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仮面ライダービルド 第14話「偽りの仮面ライダー」
……いや、こんな神&伏井出テンションじゃなかったですけど。ビルドよ、お前もか。
ガンダムでもそれっぽい話が始まっているし、2017年は作り物ヒーローの年なのか?
◆俺には壮大な計画があってね、止むを得なかったんだ
アバンからまさかのマスター蒸血。予告では大雨のなかだったので、完全に意表をつかれました。
そして厄介と言いつつも二度目のオクトパスライト、パンドラボックスフラッシュ(仮)で完封。
一度見せた技は全て対策されるとか……情報漏洩抜きでも改めてマスター、洒落にならない強さ。
トランスチームシステムが強化不能な中で、未だビルドに優位を保てるって相当なのでは。
◆これでミッションコンプリートだ
まぁ、そんなオチだろうと思ってましたよ!
オーズでアンクに学習させてもらいましたが、さすがに無策なわけがないですわな。
(さすがに本物がないパンドラボックスまで偽造はできなかったようですが……)
やられながらもタダでは起きないと成分採取して、強化装備の製造に着手と科学者スキルをフル活用が心地よい。
(それは物理学者の仕事か? とかいってはいけない)
マスターの側もさるもので、怒るでも取り乱すでもなく『やるじゃねぇか』と一言。
さすがに二年連続で黎斗神系(……)は胃にもたれますしね……こういう飄々とニヒルな悪役、久しぶりな気がします。
◆パンドラボックスの成分と相性のいいボトルをその装置で探すんだ
(爆発する龍我)
なんでいきなりロケットパンダなんてキワモノ(失礼)選ぶの!?
ていうかなぜ爆発するような装置作った!?
いやまぁ、時間もないし突貫だったのかもしれないけど……唐突な爆破オチ連打でディスプレイが酷いことになったぞチクショウ。
わかっちゃいるけど龍我くん、今週ワリくってますよね……美空とデートは役得かもですけど。
◆石動惣一、元宇宙飛行士。きさくで正義感の強い人だったみたい……十年前までは
明らかになるマスターの来歴……結局、美空は本当に肉親でいいんでしょうか。
そして石動惣一はなぜ美空を連れだしたのか……からの龍我とのやり取りから漂い出す既視感。
ボトルの浄化には集中力がいる。
美空がファウストを悪と知った日から、ボトルは浄化できなくなった。
ボトルの浄化は善きことへの祈りが必要……
一応補足しますと、結果として似たような事をすることになったというだけで経緯やシステムは全く別物。
(放映時期的にも偶然の一致でしょうし……)
美空が正しいと思えればOKなフルボトルは、ウルトラマンという特定種族への祈りが必須なリトルスターより条件ユルめ。
◆やっぱりお前とはやらなきゃダメか
この期に及んでも飄々と電話をかけ、何事もなかったかのように現れるマスター……それが逆に何もかも予定通りと感じさせ、余計にきつい。
『全部が全部、嘘ってわけじゃない』
というのも、また……。
嘲笑ったり怒鳴ったり
恐らくやりとりは偽らざる本音で、けどそれとこれは別よね……って殺しにくるようなタイプというか。
改めてみると、飄々としたようで情に脆い戦兎くんと好対照なんですね、マスター。
◆お前は正義のヒーローを演じていたにすぎない
仮面ライダービルド 第13話「ベールを脱ぐのは誰?」
どいつもこいつもベール被りすぎ問題。
そして微妙に脱ぎ切れてないという……この『皆まで言うな』なビルドの空気は好きなんですが、メイン視聴者の子供には通じているか、ちょっと不安。
◆万丈龍我に殺人の罪を着せるように俺に指示したのは……
鍋島さんもよく顔を覚えていたな……って元関係者なんでしたっけ。
スマッシュ化の記憶障害は成分抽出されれば、割と時間で戻るもののようですが、これは予想外か、計算の内か。
ギリギリではありますが、やることは一応達成したんですよね。スタークこと○○。
◆ライダーシステムを君たちに譲るのはいったん白紙に戻させてもらう
今週、敵も味方も揃いも揃って『最悪だ……』になっている件。
内海くんを犠牲に逃げ切ったつもりが、所長の受難はまだまだ続きます。
良い子の諸君! 自分から親友とか言ってくる怪しい奴を野放しにしてはいけないぞ!
そんな事をしていると……
組織も、立場も、パンドラボックスも全部乗っ取られた……おのれスターク!
◆どっちが本業かわかんねぇな?
ビルド名物、演技している演技。
本音を叩きつけるのでなく、探りを入れるような含みを持たせた会話のジャブ合戦……まぁ相手はたいたいマスターなんですけどさ!
