生で満たされてたのって、30話(最強VS最強!)の一瞬だけ(それも最後で台無しにされる)だったのかなと思うと、なんだかやるせない。
明らかに続く話なので、次週こそは溜めた陰鬱さを吹き飛ばす展開が待っていると信じてますが……最期に別れるにしろ、タイトル通り『Good Bye』であってほしいものです。
仮面ライダーエグゼイド 第38話
仮面ライダーエグゼイド 第38話「涙のperiod」
一抹の不安はありましたが、飛彩先生。
その迷いと決断は『ヒーローの鑑』でした。
◆この手術は鏡先生じゃないと
狙ったように飛彩にしか治せない大けがを負わせるグラファイトさん。
やはりブレイブの恋人の記憶……と、茶化してる場合じゃない緊急事態。
というか『邪魔なスナイプはもういない!』ってウッキウキでしたし、グラファイトさん的にはどうでもよさそうね。
どうでもよくないのは、むしろ政宗パパ。
どうにもいうこと聞かない飛彩と、ウザいCRドクター共倒れのチャンスに彼が動かないはずがないわけで。
◆クロノスの力はポーズだけではない
強襲、政宗パパ。
(取り出されるオーメダルホルダー)
ちょうどニコ動でオーズやってるというのに、タイアップですか社長。
まぁコレと555のギアボックスはとかく使い回されてますけどさ!
後々実演してくれるようにムテキには何の役にも立たないんですけど、そういえばグラファイトさんも無効化持ってましたね。
バグスター組は地力で圧倒し、人間相手には人質。そして必殺の一手という……全力でエゲツない。
◆彼の手術にいってこい。だがわざと手術を失敗するんだ
言いくるめ……正しく言いくるめな台詞回し、完全にブラック企業のそれです。
『よくあることさ』
『別に誰も君を咎めやしない』
『もし命令に従わなければ……』
……倫理の逃げ道を作りつつ退路を塞ぐ話の持って生き方。
ヤな思い出がよみがえる生々しさなんですけど、どんだけ取材したの……。
(あ、別に筆者は違法行為はしてないですよ。まだ労働基準法を破られた側なだけで)
何も語らなかった飛彩……最後の最後まで迷いはあったと思います。
ニコ、灰馬院長、そして永夢……あの決断は皆の言葉があって、本当に最後の最後だったのではないかと。
特に灰馬院長……迷う苦しさはヒーローの証ですが、その事態を即断で『信じる』といってくれる父親の存在は、本当に救いだと思います。
(まぁ院長のような存在が一番救いになるのは挫折の時なので、飛彩センセみたいなタイプだと今一頼りにならなく見えちゃうのですが……)
◆多少のコンティニューは覚悟の上だ!
先週はシリアスに顔出せなかった社長(失礼)、文字通り命懸けの時間稼ぎ……って、かけ過ぎだ馬鹿ーッ!?
まぁ90は割るかな、80代もやばいかな……ってくらいは思ってはいましたよ、クロノス相手だし。
割と真面目な燃えシーンのはずなのに、ボドボドっぷりで笑いしかでないよ!
ついに政宗パパ根負けしてるし!?
というか何故付き合ったし、社長……親子らしく調子に乗ってしまったのか!?
◆変身すれば彼女のデータを消去する
危機ニ十三発(回避失敗済)からの永夢救援ですが……次の一手はブレイブにも共通の人質。
アイテム型の平成ライダーはこういう時に辛い……変身したら最後、てつをや最後の希望並に終了なので、これしかないのですけど。
(作劇的にも『仲間が助けてくれる』をしていい場面じゃないのもありますが……ジョジョ3部ポルナレフの三択をちょっと思い出さなくもない)
◆俺に、切れないものはない
しかし、こんな悲しい切除は……これも一つのトリアージというべきなのか。
その感情をぶつけるかの如く、仮面ライダーブレイブ。怒涛の変身。
ダークネスムーンブレイク@キバを思い起こさせるクリティカルストライク。
ムテキとの合わせ技でぶち破り、突き刺さる一撃は留飲を下げさせるものでしたが……まだ決まりきらないのか。
一難去ってまた一難……正確には、去り切ってなかったというべきですが。
次回、パラド決着の時。倒せない、倒されるわけにもいかないこの状況に今度はどうケリをつけるのでしょうか。
仮面ライダーエグゼイド 第37話
仮面ライダーエグゼイド 第37話「White knightの覚悟!」
パラドかわいそす、って思ってたら、もっと酷い扱いのバグスターがまだいた件。
なんのかんのいっても、バグスターってプレイヤーとの対決こそが生き甲斐よね、って。
ゲーム進行が破壊に破壊しつくされた現状でなお憎まれ役をとことん貫くグラファイトさん、思った以上に大物なのかもしれない。
◆レベル100の力でエグゼイドを絶版にしろ!!
