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仮面ライダービルド 第31話「ほとばしれマグマ!」
最後の希望×ドラゴン ベストマッチ!
……ってウィザードネタが洒落にならなくなってしまった。
(何気に登場話数も同じ31話)
遂に完成したか、って言い回しが完全に白い魔法使いじゃないか!
一部でバレ情報から予想が飛び交う『龍我ラスボス化』が現実味を帯びてきた気がして怖い。
◆お前の成長がスタークの目的だった
とりあえず場所と予算が一杯一杯だから場所移動すんぞ!(禁句)って感じで、エグゼイド以来のステージチェンジ。
(そういえば戦兎君は平成ジェネレーションズでも未見でしたね、ステージセレクト……)
遅参で加勢するのは(恐らく)説教部屋から出動のローグ@げんと君。
となると黙っているわけにはいかないのがクローズ@龍我ですが……善戦するも精神攻撃負け。
ここでタンクタンクでブロスズ瞬殺(……)した戦兎君がラビットラビットに戻るのが割と芸コマ。
バスターブレード使うため……でなくて、聞き耳立てたんですね、これ。
(曲りなりに代表選で見切られている以上、戦力的に戻る意味は薄い……はず)
◆やつらはその力で世界を支配しようとしている。やつらが開ける前に奪え
あと御堂正邦は難波重三郎だ
16話四ヶ月かけてのスタークへの嫌がらせ返し来たな……いや難波会長は関係ないけどさ!
多くを語らないのは自爆装置搭載だったとは……そして本当にしれっと、ようやっと聞けた玄徳のパンドラボックスへの本音『抑止力』
少々能力が難だったり、タカ派だったり、葛城大好きマンだったり問題は多々あるけど彼も悪人ではない。
逆に言うと、悪人ではないけど問題は多々あるのが……和解はよくて第三軍、悪ければ死に際でしょうね。
スタークの命令と言え、香澄さんの下手人であることに変わりはないし。
(言われることの多い檀黎斗神もOVAできっちり解脱なされたし……)
◆地球外生命体……異星人の遺伝子
ザッピングを繰り返す龍我誕生をまとめると……待て。待て待て。
赤子の頃に感染して二ヶ月ほどで出産して(略)って、それ千翼ルォ!?
千翼逃げルォ! と叫んだ俺が千翼に転生してた件
まぁ千翼に限らずアルファ(人間が未知の細胞で変化した存在)、オメガ(一般家庭と見せかけて監視対象)全部混ぜって感じもありますけど、まぁだいたいアマゾンズ。
紗羽さんの想像図ですが、パンドラボックスから流れ出て胎内の龍我に……って構図は成程、最後の希望。
(もちろん、それ以外にもまだ何か入ってはいるんでしょうけど)
今話までの言動から推測するに、クローンというか予備素体の類なんでしょうね、龍我。
エボルトが肉体を失った時の保険として仕掛けたブービートラップのようなものというか……平成ウルトラマンでもそんな話ありましたっけ。
◆また大切なものを見殺しにするんだな
ドラゴン(ゼリー)を失い、強敵に歯が立たず、瀕死の仲間を前に絶望しそうになるも諦めず、涙が呼ぶ復活と奇跡の新フォーム……これは最後の希望(魔法使い)ですわ。間違いない。
冗談は置いておいて、戦兎君を掴むスタークの見返り顔が、心なし優しく見えた私はまた多分クルクル騙されていると思います。
でもこの台詞は石動マスターでいいですよね。親の顔より見た万丈構文の、厳しくも現実を直視させて発破をかける感覚。
俺のマグマが、迸る!
クラックボトルで個体相まで到達したのでどうくるか……からの、マグマ。そう来たか(駄洒落じゃなくて)
相としては液体(ゲル)だが、マントルなど高圧下では個体としてふるまうという液体・個体をまたぐ特異性、また『火』星に繋がる火属性という絡みもバッチリ。
性能は……クローズチャージ時点でハザード超え疑惑があった龍我くん、最低保証性能でハザード超えました。
この性能から『※上記は初期値であり、変身者のハザードレベルに応じて変動する』の一文がつくのが恐ろしすぎる。
能力解説の『跡形もなく爆散し、後には陽炎だけが残る』が割と洒落になってないワンパンっぷり。
(過去2形態の前科があるので心配なのは今後ですが……)
これのボルカニックフィニッシュ! で、変身解除せず耐えたスタークも大概ですが、これまでで一番ダメージ与えたのも間違いないんじゃないでしょうか。
(オクトパスライトやスパークリング、ハザードなど一矢は報いてますが『倒れて立ち上がれない』はなかったはず)
◆ようやく器が完成したか……あとは究極のドライバーさえ見つければ
ここまできてようやく完成という、スターク=エボルトの理想は高いな!