『ここは俺たちにとって特別な場所だろう?』
今を壊したくないって感傷は、少なくとも戦兎くんにはあると思います。
マスターは……どうなんでしょう。次回で奇声あげて脱ぎ始めても驚かない特撮昨今ではありますけど。
◆これで、20本目
罠は嵌って踏み潰す、とはとあるTRPGリプレイの
紗羽さんは調べてるけど流石にバレてるでしょ……で、やっぱりバレてました。
そして何よりグローブ嵌めてるとタッチキーは使いづらい。視界も狭いし……いや何そのメタいやりとり!?
あまりのぐだぐだっぷりに業を煮やして(違)開いたシャッターの先で待っていたのは、やはりご存知ブラッドスターク。
◆無駄だ、お前の攻撃は全て見切っている
ビルドとクローズ二人掛りでも互角以上。
これが本気のスターク! ……と、いうわけではなくて、これすらも伏線。
(思い返せば現地で初登場のロケットパンダにも押されてましたっけ……)
自分で口にしちゃうあたり、互いに確信を得た、されたと感じていたのでしょうか。
対する戦兎くんの答えは……
じゃあこれならどうだ?
触手に電気(ライト)でテクニシャンとか、意味深すぎる……まぁ相手はスタークなので良い子の情操教育は大丈夫だ、タブン(根拠レス)
予想通り、ラピッドパンダの時に続き『効果は抜群だ!』
そして、氷室所長との対峙で口にしたように
『トランスチームシステムでハザードレベルは上がらない』
つまり、進化し続けるライダーの攻撃は、当たれば効く……ていうか、生身の龍我パンチも結構効いてたわけで。
(龍我のボトルパンチはスマッシュを倒せる=ボルテックアタック並という事実はさておき(汗))
しかし、ここまで追い詰めつつも逃がしてしまうというのは、スタークの抜け目なさ以上に、戦兎くんの甘さか。
頑なに龍我を遠ざけるのは、自分が決着をつけるという覚悟なのでしょうが……。
◆マスター、いないんだよな
仮面ライダービルド 第12話「陰謀のセオリー」
先手必勝、自演乙
……と、でもいうべきか。陰謀の定石。
ここまでスポットのなかった人々が一気に重要人物に来て、まさにスクラップ&ビルドという感じになってきました。
◆ファウストを裏で操っているのも難波重工よ
滝川さん、まさかの記憶障害ゼロ
黒幕側としては証拠隠滅のためのスマッシュ化のはずなので、故意という事はなし……この人も最強人類疑惑?(汗)
そういえば後半パートでも、ガーディアン含む追っ手を振り切って逃亡成功して……それはともかく、思わぬ怪我の功名で黒幕の名前がバレることに。
彼女自身はいわゆるダブルスパイで根っからのではなかったようですが……そういえばマスターもいつの間に帰ってきている。
急速に取り戻される日常は偶然なのか、それすらも狙ったものなのか。
◆そろそろ潮時かな
一方の難波会長……滝川さんを切り捨てても安心せず、ファウスト自体を始末にかかる用心深さは流石の老獪。
偉大なるショッカーから続く、信頼と実績の秘密結社ロンダリングのお時間です。
しかし謎なのは報告に来ているのが内海さん……氷室所長ではなく、そして頼まれるのも彼という。
子飼いの部下で監視役という線は考えてましたが『ファウストとして死ね』というのが頼みなのか……言われればやりそうな雰囲気はありますが……。
◆君と私は同じ籠の中にいる
東都先端物質学研究所、すっかり広くなりもうした……休業中ですか。あのテロの後じゃそうなりますか。
そんな中で自主都合で出勤してくるのは怪しい二人。ここに入る時点で怪しいと言っているようなもので、もはや直球勝負の極み。
『それは秘密』で押し通しての交渉は、冬映画で共演する仮面ライダーオーズを思い出させますが、今作の交渉結果はどう出たものか。
どちら側だと問われた内見さんのこの台詞。ここに来て顔を出した人間味は、覚悟から出てしまったものなのでしょうか。
◆……お前のだ
内海さん情報を元に殴り込みの研究所……の、途中。戦兎くん、本当に口下手で情の男で泣けてくる。
アバンで仮面ライダー筋肉バカとか名前はこのあと番組内で! とかメタしてた男とは思えない(禁句)
この2本目のビルドドライバーは葛城メモリからの情報か、それとも独力なのか。どちらにしろ、軍用前提だけに量産は容易みたいですね。
むしろ作れてしまうから、今まで作らなかったのが真相なのかもしれません。
◆仮面ライダーになったとはいえ、ハザードレベルは私の方が上だ!