Q.俺に後輩を殺せというのか……というか、そもそも倒せるのかアレ
A.じゃ、パーフェクトノックアウトの方で
そのRXになる前のブラックなら勝てるかもしれぬみたいな言い回しやめたげてよぉ!?
メンタル問題はあるにしろ、結果として実際パラドクスLv99いい勝負だったので納得ではありますけど。
(キメ技は同格の相殺以外で防御不能なので例外)
一時は無双を誇ったパラドがここにきて唯一の泣き所になるとは……『永夢の親友』として生まれた彼の心境やいかに。
◆お前の相手はこの俺だ
今週ここにきて最高にひどい扱いのカイデン殿ぉ……たしかに敵陣営みると
構成的に止めをさせない:飛彩、政宗パパ
永夢として殺すわけにいかない:パラド
……で、遠慮なくムテキがボコれる強いそこそこの敵というと、彼しかいないんですけど。
あのボッチみたいな扱い見ると、やっぱクロニクル流行らなかったのかなって……(禁句)
ま、まぁ彼の事はよそう。よしましょう!(必死)
本当のお相手、パラドクスLv99VSブレイブLv100ですが……予告ほどでもなく、結構戦えてます。
(無双して見えたのは大詰め、大我救援の一瞬を切り抜いただけという)
Lv2→3はスペック酷かったですが、このレベルまで来るとそうでもないというか……スペックは互角なうえ、Lv50の時より愛称はむしろ悪くなっているんですよね。
タドルレガシー、能力が回復とか防御重視になってるんですが、エナジーアイテム無効化(例の『いてつく波動』)がないうえ、パーフェクトノックアウトが(よりによって)防御貫通を持っているんですよね……。
(更に特殊能力は『味方に○○』『味方が○○された時に××』という条件ばかり……いやがらせか!?)
攻撃力はソード限定でウェポン10倍があるので何とか押せてますが、飛彩君は正直よくやった方だと思います。
◆本来ならば、飛彩がここにいるはずなのに
今週(も)苦悩する一人、鏡院長。
今週の患者は百瀬パパ……合わせる顔がないとはこの事か。
驚かすようにやってきた貴利矢さん、案外と見かねて雰囲気を変えてくれたんでしょうか。
この人もガシャットを調べたりとバグスター体を生かして頑張ってくれてるんですが、結果は『政宗を倒してガシャットを奪わないと復活は無理』という残酷なもの。
データのロック(暗号化?)など、しっかり保険はかけてましたか。
◆審判の時は迫っている
仮面ライダークロノスは囮だァ! という……なかなかに大胆な戦術とってきますね、政宗パパ。いや結果的にそうなったのもありますけど。
ムテキが倒せないのを承知して、防御&仲間攻撃の時間稼ぎに徹してきているのが実に嫌らしい。
同時に実感させられる
『今のエグゼイドには誰を近くにおいても足手まとい』
という悲しい現実……ムテキゲーマー、無敵すぎて仲間ばかり狙われちゃうんですよね……。
(壊せない壁を殴り続ける馬鹿はいない理論)
遅いとか単騎弱いとか散々だったレーザー@貴利矢、今となってはムテキのバイクになった方が役に立ちそうというのが皮肉。
もうなれないんですかね、Lv2のバイクって。
◆お前が今向いている先は過去じゃない、未来だ!
そして本日の真打……グラファイトさんが小姫ちゃんネタ忘れるくらいにはシリアス(失礼)
ブレイブ&スナイプVSパラド&グラファイトの2on2……バランスだけ見ると悪くないのですが、タイマン×2という構図になってしまったのが悪手だったという印象。
大我先生……『お前が』という言葉の裏には、あるんでしょうね。
自分は過去を向いているっていう自覚が。
◆悪い、お前の事、見てやれなくて……
この結果は覚悟はしてましたけど、それでもキツい。
後輩やニコとの交流で良い方向に変わってきたところだったというのに、結局変われなかったというのは悲しい。
最期を見せず、生死を持ち越して飛彩の手術……といえば生存フラグにも見えますが、東映の予告が前回にも増して不吉。
ここでしくじったら飛彩の方まで再起不能になりそうですが……しかし、それにしても……
仮面ライダーエグゼイド 第36話
仮面ライダーエグゼイド 第36話「完全無敵のGAMER!」
いくぜ、相棒。
25話からのクロニクル編は喪失と奪還の物語だった(である)のかと、えもしれぬ感銘の最強フォーム回。
36話とかなり遅い方ですが
(ジェネレーション組だとドライブとゴーストが34話、鎧武32話、ウィザード31話。年々遅くなってはいる感じ?)