『究極のドライバー』は玩具バレの出てるアレとして、ここでちょっと気になったのが『見つければ』という言い回し。
ここまでビルドの本体=オーパーツはフルボトル側で、ドライバーは戦兎君(葛城巧ィ!)や内海さんが製造した……その気になれば大量生産可能な量産品だったのですが、『見つかれば』とは?
この言い回しだと、今の地球で製造できるものでなく、何処かに既に存在しているのをエボルトは知っている?
『取り出せば』でもないので、パンドラボックスの中身というわけでもなさそうですが……。
仮面ライダービルド 第30話「パンドラボックスの真実」
冗談半分で言われてた
『2話で龍我の生い立ちを聞いとけば終了だったんじゃね?』
が、割と核心ついていた件。
あと気づくの今更ですが、現状の東都最強がクローズチャージ=龍我という驚愕。
そうよね……ハザートトリガー【ヤバーイ!】もなしで、ちょい気合入れるだけでハザードレベル爆上げって狂ってるよね……。
◆面白くなってきた……これから真の戦いが始まる
開幕2分でクローズチャージ終了のお知らせ。
ば、バカな……呆気なさすぎる!? とJOJOめいてしまいたくなる、おそるべし地球外パワー。
わざわざスタークを変身解除させ、笑みを見せた演出的にこれも『計画通り』って感じでしたが、何処まで狙ったものなのか。
次回予告では『万丈のハザードレベルを高めるため』と言われてますが……スクラッシュドライバーではこれ以上は無理ということなのか?
◆パンドラボックスが火星を滅ぼした。エボルトの手によって
瞬間移動で撤退したnascitaで、美空 in the ベルナージュが明かす衝撃の真実。
ダッ違うッ!
仕切り直すと火星の滅亡、石動マスターの正体≒エボルトは実に予想通り。
(ベルナージュと違い、エボルトが未だ健在なのは憑依の差?)
が、ここに来て
クローズ変身をピークに成績不振な印象だった龍我ですが、冷静に振り返ると洒落にならない。
- 伝説の始まり、生身ドラゴンボトルでスマッシュ撃破
- 北都代表選、ハザードフォームのビルドを真っ向勝負で撃破、変身解除
- データ分析済、レベル負けと言われたリモコンブロスに正面から殴り勝つ
- 記憶に新しい西都代表戦、対ヘルブロス戦の大番狂わせ
特に最後のヘルブロス、前話で再戦した時はグリス+ラビットラビットで何とかという強敵。
これにタイマンで殴り勝ったという事は……クローズチャージ、主人公の最新フォーム+最新武器より強い?
なんなの、この財団Bの怨敵……。
◆火星の王妃? そんなもの見ずに信じろと?