(殴り飛ばされるローグ所長)
まだ初登場補正付とはいえ、クローズ@龍我マジ強い。強すぎる。
そうよね、手加減込とはいえ、前回まで生身でコレとやりあってた人が変身してるのよね……死ぬわこんなもん!
更にダメ押しとばかり乱入してくる、泣きっ面にブラッドスターク。
パンドラボックスはスタークに取られ、パネルとボトルは戦兎が奪還(オマケで電車ボトルまで……)
後に残るは廃墟のみ……今週の所長は泣いていい。
◆当てが外れたようだな。東都政府はファウストの壊滅作戦を実施するそうだ
陰謀のセオリー、ここに極まれり。
滝川さんのタレコミまで予想して先手を打ち、そして反撃を叩き込む……首相は関係ないはず、という考えはあまりに迂闊でした。
一つ誤算があったとすれば、滝川さんの割と人外じみた身体能力……なにあっさりと包囲振り切ってるの、この人たち(汗)
前回、スマッシュに変異しているからハザードレベルはそうないはず(高くても2以下)……なんですけど。
◆貴様がナイトローグか、出てこい!
策の当たり外れに関係なく、陰謀は続く。
東都によるファウスト掃討作戦、最前衛が難波重工製のガーディアンというあたりが実に茶番。
ナイトローグの芝居がかった口調、ガーディアンを優先攻撃する動きといい、こっちも中身無し(ロボ)かと疑ってしまうほど。
真相を見るに、人殺しを避けたのは迷い……なんですかね。内海さんの。
仮面ライダービルド 第11話「燃えろドラゴン」
11話目、役者さん的にはアマゾンズから2作目にしての変身!
当初よりバレバレな感はあったものの、収まる所に収まった心地よさがある龍我=仮面ライダークローズ。
サブライダーの登場時期としては『ドライブ』の仮面ライダーマッハと同格(11話顔出し、次話で本格参戦)ですが、こちらはドライバーが共用なため、本格参戦は更に後……下手すると近年最遅の2号ライダーもありうる?
◆お前がアイツとシンクロできれば、ビルドドライバーが使える
いつかこんな日があろうかと、作っておいたこの機能!
機能追加ではなく解放ということは、なんだかんだ言いつつ、少なくとも6話の頃にはその気があったのね戦兎くん。
(ここまで絶体絶命での変身は流石に想定外でしょうけど)
残された問題は龍我個人の問題……すなわち仮面ライダーの資格。
ガジェットモードに変形するドラゴンでも思いましたが、この辺は『カブト』っぽいですよね。
(というか、ぶっちゃけガタック……そういえば天才の相棒の苦労人という点も被ってますな)
◆ファウストはお前のものじゃない
素質あるライダー一味は殺さないがモブには容赦ない男、ブラッドスターク!
……さすがに正体がマスターの線はもう薄いか、少なくとも訳ありの味方という可能性はほぼなさそう。
じゃあ誰かという話は……東都を牛耳りパンドラボックスゲットでノリノリな所長に冒頭の一言、意味深な例の葛城巧の変身講座PV動画……
まぁ、前作の自称神みたいなのもいますし、葛城巧って奴の仕業でも『まぁありかな』くらいには思えそうですが、こちらもどうもしっくりこない。
人体実験に抵抗感がないほどの科学の狂信者が、あそこまで科学の意義をディスるかな、とも思えますし……現状で入りうる登場人物の誰を入れてもしっくりこない。
武器の通り、なんとも霧がかかった存在じみてきました。
◆お前をぶっ飛ばして、その面拝んでやる!
通報を受けて出かけてみれば、やっぱり罠です蝙蝠男。
……所長かスタークの中身が『みーたん命!』!とかハンドルネームで書き込んでるのを想像するとシュールですが、うん。
閑話休題、今週のにして最後の龍我くん最強人類無双……これまではボトルの力と言い訳できましたけど、なくてもヤバイじゃなですかー!
流れるように武器奪取して、スターク登場の頃にはガーディアン一掃済してキャットウォークから飛び降り……本当にヒトアマゾンスマッシュか何かなんじゃないのか、君。
本当にフィジカルは完璧、戦兎以上に仮面ライダーなのですが……問題はやはりメンタル。
一応装填までさせてくれるドラゴンくんはガタックより優しいのか、甘いのか……不発という結果と理由は一緒なんですけど。
◆これでこの国もようやく新たな一歩を踏み出せるか
敵の恩情も有難いほどピンチの連続なビルド陣営の裏側、ファウストと難波重工は着々と計画進行中。
パネルに収まるフルボトルは1枚10本、それが2つで埋まるまで残り3つ(ドラゴン、ロック、海賊と対になる○○)
目的達成まであと僅かとなった今、正体のばれたスパイは不要……どころか、下手すると落ち度関係なしで処分もあり得た滝川さん……詰めの甘さがここにきて、とは。
◆お前、なんでライダーになりたいんだ?