溜めに溜めたものをキッチリ魅せてくれました。
◆クロノス攻略クエストだと!?
バカな、そんな露骨なクソイベントに乗るプレイヤー……一杯いた……。
まぁエグゼイド世界だし……で終わらせてもいいんですけど、残念なことに普通に現実にあるのが。うん。
えむ、知ってるか。TRPGルールブックの利率・完売率は異様に高い。
くそだくそだと言われつつ、そのくそだって声が減らないのは、口で言いながらも載せられてるって事よね……。
◆……なぜ起動しない!?
なんというか、変なところで似た者同士な檀親子。
結果としては(この時点では)別に変身しなくて問題なかった政宗パパの勝ちですが、死闘の中に漂う妙な微笑ましさ。
ムテキガシャットが元から永夢用というのが、けっこう意外だったんですが
(今までの社長はガチ強ガシャットは(奪われるけど)自分の手元に置いてたので)
真価を出せるのが永夢(正確にはゲーマー『M』)だけだったのか……まぁ、普通に仲良くなったというのもありそうですけど。
このムテキガシャット、いきなり強奪されるというのも初(珍場面的な)ですけど、限定的ながら誰でも最強フォームになれるというのもユニーク。
これが最強フォームが出るとサブライダーとの戦力差が……という問題への答えになれる、か?
◆勇者と魔王の力を手にするために、心の迷いを消せ
タドルレガシー、評価マイナス……と(ブラック査定)
しかし政宗パパは心底邪悪ですが、この台詞はなかなか暗喩的で意味深。
この前のシーンが
・なぜ起動しない!?→お前に天才ゲーマー『M』の力がないからだ
勇者と魔王を『正義と悪』『正と負』と抽象化すると、永夢とパラド……天才ゲーマー『M』にも見事に当てはまるんですよね。
今の飛彩は永夢の鏡になっているのかな……と。
今週、永夢は葛藤を乗り越え、パラドと天才ゲーマーの力を受け入れましたが、では飛彩は?
というのが次回……ですけど、イヤな予感しかない……。
◆今がその時だ
えぇ、乗せられましたよ。本当にこの不揃いのドクターどもめ!
敵も味方も乗せに乗せ……レベル5ガシャットによるグラファイト討伐戦を思い出させる逆転劇!
レーザーまでは予想の範疇でしたが、パラドまで手玉に取るとは……常に1つ上をいってくれますエグゼイド。
そしてお帰り、レーザー@九条貴利矢! 憂いなくOPを疾走してください!
◆勝負だ、クロノス! 天才ゲーマーMの力……見せてやる!
見せてもらおうか、エグゼイドのムテキゲーマーの性能とやらを!
仮面ライダーエグゼイド 第35話
仮面ライダーエグゼイド 第35話「Partnerを救出せよ!」
うんまぁ、わかっちゃいましたけど。
ここまでクソミソに言われると、見てる方も辛い……
ネタに全速の『よくわかるエグゼイド』すらこれですし……
(バックナンバー見返したら12話と対なんですね、今回。この人絡みだけシリアスという)
◆命を管理する私こそが世界のルールとなる
誰か、特状課からベルト砕きアックス借りてきて。
自社の発展が目的かー……と語られてきた政宗社長ですが、ここで一転して本音を吐露。
わざわざ医療をくさすあたり、父子揃って母親の死をきっかけに狂ってしまったんでしょうか。
やることとしては蛮野ォ!(ゴルトドライブと呼べ)と丸被りですけど、たぶん両者は相いれないんだろうな。
◆ドクターなんてもう必要ないんだよ
貴利矢さんがクロノスに協力なんてありえません……いった直後からの、これ。
そして(いつも通り)雑に扱われる社長の命……いや助けてやれよ!? 今ぜったい見殺しにしたよね!?