一方の西都、というか難波陣営。
火星の王妃出現に対する会長の反応は割と世間常識の範疇……三都首相よりはパンドラボックスの核心に近そうでしたが、背景知識はそう知らない様子。
これは近々、スターク被害者の会に一名追加ですかね……そうなると気になるのは内海くん。
ここまでの様子で非人道行為を嫌悪しながらも、諦観的に流されている……よく言って忠臣、悪く言えば奴隷根性という様相。
ちょくちょくスタークの指示で動いているとはいえ『難波の命を受けたスタークの指示』ゆえでしょうし。
◆《東都政府はビルドに対し、国家反逆罪を適用しました》
さて、主人公がどちらかわからなくなりそうな戦兎君。
(ビルドにおいては狙ってでしょうけど……相棒的な能力の主役、主役的な能力の相棒)
ですが、戦兎君にあって龍我にないのは頭脳だけでなく、この判断力と決断力だと思います。
西都の侵攻は続くものの、公的な立場で自分が出来ることは何もない……それなら、政府に残る必要もない。
これが前話で首相と話していた『考え』、あの意味深な1ダルク札は退職金か、反逆罪の名目作りか。
北都戦争編で長らくご無沙汰だったマシンビルダー、やっと意図がわかりましたよ。
政府とのかかわりを断った事で今、戦兎君は『東都の兵器ビルド』から、『仮面ライダービルド』に戻ったって事なんですね……。
エグイゼイドやドライブのような体制所属ライダーも嫌いじゃないですけど、ビルドに限ってはこのフリーランスの距離がいい。
◆首相命令なんだよ、ビルドの奪ったパンドラボックスを取り戻してこいってな
そして、ここにきて氷室パパの笑顔である。
そういう狸っぷりを普段から見せてくださいよ、というのは野暮というものか。
一海ちゃんグリスに、龍我久々の素クローズ! 何が解決したというわけでもないのですけど、心なしか生き生きとハードガーディアンをぶっ潰していく姿に戦争編の閉塞感が少し晴れた気がします。
……余談ですが『合体ハードガーディアン弱くない?』と思ったあなた、正解。
テレ朝公式曰く
『総合性能は従来型のガーディアン(合体状態)の1.5倍』
ライダーは従来型合体ガーディアン一体を十分撃破でき、ハードガーディアンはそのライダーシステムと互角(1ライダー)
で、そのハードガーディアン数十体が合体した形態が従来型(1ライダー)の1.5倍……あ、あれ?
◆オレが使うために持ってきたけど、お前に貸してやるよ
仮面ライダービルド 第29話「開幕のベルが鳴る」
はっぴばーすでぃ・とぅゆー♪
はっぴばーすでぃ・とぅゆー♪
はっぴばーすでぃ・でぃあ……パンドラタワー♪
まだ30話というのに終末始まっちまった感がすごい。
そういえば人面石と並び、火星の謎の塔は宇宙オカルトの定番でしたっけ。
◆これでパンドラタワーの完成にまた一歩近づく
代表選の公約ブッチどころではなかった西都陣営……パンドラボックスとパネルさえあれば、ボトルは一部だけでもよかったとは。
中途半端で事を起こしたのは戦兎君を降りさせないため、という部分がたぶんに大きそうですが『スカイウォールを動かせる』という事実は西都の圧倒的アドバンテージ。
前にもカシラが語ってましたが、スカイウォールは近代戦を妨げる防壁でもあるわけで……それが西都だけ崩せるとなると、もう国家規模では太刀打ちできません。
◆西都は敗北などしていない
公約に関しては……西都きたねぇというより氷室首相やっちまったなぁ、って感想。
よい子の諸君、二国間の取り決めごとで第三国が呼ばれるのは、こういう事例を防ぐためだ。政治の世界は汚いな!
まぁ、西都というか中身は難波重工なので、どうあがいても避けられない結果ですけど……御堂さんと言い、ディストピア世界の割にお人好しが多いんですよね。ビルド世界。
スカイウォール誕生の際に国会壊滅で人員枯渇とかあったんでしょうか。
◆戦争を終わらせる方法を考えないと……
ここに来て降りるというカシラ……いつのまにか仲間みたいになってましたけど、代表選時点はまだ呉越同舟でしたね。そういえば。
ライダーが戦わないでどうすんだよ!? という視聴者を代理してくれる龍我くんですが、皮肉にも理想主義っぽい戦兎君が一番現実を見ていた、という。
神とか神とか一部特例を除き、仮面ライダーはあくまで個人。よくて戦術兵器。
国家間の戦争にはあまりにも無力、かつ前述の通り真っ向勝負で東都が勝つ術は皆無に等しい。
お花畑の理想主義に見えて、戦うならこの手……広報戦しかない。
これすら通信を切られたり、美空の権威を失墜させるあの手この手を取られたらアウトで、薄氷の一手ではあるのですが……本当にこれしか手がない。
◆お前を止めに来た
今週も戦績は振るわなかったけど(酷)名アシストに定評がある男、万丈 龍我。
東西代表選あたりから、一海ちゃんともスクラッシュ仲間の縁で打ち解けてきました。
(龍我は恋人、一海ちゃんは部下家族と、双方大事な人を失っている点も大きい?)
美空の選んだ戦いにファンだからな! と、一肌脱いでくれるやせ我慢の姿は一海ちゃんらしいというか、おとやん思い出します。
が、ちょうど都合よくやってきたスタークは……まだ何か盗聴器とか仕込みがあるわけじゃないですよね……?