そりゃ仮面ライダーのレギュラーなんだから、仮面ライダーになりたいのは当然だろ!(ドラゴンパンチ)
ここまで来て尚、覚悟が足りないというのはなかなかキツい……と、思ったら。
戦兎くん、香澄さんから預かっていたのね。いつの間に、と龍我言いますけど、これけっこう早い段階でタイミング図っていたのでは?
言伝を知っていたと考えると、これまで龍我に送った言葉も納得できるものがありますし……渡さなかったのも、落ち着く前の龍我が願いを知ったら、暴走待ったなしですよね、これ。
私の事は忘れてください
……って。
今話こそが龍我の変身する時であり、それは同時に願いを知って受け入れる時だったのでないでしょうか。
◆力を貸してくれ……!
ナイトローグの罠と知りつつ、戦えないのを承知で挑む戦兎の元に、満を持しての龍我。
当初、初変身は
……に、なるかと読んでましたが、全く違った熱くも静かな変身。
たしかに願いをくみ取るなら、ここでその叫びは似合わない。むしろ叫ばないからこそ変身できたのだな、と。
※クローズの綴りはテレ朝公式のURLより。
Crossの訳語は様々ですが『受難』『交差』など意味深なものばかり……
で、その中にしれっと混じる『八百長』おい戦兎ォ!?
仮面ライダービルド 第10話「滅亡のテクノロジー」
そして手がかりもゼロになる。
ここまで綺麗にチェス盤をひっくり返してくるとは思いませんでした。
ブラッドスタークとは誰か、何か。もう全く予想がつきませんわ……。
◆お勤めご苦労さん
一週挟み、あらすじコントもないシリアスムードで開幕コレ。
あっさり殺りやがった……血肉こそ散らばらないものの、1クール終盤としては異例の死傷者数で阿鼻叫喚。
ここまで遠慮して見えたスタークですが、まったく容赦なしで研究所を制圧。
警備装置を作っている難波重工が黒幕なのだから、もうどうにもならない事態、茶番です。
◆これが難波会長の描いた絵ですか?
どうかな!(ズァッ)
……いや会長はもっと静かにでしたけど、『ミスター番狂わせ』龍我の殴り込みタイミングが完璧すぎて。
厳戒態勢の警備員を五分足らずで始末し、セキュリティを突破して中枢とか違うスネークじみてます。
だがいかに龍我といえど丸腰にスマッシュ相手では……
◆間に合った!
なにィィッ!?
割とマジで何が起きたのかと思いましたわ。
ここで追い詰められてビルドと交代か、せいぜい協力して突破だろうと……スタークたちが内輪揉めで時間を浪費してくれたのもありますが、まさかスマッシュ単独撃破で突破とか。
そのうえビルド救援からも
あとは任せろ
……なんて言わせるか!
の一言で戦闘続行。
数分前に『スマッシュ戦で傷ついた身体では』とか言われてた身体で、スターク相手に大立ち回りという……幹部が本気でかからないと倒せない生身の人間ってどういうことですか葛城さん!?
スタークの計測では必殺右ストレート時点でハザードレベル3.0だそうですが、もう数値で測れる強さじゃない……
今話の予告でやっと明かされたとおり、龍我、ここから更に2号ライダーに変身するんですけど、これだけ飛ばして大丈夫?
クローズの方が弱体化とか言われそうな心配が……。
◆科学の力がどうとか、そういうことはよくわかんねーけど……
俺は、お前の事なら信じられる
ここまで全力でかかっても一歩及ばず……からの、本当の『ようやく』(ライオンさんごめんなさい)
友の託した力を借りて……ビルド、再変身!
……ドラゴンボトルの真の行先は次回予告の通りなので、本当に一時だけの番外フォームですが、正直コレが強化フォームでもいいんじゃないかという収まりの良さ。
(封印という単語が入る通り、強力なドラゴンの力をロックフルボトルで制御すると考えれば、ベストマッチの理屈もわかりやすいですし)
ここまで良くて善戦だったナイトローグを押し返すという規格外パワーで何とか危機を脱出し……脱出した者の、ここでタイムアップ。
ベストマッチでも肉体が持たないとはドラゴンボトル、強力にもほどがあります。
クローズがボトル単発なのは『双発では強力すぎる』が理由だったのか。
◆葛城さん、ですよね……!?