えー、社長劇場に入ってしまうと話が進まないので……うん。
見返すとこの時点から意外と素だったんですね、貴利矢さん。データ残らない親友の死を経験した人間として、考えとして頷けないところはない(ように見える)
お前なんで俺を殺した社長と手を組んでるの? は割と素でイヤミっぽく、実際反論しようがなくて困る。
『結構ベンリなんスよ、この土管』とでも返してやればよかったのか?!(よくない)
◆誰にも太刀打ちできない、完全無欠のガシャットを開発する!
社長の性格とモチベーションが分る一幕。
勝手に恨み、勝手にライバル視し、勝手に燃え上がり、勝手に復讐しにくる。
これに天才的頭脳がついてるんだからタチ悪いというか……やっぱ何も変わってないわ、この人。
良くも、悪くも。
◆俺に考えがある
説明しよう。
私に(いい)考えがある(I have a plan.)とは失敗フラグである
ちなみになぜIdeaでなくPlanかというと、Primeと韻を踏んでいるためである。
だからドーダコーダ言うわけではありませんが、お約束通りに作戦失敗です。
まぁ永夢と今更共闘しようぜ! ってのもムシのいい話よね、パラド君……最近の寂しそうな背中を見ていると頭撫でてやりたくなります(危)
リミッター外れてるけど、一途でいじらしい子なんですよ……最近のグラファイトさんとのコンビは、永夢と飛彩の鏡映しなんだなととみに思う。
グラファイトさんともども、何らかの形で生き残ってほしいとは思いますが……難しいかな。
◆救われる事なんて何もない
このケンカキックは間違いなく九条 貴利矢!
元々前提にしてたから当たり前なんですけど、レーザーはLv3ガシャットが凄く似合う。
素の時のデカ頭が重ね着でバランスよくなるんですよね……上半身の黄色部分が隠れて(ほぼ)モノトーンになるのもいい。
……撃たれる側は溜まったもんじゃないですけど。マキシマムすら怯むバ火力で、スナイプLv50が泣いてますよ……。
◆なーんか勘違いしてるようだけど、自分は自分だ
困った時のガードベント!
バグスターは不死身だから罪悪感な、し……二枚抜き、だと……?!
以前にも大我センセが強制ガードベント→まとめて爆殺とかしてましたし、火力過多のエグゼイド勢に肉壁は効果薄なようで。
しかし……ここから更にどんでん返しのケンカキック。
この期待の持たせ方がうまいというか、どこまでが素なのかわからなくなってきたぞ、貴利矢さん。
◆結局、お前は一人じゃ何にもできない
止めの一言、伏せられた耳打ち……それに対する永夢の答えは……
仮面ライダーエグゼイド 第34話
仮面ライダーエグゼイド 第34話「果たされしrebirth!」
平成ライダーでrebirthというと2曲ほど浮かびますけど、飛彩センセ的にはブレイドの方(というか橘さん)か。
死別より更に酷い……久々に特撮でぞっとする恐怖を味わわされましたよ、あのデータ小姫さんは。
◆君にもう一つやってもらいたい事がある
ブレイブを引き込むなり、更に次の一手。
まったく隙が無い政宗社長の経営戦略……実際、ちょっと油断すると即座にカウンターぶち込んでくる連中が揃ってるので当然ですが。
(分野は違えど達人同士の全力の殴り合いという様相は、凄い興奮しますけど。正直)
レーザー用のドライバーは何処から? の答え合わせ……まさかボッシュートとは。
同じ状況、同じレベルで背後からいったパラドクスLv50(バフつき)歯が立たなかったマキシマムがズバズバ切られる絵面は色々と戦慄。
この天才外科ゲーマーH、次回レベル100で襲ってくるんですよね……?
◆仮面ライダークロニクルのラスボス、ゲムデウスとは何者だ?
真面目な話してる横で何してるの!?
いや前回に続きかっこいい所も多いんですけど、グラファイトさん。
(特にゲムデウス培養の男気は泣いた……泣いたんですけど)
その直後に『俺はブレイブの記憶あるからな!』って言動は台無しだからやめようぜ!?
というか、こんな雑い扱いでいいのかラスボス……ですが、まぁここまで視聴してくれば納得というか。
要するにゲムデウス自体は
『クロノスにしか倒せない『全知全能の神』という設定のキャラ』
に過ぎないんですよね。
要はクロノスに倒されるためのキャラなので、それ自体のバグスターがいても現状何の役にも立たない。
ただ『クロノスと戦える』という一点では有用で……そういう点ではパラド君、目の付け所は悪くないんですが。
永夢もそうであるように、クリエイターとしての発想は社長(新黎斗)にまだ一歩及ばないか。
◆静かにしてくれ、開発に集中できないだろ……!