仮面ライダービルド 第28話「天才がタンクでやってくる」
戦車でなく「タンク」なのは例の新フォームのこと+原典のオマージュ。
この頃から漢字に横文字ルビってあったのね……と、知った時はちょっとした感動が。
ちなみに原典はWikipedia二もある通り「馬鹿○○」というシリーズもの。
バレ情報では最終フォームが……なので、もしかして、もしかする?
◆相手のベルトにラビットラビットフォームのデータがインプットされた
データがあっても勝 て ぬとか、解析不能(爆発)とか、平然とやらかしてくる伏魔殿のライダー界において『データがあれば対抗できる』というローグ@玄徳、何気にすごいのかもしれない。
逆転の一打は神の顔ほど見慣れたダイヤモンド……そういえば奪われてましたね。
販促補正最大期間のフルボトルバスター弾くとか……ウィザードフォーム用ボトルだし、と言われると納得できてしまうのが悔しい。
◆やっぱり紗羽さんも難波チルドレンだったんだね
調子が戻ったところで言いたい放題抜かしてくれるげんとくん。一個人の戦兎君に八つ当たりする話じゃないでしょと突っ込んだものの……オチから振り返ると可哀相な人以外の何物でもなかった(涙)
- 紗羽さんは予想通り難波チルドレン……だが、裏切りものではない
- ドラゴンボトルの盗聴器は秘書官の人の仕業(たしかに言われてみると龍我が常に携帯してるわけで……仕込めるチャンスは回収したあの時、政府の人間しかない)
- 情報を渡したのは鍋島が狙われたため(しれっと準レギュラー化してる鍋島一家ぇ……)
- なお、拘束現場にはカシラが到着した模様
(ヘルブロス兄弟が足止めしてローグだったのに対し、戦兎君&龍我が時間稼ぎして一海ちゃんという)
実のところ、内海くん指摘してないけどラビットラビットすら舐めプ状態だったという……。
(公式スペックにある通り、ラビットラビットは本来バスターブレードと対になるフォーム。また必殺技発動中は音速戦闘できるらしいので……)
葛城巧への熱い
いや一応聞いてはいたようで、きっちり倍返ししてくれましたけど。
生前の葛城はどう思ってたんでしょうね、玄徳のこと。戦兎君ほどでないにしろ、やっぱりすれ違いの一方通行な気がしてならない。
◆さぁ、実験を始めようか
と、いうわけで本命、出番です。
仮面ライダービルド 第27話「逆襲のヒーロー」
どう負けるか、という話からの万丈驚異の粘りはいい感じで意表ついてくれました。
残すは不安極まる内通者という爆弾処理……なんとか、そろそろ、あとくされなく完勝してほしいものですが。
◆こんな隠し玉を用意していたとは、難波会長も趣味が悪い
デッドコピーとはいえ"あの"ムテキと殴り合えたバイカイザーベースというヤバすぎる実績のヘルブロス。
(実際スペックは結構高く、廃人仕様なエグゼイド勢にも食らいつけるレベル)
もはやアバンからお通夜状態の万丈、ですが……蓋を開けてみれば、予想外も予想外。
まさかAパートいっぱい粘って、Bパートでは完全に優勢とか、新装備登場回の扱いじゃない。
クローズチャージの基本スペックは、ヘルブロスの2~3割落ち…ここから押し返したって事は、ハザードレベル効果で倍以上になっている?