久方ぶりのライダーブレイクフィニッシュ! ……の、興奮もぶっとぶ衝撃展開。
冒頭でも触れましたが、ここまで手がかりと思えたものがことごとく否定されてしまうとは……
- 葛城巧≒ファウストの技術力は死体を容易に偽装できる
- nascita(秘密基地)には盗聴器が仕掛けられていた(実行犯は恐らく紗羽)
ただ一方でファウスト=葛城巧というには、北都での
『ファウストが葛城巧が作った』
というスタークの口ぶりは、他人事すぎる気はします。
スターク自身も『葛城巧は死んだ』と口にし、科学への絶望を見せるなど、ここまで描写された葛城巧とはどこか似て非なう印象。
(いやまぁ円谷さん家にはイケシャアシャと『アンノウンハンド……一体何者なんだ?』とかのたまう諸悪の根源もいましたが)
では、誰なのかと問われると答えに窮しますが……まさかクローンとか複製の類は、ないですよね?
仮面ライダービルド 第9話「プロジェクトビルドの罠」
……まぁ肝心の真相への鍵は、関係ないところで色々出ましたけど。
例のファウスト変身講座は葛城巧ってヤツの仕業だったのか。
◆これがビルド。創造する、形成するって意味のビルドだ
詳しい変身方法はYoutubeを見てくれ……だ、違うッ!
スマートフォン+ウルフでスマフォウルフとか、やっぱり乾巧ってヤツの仕業じゃないか……おのれディケイド。
葛城くんがノリノリで完全にビルドのPVですけど、実際多分PVですよね、これ。
プレイヤーに『File No.001』とあるので、本当に重要なのはこの後のはず……なんですが、今の段階で役に立つかというと微妙。
一つ判明したのはハザードレベルの意味と段階についてで、
- Lv1以下……ネビュラガスの作用に耐えきれない(≒死亡)
- Lv2~……多くの一般人。スマッシュに変身するが自我を失う
- Lv3~……適合者。スマッシュに変身せず、ビルドドライバーを使用できる
そしてやはり予想通り、龍我はキレた。当然というか、全ての元凶ですもんね。本人ノリノリだし。
科学に罪はなくとも、科学者は結構な確率で罪を犯す。人、それをマッドサイエンティストという。
それはさておき、この台詞。
何か思い出すのはエグゼイドへのゲスト参戦時ですが……見直すと一字一句全て同じ。
凶行には理由があると大森Pはいってましたが、あの殺神通り魔は戦兎くんでなく葛城ビルド……なのか?
◆ご無沙汰しております、難波会長
まさかの時の軍産複合体! 我々の武器は……予算不足!(悲しい現実)
ここにきて登場の黒幕。ファウストのフィクサー(出資者)である難波重工のボス・難波重三郎。
財団Xという前例はありましたけど、それ以外だと秘密結社の出資者が出てくるのはなかなか珍しい気が。
好々爺然とした印象から絵に描いたような黒さには、氷室所長に正直同情したくなります。
……ヒロイン候補と思われた紗羽はこっちに繋がっていたとか、もう誰を信用していいのやら。
◆出たら、また捕まるし
じゃあ、いってみっか?
なに、その
たたたたたっくんフルボトルが! なフォームと言い、冬映画に向けたレジェンドライダーコラボなんですか(たぶん違う)
閑話休題。
リーゼントだからってわけじゃないですが、割と龍我は弦ちゃんと仲良くなれそうな気質だなぁ、と再認識する話。
こういうこっぱずかしい事をスッと言って連れ出せるって、人好きする才能だと思いますわ。
美空も心を開くのもわかる……結果、明らかになったのはとんでもない真相でしたが。
8年も眠りについていて、気づいたら外れない腕輪、ボトル精製能力と代償……眠くなる、といってますが、これってつまり生命力を消費してるのでは。
外れない、超パワーを秘めた腕輪という点では、ちょうどニコ動配信中の仮面ライダーアマゾン(ズじゃない方ね)の『ギギの腕輪』のオマージュも感じさせますが……。
◆今までは泳がせてやったが、もうタイムリミットだ
いい感じでしたがイライラ所長ローグ乱入でデートタイム終了。
赤楚君の逃げルォ! 失礼だけど実際いい声よね……。
生身で勝てるか! と一蹴された龍我ですが、本当に吹っ飛ばされただけだった……先週のスタークおじさんといい、攻撃力以上に防御力がヤバすぎる。
戦闘自体は徹夜をおしての戦兎くん乱入と、なぜか嗅ぎつけたスタークで水入りですが……いや本当に何処から嗅ぎつけたんでしょうね(棒読み)
◆研究所からパンドラボックスを奪う
今こそ、革命の時!