そこで変神社長(※超公式)の神戦略を見てみましょう。
Q.俺の作った最強のヒーローが敵に回った。勝てない。どうする?
A.もっと強い設定のキャラ作ればいいじゃん
この昭和臭溢れるインフレ感!
(永遠に不滅とか、名前に『新』ネタとか、もしかして中の人込みでショウワバグスター、なのか……?)
でもまぁ『新キャラ作って旧キャラ殴る』はシナリオとしては酷いけど、この人の基本戦略で、リアルファイトなら全く正しいわけで。
(ゲームの出来はいいけど、シナリオ部分で嫌われるタイプだな、社長……)
普通は実現困難なんですが……しれっと出来ちゃうのが変神の神たる由来というか。
永夢用のゲーマドライバーといい、何時の間にって開発速度で、この野郎!
(『とっくに直してた』というものの、大破した本体が手に入るのはCR加入後なので……片手間すぎる)
◆苦しんでいるのは、小姫も一緒だ……
社長のびっくりどっきり新発表は次回にさておき、今週はまだ政宗パパのターン。
一番苦しいのは飛彩先生、アナタじゃないのか? と言いたくなる……いや察しているから、永夢の言葉と行動なのか。
壊れたレコードと化した人間だったもの、それも最愛の……こんなもの直で見せられて、正気を保てる自信は自分にはないです。
直後に、偽りでも希望を見せつけられたら、ああもなりましょう……。
◆紹介しよう、私の左腕
仮面ライダーレーザー・ターボ
そして止めの一撃。
ゲムデウスの力を借りるのは悪くなかった。
しかしガシャットがゲンムコーポレーション製である以上、社長以外のレベル0は警戒すべきだった。
この仮面ライダーレーザーターボ。
一つ興味深い点ですがテレ朝公式のライダー一覧がレーザーと別枠なんですね。
スーツ的にも名残りは頭部(レベル5の流用)くらいなのですが、完全な別物扱いという。
頭部のアンバランスな不気味さ(流用なので当たり前だけど)といい、本当に貴利矢なのか? という怖さ。
もちろん、予告でははっきりと言っているんですが……あの小姫さんを先に出されると
貴利矢さんの形をした何かじゃないのか?
という恐怖が……次回、パートナーを救出……できるのか?
仮面ライダーエグゼイド 第33話
仮面ライダーエグゼイド 第33話「Company再編!」
びっくりするほどブラック企業。
銀河万丈のナレーションが大変よく似合う30分……1時間……1時間半全編(汗)
だからこそ市場で生きられる
企業は兄弟 企業は家族
嘘を言うな!
お前も、お前も、仮面ライダークロニクルのために死ね!
……やっぱり、IT土方は最低野郎なんだな、って(トラウマ)
◆完全に計算外だ…まさか私の父がクロノスの力を手に入れていたとは!
クロノス降臨の事態に社長、珍しく焦る……って理由聞いて納得。
なんだかんだ言いつつ、バグスターはゲムデウスまで含めて敵キャラなので何かしら弱点は用意していた。
しかしクロノスはプレイヤーが手に入れる、(想定としては恐らく)ライドプレイヤーの対ラスボス用最終形態。
ゲームクリアさせるための装備で、あらゆるキャラクターに優越する。
(敵対ライダーは既にパラド(パラドクス)がいますが、本来レベル50打ち止めだし、こっちはライバルキャラ枠? なのかな?)