逆境になるほど強くなる2号ライダー、某橘さん(0M0 めいてきた感あります……恐るべし、万丈龍我。
◆私も負けるわけにはいきません。弟の命がかかっているのでね
視聴者もバンダイも焦りそうな展開からの最終兵器・精神攻撃。
前作から見てくれば大体予想つきますが(SE:神の馬鹿笑い)ここで『お前らなんか知るかよ!』って言っちゃったらヒーロー失格ですよね……本当にズルい。
結果としては、自分の甘さを受け入れた万丈の株をさらに上げた『最高』の負けですが、こういう手を使う輩には何かしら報いがあって欲しいと思ってしまう……ゲスい発想とは自覚してますが。
◆余計なことはするなよ。お前は私から逃れられない
今週のもう一つの爆弾処理……カシラに何か頼んだのが吉と出るか凶と出るか、ダブルどころかトリプルスパイだった紗羽さん。
戦兎君たちも薄々察してはいたようですし、難波チルドレンであることと同時に何か握られている様子だったのが突破口になるのか。
ともあれデータは渡ってしまった。それが本物か、役に立つかどうか……今週は勝ち越して追われたものの、油断できません。
◆葛城はそうは思っていなかったぞ
不安増す中の本命ビルドVSローグ。
マスターの時もそうでしたが、リスク関係なく切り札は出し惜しみする(悪)癖がある戦兎君。初手スパークリングは割と予想外でした。
まぁ、葛城葛城うるさい玄徳への当てつけもあったんですかね……飛影はそんなこと言わない! みたいになっている。
スパークリングが戦兎、ハザードが葛城の究極系なら、それを合わせて最強というのはわからなくもない。
仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザーエンディング/3
仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング
第三弾『仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー』感想
少々お待たせしましたが。見終わりました。
ウルトラマン、ライダー、ドラえもんと重なればこうもなるか……という納得の満員具合
これが同時に見れる今ってけっこう凄いのかも。
総括(ネタバレなし感想)
先に見た人の多くから『神話だった』と聞きましたが……納得。
神話です。それ以上にいいようがない。
堕ちた神がいて、英雄がいて、神の父がいて、英雄は父神から力を託され、神を殺し、世界を守る。
箇条書きマジックと笑いたくば笑え。
TV版エグゼイドに始まり、本作までリアルタイムで視聴できたのは、自分の中で大きな経験だったと思います。
演出面で見ても、まさに本作は三部作のド本命だったんじゃないでしょうか。
ブレイブ&スナイプ、パラドクスと演出面の不安の話が続きましたが、本作の画面は一番ゲームしていました。
エナジーアイテムもないし、ゲーム風キャラでもないのですけど……TPSっぽいといえばいいのか。
物凄く実験的なカメラワークで、ゲームっぽさを際立たせてます。
あともう一つライダーゲージ。
本編中だと全快、半分、瀕死~ゼロくらいしか仕事していなかったコイツが、すごい細かく仕事します。
まさにVシネのスケジュールだからできたって芸コマ。スタッフの皆様に頭が下がる思いです。
首都圏を襲う檀黎斗神のゲーム『ゾンビクロニクル』
大量増殖したゲンム・ゾンビゲーマーを一体倒すごとに消滅者一人を復活させるという檀黎斗神だが、不死身のゲンムはバグスター感染者を増加させていく。
仮面ライダーゲンムを倒し、感染した人々、消滅患者を救え。
【勝利条件】
1.仮面ライダーゲンム・ゾンビゲーマーの全滅
2.仮面ライダーゲンム/檀黎斗の撃破
【敗北条件】
1.仮面ライダーレーザー/九条貴利矢の撃破
唯一有効だったムテキは使用不能。
敵は最強の味方、檀黎斗神。
ゾンビゲーマーは無敵特性が復活しており、ボスの檀黎斗神はムテキを含めたと全ガシャットの能力を有する……
この無理ゲー感、ブレイブ&スナイプとは違う方向でエクストラステージという雰囲気が素晴らしい。
※以下はネタバレ感想にて。視聴済の方はスクロールして閲覧ください。
仮面ライダービルド 第26話「裏切りのデスマッチ」
実質1/3くらいは総集編。
やっぱり1年4クールのタイムラインは難しいのか……同じ話題の繰り返しとか、ちょこちょこ不安になる尺稼ぎ感。
いやまだ半年ですし、ここから溜めた分が一気に来るのかもしれませんけど……。
◆なんで勝手に変身解除に……!?
絶体絶命からの『そのとき、不思議な事が起こった』
美空の腕輪がパンドラボックスに関係したものとして、これができたという事はボックスの制御装置、管理システム(あるいはその一部、コントローラ)というのが有力?
まぁ、状況はよくならないどころか『最悪は免れた』に過ぎないのですが……これで新たな一手が開かれたか?
◆遂にパンドラボックスが西都のものに!