割と後のないナイトローグ=氷室所長……この場だと補佐官の立場か。
そんな感じはありましたが、ファウストも一枚岩ではないというか、氷室所長のような憂国志士、桑田氏をはじめとした革命分子、難波重工のような技術目的など、かなりカオスな寄り合い所帯のようで。
考えはある、というかナイトローグ=氷室所長が主導権を握るにはこの手しかない……という印象すらある強硬策。
この内情を見てると、玩具バレの新ライダーも、案外……?
◆ようやくコイツの出番か!
仮面ライダービルド 第8話「メモリーが語りはじめる」
記憶であり、USB(フラッシュ)メモリであり。
しかし箇条書きマジックながら葛城巧のプロファイル
- 自他とも認める天才
- だいたい発端は親父
- 屈折した母への愛情
- エキセントリックにも見える口下手
- カッとなると見境がなくなる
まー、ステレオタイプのマッドサイエンティストは、えてしてそんなものといえばそれまでかもですが。
◆なぜ仮面ライダーやスマッシュが北都にいるんですか!?
開幕悪の三幹部……から話は意外な方向に。
ライダーなら風都にもいたでしょ鈴子さん……とか言ってはいけない。
(東映公式でも触れてますが、北都の多治見首相=Wの【ゾォーン!】鈴子さん(ベル)の方)
パンドラボックスの所在で薄々予想はしてましたが、『ビルド』の中心は東都であり、西都や北都では大々的に活動していない(少なくとも今のところは)
それはわかるとして、その底にいたのが氷室所長の焦りとは……首相補佐官という肩書、泰山パパは傀儡で実質この人が東都とファウストのトップなわけですが。
今週はこの後も所長、まんまと死人に騙されちゃったり、
◆葛城さんて、どんな方だったんですか
だいたいこんなのです、って檀黎斗神を置きたくなる衝動を何とか自重する。
ビルドに話を戻すと……もう、言葉を重ねれば重ねるほどに戦兎くんと重なる男、葛城 巧。
更にダメ押しの卵焼きと涙……能力や性格はまだしも、こういうプリミティブな部分までとなると、繋がりを考えない方が無理がある。
ただし、現在の外見は売れないバンドマン佐藤……中身を入れ替えたにしろ、何でコレを選んだのだ葛城 巧。
◆使う人間によって、正義にも悪にもなる
巧が最後に遺した記録……ファウストの求める『アレ』は、今回の会話と諸々のバレ的にドライバーのデータ?
渡すかは私が決めるという京香さんですが、こんな重要人物が堂々と東都に戻ってきたら、当然目を付けられるわけで……ナイトローグ所長、三足の草鞋おつかれさまです。
……そういえばこの襲撃戦あたりから、ドリルクラッシャーが完全に龍我の武器と化してますな。
ただでさえ武器が多いですし(ビルドだけで既に三種……)御下がりを龍我に使わせるってアイデアは割とありなのかな。
滝さん並の最強人類っぷりは正直ビルドよりヒーローしている感。
◆私に関する記憶はきれいさっぱり忘れてもらわないと
拉致って、親子の情を利用して、してやったり……とでも思ったかぁ!
焦りのせいか、ここにきて詰めの甘さが目立ちだした氷室所長。タネをバラすタイミングは痛恨のミス……現物を確認するまで粘れば、もう一勝負いけたのですが。
記憶消去のおかげでボロは出さずにすんだものの、その過信が失態に繋がっている感も否めまないファウスト。
スタークに関しては計算のうちなのか悩むところもありますが……。
◆なんだコイツ、前より強くなってやがる!?
当たり前のように俺がやる、とスマッシュに向かっていく龍我……前回はドラゴンボトルもなかったですし、雪辱戦みたいな勢いなのかも。
(残念ながら敵は更に強化されてましたが……持っててよかったDX万丈ヘルメット)
まぁ生身で挑んで怪人の強さを強調する仕事は、始祖の滝さんからお約束。
やはりダメそうということで今週の勝利の法則。
※今後のボトルを見るに英語表記は無理そうなので、今週から普通にカナ表記でいきます(汗
駄洒落かよ! からのガチ戦闘フォーム爆誕。
トッキュウジャーにもいたね、そんなの……色的に連想しやすいんでしょうか。
(この手の武器がないと火力不足とも。フォーゼは言うに及ばず、メカ系の大御所ファイヤーコンボイも火水両属性でしたし)
タイプとしては近~中距離の打撃型でしょうか。トライアルでは攻撃担当が多かったハリネズミですが、本フォームでは(ボルテックフィニッシュを除き)近接防御という印象で、攻撃は消防車のラダーと火炎。そして止めが……膨らませて割るとかまたエグいものを!