そのスペック上のヤバさはネットでイヤになるほど語られてるので、端折りますが……個人的にぞっとしたのが
対人戦とかで使えないゲームクリア用・最終決戦専用のイベント形態が好き勝手暴れてるって状況なのね……。
◆君たちは我が社の大事な商品だ
と、いった直後の
君たちも絶版になるかどうかは、私の判断一つだ
……全てが全て、本音の本気くさいのが実にブラック経営者で吐き気がする。
このズレた狂気と使命感は親子通じるものがありますよね……死の恐怖におびえるパラドとの対比を見てると、感想で一度否定した
『罪も悪意もすべて人間の中にあったんだ』
という、進兄さんの言葉に頷きそうになってしまう。
……この状況で闘志100%むき出しのグラファイトさん、ちょっと見直しました。
唯の脳筋アホの子かもしれないけど、今週は過去一番、パラドの親友してましたわ。
◆仮面ライダークロニクルの運営のために協力してほしい、私の右腕として
右腕(ロボットアーム)
良い子の諸君、『右腕になってくれ』という口説き文句の裏はだいたいこんなものだ(トラウマその2)
天才外科医、ヘッドハンティングされる。
この辺、実に経営者しててやらしーというか……人材発掘の腕と人たらしぶりは社長に通じるものがあります。
データを人質に使えば永夢も、たぶん引き抜けますが……まぁ引き抜くならこの人ですよね。
- 最低20Lv確定のソルティをLv2でいなし、Lv5あれば30Lvを殺せる変態テク
- グラファイトさんLv99にも劣勢ながら打ちあえる。
- 今話まででクロノスに最も善戦した『ポーズを使わざるを得ない』相手
(ゾンビ社長は(作戦のうちとはいえ)ポーズ抜きで秒殺)
- もはやCRのまとめ役な交渉力。あのゾンビ社長さえ出し抜く演技力と胆力
天才ゲーマーはMだっけ……Hだったっけ……となりそうな、まさに人財。
初手で抑えないと危険すぎますわ、これ。
◆ふざけるな……ボタン一つで命をもてあそぶなんて!
新檀黎斗は今日も平常運航で笑い殺しにきてますが、政宗パパは笑えない……笑えるか、こんなもん!
どれだけ進化だレベルアップだ反乱だといっても、全て経営者の掌の上とは。
マスターガシャット一つで生殺与奪は思いのまま。今までの命懸けの戦い全てを茶番と化す、この外道っぷり。
それも平然と……自慢でも自虐でもなく当然の事と言い切ってしまう精神は、まさにイカれているとしか。
すごく心当たりがあって……ありすぎて、パラドに共感してしまう。
こういう人を見た時、怒りより先に恐怖が来るんですよ。
死とか暴力のではなくて『人の形をした何か』を理解できない恐怖が。
◆攻略する術は……あぁーっ!? その手があった!!
普段は会話すら噛み合わないのに、ゲームの話となるとパラドが嫉妬しそうなツーカーぶり。ヲタクあるあるである。
クロノスの能力はゲーム仕様上は絶対勝てないが、CRには使用を超えたチート(リプログラミング)とバグ(社長)がいる。
この二つをれっつら混ぜ混ぜ……割と最低だ、このヒーロー!?
命中即死のリプログラミングなら……までは予想通りでしたが、ポーズ攻略はまさに盲点。
『クロノスを攻撃可能』かつ『ポーズの効果範囲=ゲームエリア(≒戦場)外』
そんな都合のいい場所が……あったよ、バグルドライバーの中!
あの黎斗ウォッチが伏線とか誰が気づけるか! というか政宗パパも気づけなかったよ!
最終的に戦略(伏兵ブレイブ)で負けましたが、戦術レベルでは親父を超えましたよ、この息子。
二度目はないにしろ……本当にこの、ゲーム馬鹿(褒め言葉)どもは!
仮面ライダーエグゼイド 第32話
仮面ライダーエグゼイド 第32話「下されたJudgment!」
社長審査の結果、ときクラシリーズの続編は開発中止となりました
おのれゲンムコーポレーション!
◆お世話になりました
開幕初っ端、きな臭さしかないタイミングと姿の檀パパ釈放。
何がきな臭いって、同刻に社長経由でプロトガシャットの所在が衛生省と明らかになっているという事。
……そもそも檀パパの罪状もかなり怪しげだったんですが、ここまでの衛生省の仕事人ぶり、タイミングを考えるに最終的な黒幕はこのコンビ?
裏のお仕事でよく言われますが、刑務所は情報が洩れず、体制側が守ってくれる一番安全な避難地なんですよね。
ゼロディの件で逮捕されたというのは衛生省の保護。
檻の向こうでストーリー進行を見ていればよかったが、社長復活という予想外の事態。
当然社長経由でプロトガシャットをCRは狙うので、先手を打って……と、いうあたりでしょうか。
(私の予想は往々に外れるので、まぁ話半分ですがね!)
◆俺は超絶進化を遂げたナインティナイン!
そして今一度喰らえスナイプ!