御堂首相……ちょっと後ろの会長見た方がいいですよ。
難波会長の黒い笑いで、お釈迦様の掌の上って感じが酷い。
アイテムは奪った、戦力は上回った……からの西都からの代表選の提案。楽に勝つため、という意味では氷室パパより『あり』な選択肢ではありますが、視聴者としては二番煎じ感は否めないのが辛い。
戦場シーンはお金かかるし、取れるロケーションも限られているんでしょうけど……うーん。
◆オーバーフロー状態でも自我を保てる装置を作る
というわけで……さぁ、総集編を始めようか。
回想は清々しいまでの尺稼ぎではあるんですが、出てきた情報はそこそこ多め。
- ハザード暴走前からオーバーフローを使わないのは、オーバーフロー使用で暴走確定のため
- ラビットタンクのベストマッチは(まだ不明だが)意味がある
- クローズドラゴンはボトルの成分を倍加させるブースター
特に最後……そんなにすごい者だったのか、アレ。
(じゃあクローズドラゴンで2本装着できれば4倍……と、ならないのは機能の小型化の限界か)
クローズも次の情報が出始めてますが、ビルドドライバーに戻るようなのでそちらの伏線になるんでしょうか。
◆さぁ、実験を始めようか?
一海ちゃん、墓参りに行く……だけではすまなかった。
戦兎くんの特訓同様、スクラッシュ同士で殴り合えばハザードレベルあげられるよね、という案は龍我にしてはよく考えたのですが、そこから……今度はそこですか、盗聴器。
◆被害者に滝川はなかった
やっぱりあんたですか、紗羽さん。
この天丼感……まぁ、今回は戦兎君も皆も気づいている感があり、次回の逆転に繋がりそうではありますが。
それはさておき、代表選を前に完成した例のアレ、フルフルボトル。
原理としては単純で、同種のボトルを組み合わせればベストマッチを超える力が生まれる。
ただし、トライアル以上に制御は最悪……だから専用の制御用フルボトルにする、と。
一つにまとめられているのは、普段はラビット×2:タンク×2のベストマッチ状態にすることで安定化させておくため?
まぁ答え合わせは次回ですが……
◆わかるわけねぇだろう! 命を、大事にしないヤツの気持ちなぞ!
代表選一戦目……龍我との修行があっても、1対1だと追い込まれる一海ちゃんの補正切れ感が辛い。
(逆に気合入れるだけで圧倒的できた龍我の才能って一体……)
もっとも、この人の強さは追い詰められてからの爆発力……懸けた命の数と重さ、龍我から借りた言葉通り『負ける気がしねぇ』
辛勝ではありますが、久しぶりに決まったスクラップフィニッシュ、久しぶりの完勝でした。
◆……うそーん
お前が地獄を味わわないのは自由だが、代わりに誰が味わうと思う?
テンプレネタがここまではまるシチュエーション……しかも変わってくれる人がいないじゃないか!
そういえばヘルブロスこないなーって思いましたよ……かませ確定だからってギャグに全振りしやがって!
龍我……せめてアバンまでは元気でね……(敬礼)
仮面ライダービルド 第25話「アイドル覚醒」
この重い展開の中、このタイトルである。
間違っちゃないけど。間違っちゃないけどさぁ!?
後手後手に回るのはヒーローの常とはいえ、ちょっと逆転までの間が辛くなってきた今日この頃。
エグゼイドと違って戦場レベルでの勝ちすら拾えないというのは……。
◆エボルト
ローグ 瞬・殺
みーたんすげぇ……(カシラ並の感想)
大惨事待ったなしかと思っていただけに、若干困惑というか、まだ味方で安堵したというか。
スカイウォールを直で操れるほど近しい力というのは正直予想外でした。
(これがOPの謎の数式と繋がっている?)