火炎攻撃ができる消防車で決め技が水というのは割とアイデンティティになる、か……?
◆なんだ、これは……
仮面ライダービルド 第7話「悪魔のサイエンティスト」
これも葛城 巧ってヤツの仕業なんだ(偽りなし)
今回も行って帰ってになりそうですが、北都の様子、スカイウォールの切れ目など新たな世界背景が明らかに。
地上でも穴があるのは割と予想外でしたけど、割と不定期で閉じたり開いたりしてるんですかね、スカイロード。
開きっぱなしならインフラ系はここを通して融通できそうですが……。
◆だったら調べて見りゃいいじゃねぇか。葛城 巧の事を
自分があのアホの佐藤(失礼)かもしれないという事より、人殺しの心配をする戦兎くんの人の好さ。
冤罪の重要情報は入ったものの、証明できるわけもなく、結局はマスターの言う通り、葛城 巧を調べる事になるわけですが……ここで促しておいて『北都に行くのはまずい』ってなるのが少々謎。
マスター=ブラッドスタークとして、巧を調べれば(怪しげなアナグラム抜きでも)家族を調べようと帰結するのは想定できそうな気がするもんですが。
……まずマスター=スタークという線がミスリードなんでしょうか。
◆タブーを冒した。人体実験だ
葛城が悪魔の科学者と呼ばれた所以。スマッシュ、それに恐らくはフルボトルも彼の理論が元だった。
ネビュラガスの人体実験は阻止され、彼は追放された…と氷室所長は言っていますが、正体がバレた現状では甚だ怪しい話。
……とか思ってたら、ラストでスタークに思い切り暴露してくれましたね。
『葛城 巧がファーストを作った』
って。なんという後ろ弾。
◆可能性があるのはスカイロードかな
冒頭でもお話した新事実。実はスカイウォールは完璧でなく、ちょこちょこと穴が開いている。
……空いているのに交流がないという事は、何かしら問題があるかのでしょうけど。
(さすがに政府圧力で隠し通すには土建屋が黙ってないでしょうし……冒頭でも考察したように不定期で開閉しているとかが可能性大?)
旅費稼ぎについては……うんまぁ、多くは語らないとしましょう(汗)
◆北都行きはなんとしても阻止する
蒸血……!
氷室幻徳がナイトローグに蒸血するまでの時間は1ミリ秒に過ぎない。ではその変身プロセスをもう一度……え、もういい?
しかし抹殺! 言い出したり、宇宙刑事シャリバンで伊賀電@渡さんお得意だったピエロ変装とか、妙にオマージュっぽい描写が多いのが何とも。
予告のこのシーンは出撃じゃなく、ブラッドスタークを脅すというしょっぱい出番でしたが……今回の様子だと、立場と実力はナイトローグの方が上なのかな。
◆貴様を北都へはいかせない
スマッシュでなく幹部二人が直々という辺りに本気を感じる阻止布陣。
(この後でトランスチームガンがあれば、スマッシュは現地調達可能と判明しましたけど)
トランスチームガン・ロケットはネタバレ見てたぶん、けっこう驚かされました。
トランスチームガンで使う場合、特殊弾のような形になるんですね。
ブラッドスタークとは何とか戦えてるものの、ナイトローグはまだ歯が立たず……やらかしてくれなかったら結構危ない戦いでした。
(スペックだと技のローグ、力のスタークって感じで差はそうないのですが、戦闘経験の差?)
◆巧さんを殺したのはコイツじゃありません……ボクかもしれません
どこにいっても、ピエロヅラ被っても一発で気づかれる男、万丈龍我……は、もう天丼ギャグでいいよね(悟り)
まさに息子の仇と睨む母を前に、自分がやったかも……と、スッと言える戦兎くん、いい子すぎる。
福祉を重視する北都……という話でしたが、実は土壌変化で一番危険な地域。
写される絵が農村ばかりなのは、失礼ですけど2~3世紀ぶんは退行が始まってそうな恐ろしさ。
そんなところに母親を逃したというのは……何でしょうね。2年そこらで変わったという様子でもないですし。
監視が厳しいと言われてましたが、実は一番穏当な地域なんでしょうか。
◆素晴らしい発明だろう?