これがレベル99のセンス……
敵も味方もレベルアップ、ルールブレイカー祭りで決戦空気の中、グラファイトさんは今日も癒し。
パラドも(主に社長のせいで)曇りがちな中、全力ノリノリでボスキャラしてる姿は好感度高いですよ、いえハイ(逃避)
ただまぁ話題的には……仮面ライドプレイヤー灰馬、ですよね。
ここ2年の芸人枠の変身がアレだっただけに、話聞いた時は結構心配でしたけど……よかった。
芸人の博多華丸ではなく、ちゃんと劇中の鏡 灰馬として変身して、戦ってくれて……叶わないけど、かっこいい親父していました。
飛彩の命名由来が『ヒーローの鑑』というのは、結構早くから言われてましたけど、その彼が『ドクターの鑑としてきた』というのは、最高の賛辞ではないでしょうか。
◆これ以上、この会社を思い通りにさせないよ。バグスター
振り返ってみると今週はかっこいい親父劇場だった気がします医。父の日にはまだ早いぞ!
この復帰した社長への社内の盛り上がり、一族経営っぽいですけどカリスマをしっかり感じさせます。
あと新旧社長対決の中でバグルドライバー2の謎についてもチョコっと。
Q.バグルドライバー2でバグスター勢吸って無力化できない?
A.これバグスター用なんで。人間が使うと死ぬよ?
販促アニメ・特撮の玩具は兵器(白目)安全装置食らいつけろバカ!
社長が吸い込めたのは人間かつバグスターだったからなのか……けっこう偶然の産物だったのね。
(でもこの理屈だとパラドもいけそう?)
◆ゲムデウスを攻略することは、不可能だ!
※いつものドヤ顔で解説する社長
……まぁ気持ちはわかるけど、うん。
理論上可能ならプレイヤー共が勝手に攻略考えるだろ的な、うむ。
(実際に社長みたいなこと繰り返してる神を思い出しつつ。
そういや無限復活をごり押し攻略もされてたね……)
さてバレ情報ではラスボスかと思われた仮面ライダークロノスですが、彼すらも実はまだラス前。
ゲムデウス、バグスターたちも詳しくない彼らの頂点。ここにきてようやっとゴールが見えてきたわけですが……。
◆諸君、このゲームは無効だ
実のところ詰み感のあった新社長ことラヴリカ様。
社長(土管)アタックでルール潰しつつ、リプログラミングで強制クリアとか、現実にやったらブーイング待ったなしのチートコラボされたら、うん。
グラファイトさんは99Lvの割にあんまし役に立たないし!
(なんでスナイプLv50とバチバチしてるの、このバグスター……パラドさんは瞬殺2タテだったぞ、おい)
そういうわけで……実際これがこなければ結構やばかった気がします、バグスター陣営。
(脚本の都合じゃなく、ガチで天敵が弱体化かましてくるので仕方ないんですけど。おのれゾンビ社長(新))
介入は必然かつ適切……遂に正体を明かした前社長、檀 政宗。
時間停止と時計の演出は定番ですが……決まりすぎです。
まさに『この親にして、この子あり』
◆聞き分けのない子は、嫌いだ
仮面ライダークロノスの能力は『世界を支配する』能力としれッ!
PAUSE(時よ止まれ!)
ば、バカなッ いきなり吹っ飛んでいる……花京院ーッ!?
……あ、作品間違えた(故意犯)
しかしまさにこれ、本当にこれ。
特撮でやるとこうなるのか……って演出、まざまざ見せつけられました。
しかもこのPAUSE、唯のポーズではなく……俗にエミュと言われるアングラなアレについてくる機能に近い。つまりチート。
ただしい状態で撃破されなかったキャラクターに、コンティニューは働かない。つまり
尼ケ崎 恋=ラヴリカは死んだ
この攻撃はもちろん、社長すらコンティニューを封じて殺せるということなんですが……皮肉にも、というか。
劇中二人(バグスター)目にして、最初の犠牲者……バカモンと同じ、社長の不興を買ったという殺害動機。
それを目の前で見せつけられるかつての加害者=社長という構図。
前話で永夢に贖罪の機会を与えられただけ』と言われた社長。どうせこの人は蛙の面に水だろうなー……と、思ってましたよ。
ですが……どうやらエグゼイドという作品、そこまで社長に甘くなさそうです。
仮面ライダーエグゼイド 第31話
仮面ライダーエグゼイド 第31話「禁断のContinue!?」
超エキサイティング社長劇場
復活一話で因縁も強さも全部持っていかれたパラドぇ……
◆檀黎斗という名前はもう捨てた! 今の私は新・檀黎斗だ!
ゲンム社長は話題の為ならパクりも辞さないクソ神運営。平成ジェネレーション見た人は知ってるね!