謎が謎呼び、更に増える謎『エボルト』という単語。
漏れ聞こえてくる玩具バレ情報にエボル○○というのはありましたが……これだけだと、人の名前なのか、システムか、何なのやら。
◆聞いてみるしかないか
何となく予想はしていて、やっぱりというか。
もう当たり前に受け入れつつありますが、電話一本でホイホイ会える黒幕ってなかなかすごいと思う、石動さん。
まぁ会って聞いても、何処まで信じていいのか……いや信ぴょう性はいいとして(この人、嘘はつかないんですよね……)、話したことが全てなのかって疑心暗鬼が増えるだけなんですが。
現状でわかったのは、美空の腕輪(バングル)がパンドラボックスと同じルーツということ、スカイウォール事件と同時に嵌って取れなくなったこと。
これに加え、美空を調べてわかった夢……火星文明の存在と滅亡、それにパンドラボックスと腕輪が深くかかわっている事。
結局、謎は解けずに謎ばかり……。
◆俺は一度負けた相手は研究するタチでね
ただ収穫がなかったわけでもなく……現状での最重要情報。内通者、難波チルドレンの存在。
マスターから教えられた情報というのが限りなく怪しいわけですが、いるとわかって対処しない訳にもいかない。
作戦としては複数の偽情報をバラまいて経路を分析という、割と古典的なものですが……あっさりひっかかりましたね、ヘルブロス。
ヘルブロス、二戦目(バイカイザーから数えれば三戦目)となれば割とこなせる相手。
この二人が東・北のスマッシュ相当という予想はだいたい当たりのようで……初見殺しの応酬がビルドはほんと怖い。
一方で戦兎君が必死に頭使う中、気合いれるだけでハザードレベル上げてくスクラッシュ組……ハザードトリガーとは……ウゴゴゴ。
◆大義のための犠牲となれ
してやったようで、結局一枚上をいかれる……芸術的な死亡フラグ建築しやがって……赤羽……。
遂に一人に、しかも彼の命を懸けた死闘あっても、パンドラボックスを守れなかったという事実がさらに気分を重くしてくれます。
唯一朗報だったのは、暴走ハザードならローグにも一定以上に有効という事、ですが……
自我を失った貴様に勝ち目はない
ここにきて露呈する致命的欠陥……的確に動いているように見えた暴走ハザード、実態はルーチンの単純化に過ぎなかった……。
- オーバーフロー前の場合、オーバーフローを起動
- 攻撃射程内で動くものが場合、最も近いものに攻撃
- 視界内に動くものがある場合、最も近いものに接近
- 視界内に動くものがない場合、有毒ガス(黒霧)で範囲攻撃(予想)
今のところ4番は予想の範囲ですが、今回までの立ち回りをみるに多分この程度だと思います……。
スペックの暴力で勝てるうちはいいのですが、互角以上になると単調な動きが足を引っ張ってしまう。
禁断のアイテムと言われるのは暴走以上に、この問題もあったのか……やはり葛城の力ではスタークたち先人には追いつけない。
そこで制御装置を開発するという方向性にいくのは正しい科学者の姿勢ですが、目下の問題は……みーたん逃げてー!?
仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザーエンディング/2
仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング
第二弾『仮面ライダーパラドクスwithポッピー』感想
身辺(お仕事)がバタバタしてましたが、なんとか先行視聴。
時間帯もあるのかもしれませんけど、ブレイブ&スナイプより子供連れが気持ち増えたような?
パラド人気は勿論、ブレイブ&スナイプよりわかりやすくゲーム要素を押してきたのもあるんですかね。
(ブレイブ&スナイプは見るからに大人向けで新キャラやアイテムもなしでしたし)
総括(ネタバレなし感想)
『何気ない××が○○の心を傷つけた』のパーフェクトクリティカルコンボ
エグゼイドの人々はキレキャラ少ないように見えて、わかり辛い所で静かにキレるから怖い……含む、檀黎斗神。閑話休題。
いや本当、視聴終わってみると『お前、アレでスイッチはいったのか』っていうのが至る所に仕込まれてて、エンドロール中に変な笑いが。
本筋としては……至る所にどんでん返しが仕込まれてて、ブレイブ&スナイプに比べてネタバレ抜きだと凄く話しづらい、よく言って濃い一作。
先にゲーム要素押しっぽい、と述べましたが、実のところ一番ゲームらしくはない話になりそう。
強いて前回のゲームシナリオ風にまとめるなら……
バグスター育成ゲーム『バグスターを作るぜ!』から生まれたもう一人のパラド、『ブラックパラッド』が永夢を襲った。
真実を知り、戦えるのはパラドのみ。黒幕とブラックパラドを倒し、真の強さを証明せよ。
【勝利条件】
1.敵の全滅
【敗北条件】
1.いずれかの味方ユニットの撃破
2.八乙女紗衣子の死亡、再起不能
そしてエグゼイドでシンプルな状況、ということは……
※以下はネタバレ感想にて。視聴済の方はスクロールして閲覧ください。
仮面ライダービルド 第24話「ローグと呼ばれた男」
地獄を見てきた男、ナイトローグ!
……しかしRevellion(反逆者)でも、Outlaw(無法者)でもなく、Rogueというのは、氷室玄徳という男を上手く表している気がします。
『ナイトローグ』という2語の名前から悪い意味の方を残したのは、スタークの嫌味か、玄徳の心中なのか。
◆俺が見てきた地獄を、じっくり味あわせてやる
なお地獄の滞在期間、多く見て2週間。
保身で自分を殺そうとした相手を土下座で許してくれるとか、内海さん優しいよね……ってくらい、げんとくん態度デカすぎ。
(性根はヒーロー側として褒められたものじゃないですが、まぁ今の彼は死神博士ポジションなので)
彼が土下座してた地下駐車場、割とライダーになりたい・戻りたい人に縁のある場所ですが(例:影山@カブト、後藤さん@オーズ)、ここで踏み止まらなかったのは彼が初かも。
そして地獄のハザードレベルアップ短期講座で見事……って、待った。
いつぞやアナタ、龍我に『ハザードレベルは俺が上』とかいってましたよね!?
直後に龍我のレベルが暴騰してはいるものの……ちょっとキミ情けなさすぎない?
◆お前と玄徳は似ている
で、その情けない男と似ているといわれる天才物理学者。
似ているって名前かな? とかいうボケはさておき……言われてみると、成程。
- (正負の違いはあれど)今への飢餓感と欲望
素晴らしいィ!
- 自分と周囲しか目がいかない視野
- 中途半端な才能、ハザードレベル
そこそこに才能はあって求める物もあるのだけど、プライドや情愛がブレーキになって突っ走れない男。
(昔、偉い人がいっていた『欲望が頭に留まっている』状態)
いやむしろハザードレベルはそこそこどころか……戦兎君、ちょっとキミ衝撃受けなさい。
あれだけ特訓して、ハザード使って、マックスハザードオン! した状態で Lv4.4
救援にきた一海ちゃん、素の状態でLv4.2よ……彼はこれ以上強化できないと言われているものの、自分の無才に危機感憶えた方がいいレベル。
まさか『使いこなす才能は劣等生』って予言が的中してしまうとは……だからこそ頭脳を生かした発明が必要なのか。
ここからの強化はハザードレベルに左右されない、スパークリングのような独自路線になっていくんですかね。
(玩具バレは見てますけど、ハザードトリガーの前例があるから怖いビルド……)
◆というわけで、今日から世話になる
ここから数分、スーパーかしらタイム。
演じ分け切った者にのみ許される、自分から中の人ネタを振っていくこのスタイル!
かずみんって呼んでください(キリッ) って、完全におとーやんじゃないか!?
◆また前みたいに心から笑えるように……ラブ&ピース。悪くないな
ビルドが最高にひでぇ(褒め言葉)のは一海ちゃんのコントから、美空とこのやりとりでほっこりした直後に彼女が倒れるってシナリオ。
どんだけ視聴者と戦兎君追い詰める気なの……ヤバいヤバいと言われてきましたけど、よりによってこのタイミング。
更に狙ったようにローグ=玄徳の首相官邸強襲まで……そりゃあ戦兎君も『最悪だ』って口癖になりますわ。
彼に本当の笑顔が戻る日を切に望む今日この頃
◆俺たちの運命を狂わせたスカイウォール。これ以上にない舞台だろう?
(官邸から国境まで徒歩で来る龍我)
ヘリで飛んだ一海ちゃんはともかく、地味に凄いクローズチャージ@龍我の脚力。いやそんな事はどうでもよくて(鬼)
先週予告された通り、ハザード敗れる……ただ、間にナイトローグを挟んでいたのと戦い方って点では、幾分衝撃は薄め。
少々皮肉ですが、ローグ@げんとくんのハザード攻略は前作、エグゼイドの対クロノス攻略に似ていて兎角速攻。
ハザードの真価は時間経過でのハザードレベル(≒ステータス)倍増と暴走による猛攻。なので、時間を与えず火力と手数で始末するというのは大正解。
逆にビルド側もメタ視点だと時間経過と暴走があれば……って、余地ある敗北で、上手いこと両者を立たせた采配。
(ここまで暴走を克服してない(そもそもできない?)というのも大きい)
ここから更なる強化に繋がる流れ、なのでしょうが……それよりもヤベーイ! この状況……この人。
美空……?
緑眼といってもデーネーブゥー! ではすまなさそうなこの空気……!