死んだ後もやりたい放題というか、殺せないぶん更にタチが悪くなっているバグ社長。
バグスターの身体も悪くないとか、死んでもデータはとってるからダイジョウブイとか、今まで以上にマッド要素マシマシです。
面白くないのは……面白い人がいるわけないですね、少なくともCRの面々は。
社長の人間関係には『被害者』『これから被害者になる人』しか存在しない。
唯一人の例外を除いて。
◆永夢ぅー、決着つk……またお前か!?
マジでこんな扱いで泣けてくるパラド君。
人間がSNSやMMOゲームやめたくなる時みたいな……心中、お察しします。
社長は社長でやる気満々で向かってくるし、相変わらず弱いし……弱いのにクソ厄介なのが、真面目に死合してるパラド君からしたら、たまったもんじゃないです。
ゲンムLv0のウィイルス抑制は距離で強化され、接触するとLvドレインになる
レベルが高けりゃ強いんだ! と、努力するプレイヤーをあざ笑うように、新ルールを持ち込むクソ運営っぷり。
これができるからゲームマスター最強なんだよ、チクショウ(体験談)
勿論、殺しても復活する
残機は一応あるようですが(99は社長なら実質有限なので無問題)
……なんだ、その土管は。今度は任天堂法務部に腹パンされるぞ、バグ社長。
(そもそもマ○オジャンプの時点で大概だった)
◆思い出したの、私が感染してた宿主の記憶
それは社長=檀 黎斗のお母さん。
なぜ、そこまでしながらガシャット開発を……からの
失いたくなかったのさァ! 私の神の才能を!!
鬼! 悪魔!! クソ運営!!!
由緒正しくマッドサイエンティストの系譜です。
隠し事(でき)なくなってから社長、テンションマックス大変身で現状楽しんでますよね。
クリエイターとしては間違いなく天才ですし、こんだけ明け透け言い放って殴りあえる友人っていなかったのかも。
前述の通り、この人の関係相関は被害者と加害者で埋まるので、あまり気に入られても迷惑極まりないのですが。
少なくとも母親……そしてポッピーへの想いは本音の様子。
その本音を背負いつつ、あんなことや、こんなことをできちゃうのが社長という怪人(物)。うん、知ってた。
◆こんな人と協力できない
当然まぁ、こうなる。
が、そこで主人公の永夢が『パラドは僕一人で攻略します!』と、言い出す前から『パラドころーす!!』
って、突っ込んでいくアクティヴさ。最高に(ウザい)社長です。
でも真面目な話……劇中でも割と中立視点で描写されてて感心しましたけど、発明と開発の歴史において社長の考え方は割と大事。
『一つしかない大事なもの(この場合、人の生命)だから絶対守らなきゃ』
と、いう世間的な良識に対し
『二つに増やしちゃいかんのか?』
と言い出せる発想の転換。
バックアップという考えは勿論、その中におけるRAID(複数のハードディスクにデータを分散・重複保存して損傷耐性を高める)、ホットスペア(同一構成・データの機器を用意しておき、損傷時に即時切替)……
生命に置き換えると狂気なんですけど、それをやってしまえるのが社長という天才。
前エピソードで『社長は永夢に勝てない』という話を述べましたが、逆もしかりで『社長の考えは永夢にはできない』でもあるのね、と……ちょっと評価がレベルアップ。
永夢とパラドの99Lvはルールの中の強さですが、社長の強さはルールを作り、変える強さ。
作さんや永夢(≠M)にも素質の片鱗はあるが、一から作ったのはやはり社長だけ。
……公式テロップの神認定、割と的確でしたわ。
◆これでも、少しは感謝してる
だがしかしポパピプペナルティ(愛のクリティカルストライク)
……躾だ、コレ。
まぁ、この状況でパラドを殴ると思ったのはCRの面々(とパラドくん本人)だけじゃないだろうか。
ポッピーのスペックでクリティカルぶち込まれたら、普通にゲームオーバー待ったなしの火力なんですが
『対象への好感度が低いほど火力アップ』
という設定が……こういう形で生かすとは、目から鱗。
社長の根本的な罪は『他人の心が理解できない』なんだろうなー……って。
幼い頃から天才で、親父はアレ(失礼)、母親は幼い頃から入院しがち……って境遇はよく考えなくても歪みますよね。
(歪んだ結果、天才的頭脳に磨きがかかる……というのはマッドサイエンティストのお約束でもある)
この瞬間、ポッピーが叱って、危機を目の前にするまで、社長の情操は『檀黎斗くんX歳』で止まったままだったのかもしれません。
……ここまで突き抜けちゃうと絶対性根は変わらないでしょうし、変わらず突っ走ってほしいですけど。