割と消極的だった割にしつこいブラッドスターク。
今回のスマッシュ生成能力は彼のトランスチームガンだけなのか、組織幹部全員が持っているのか。
1VS1でも劣勢なのにスマッシュと協力して襲われては……ですが、今回はいました。頼りになりすぎる味方0.5が。
護衛に救助にサポートと、こっちが主役じゃないかという大活躍。
子供たちを励ます。
『先生になって、俺にも教えてくれよ』
は、アマゾンズでの役と被って、けっこうきました。
龍我、キミも学校教育受けられなかった側なのか……。
◆戦兎、受け取れェ!
仮面ライダービルド 第6話「怒りのムーンサルト」
タイトルの怒りはネガティブな意味だったか。
ここまでで
『クールで理知的な戦兎』『熱く感情的な龍我』
という対比が固まったのを、一度壊す『破』の回。
そして情けは人の為ならずとつなぐ……そう来るとはと、毎回唸らされます、ビルド。
◆スカイウォール……ここにファウストのアジトが?
一見重要そうなものはそうでなく、真の手掛かりは周囲にこそある。
ここでもパンドラボックスと同じ構造なのが興味深い。
スタイリッシュ腹パンで突破を図った龍我くんですが、やはり一人ではだめだったよ……からのニンニン隠れ身=ジツ。
前話は戦闘のさわりだけだったニンニンですが、今回は忍者要素大活躍です。ワザマエ!
◆あいつはただ、不安なんだよ
なんで自分のことしか頭にねーんだよ!?
俺には偽善で人助けなんてできねーんだよ!
ベストマッチな奴ら、ここにきて遂に激突。
むしろやっと激突というか……戦兎くん、傍若無人だけど他人に怒ることも少なかったのが、やっと素の顔が見えた気がします。
紗羽さんに『子供の喧嘩』と両断された通り……ベストマッチだからこそ起きたぶつかりあい。
アイデンティティがないから、捨てられることを恐れて優しくなる、慈善に自分を求めようとする、というのはよくある話ですが、悲しくもあり。
そういう一種の打算抜きで殴り合える龍我は、戦兎くんにとってやっぱりベストマッチなんでしょう。
……とはいえ、トーシロ相手にドラゴンパンチはいいのか、元プロボクサー(汗)
◆壁からガスが出ているのは知っているか?
その名もネビュラガス……といってもダークネビュラ(フォーゼ)は関係なくて、むしろコズミックエナジーに近いそれが、今作の力の根源。
こうなってくるとウィザードのファントム同様、スカイウォールはそれ自体が目的ではなく、結果的に生まれたもの……という感じもしてきました。
(余剰エネルギーを盾や剣や光の翼にするような、ロボットものでもお馴染みのアレ)
重要キーワードであり、研究所への足取りであるこのガスですが、ここでも出てくる葛城 巧ィーッ!
だんだん『これも葛城 巧ってヤツの仕業なんだ』が洒落にならなくなってきたんですけど……。
◆スキ……マ?
え、美空ちゃん、戦兎くんのことそう思ってたの? と、ちょっと意外だった反応。
(割と不思議系で恋愛とか無関心そうだっただけに……)
まぁ今のところはスキは全然重要でもなく(酷)大事なのはスキマ。
ガスが地層から湧くという事は、付近のガス地層と繋がる可能性が高い……というわけで、レッツビルド!(穴掘り)
このシーン『ダイヤモンドは衝撃に弱い』が表現された、サブカル史上でも結構貴重な場面な気が。
(基本的にダイヤ=硬いものの象徴ですからね……)
にしても龍我くん、どんだけ有名人なの……クロースドラゴンうるさいってのはともかく。
子供に指さされる指名手配犯とか、今日あんまりいないと思う。
(顔と声が五月蠅い? ごもっとも)
◆ここだ……ここで、俺は!
試されるヒーローのアイデンティティ(今年3人目)
お前たちはネビュラガスを注入してもスマッシュにならなかった、ウルトラレアのモルモットだぁ!
(BGM:クロトダーン クロトダーン)
……ノリノリかつ的確に弱点ついた煽りをかますスターク。やっぱりこれ、マスターですよね。
あまりに戦兎くんを知りすぎている。
(スターク≠氷室所長は前回~今回でアリバイ確定。予告でトランスチームガンを構えているので、ナイトローグの方か?)
普段の飄々とした態度は自分が根無し草の部外者だから。
それだけに自分の根底に触れられれば我を失うほど荒れ狂い、怒る。
この根があるからこそ、龍我とベストマッチだったのか。
◆生まれて初めて嫉妬したよ、こいつには勝てねぇって
今のお前はどうなんだよ? 自分の記憶と、ビルド。どっちが大事なんだ?
この問答。
再び出るとしたら、戦兎から龍我にだと思ってました。
ここで、こういう形で龍我が返して、ビルドを救ってくれるとは。
崩れていた構図がここで元に戻るという流れがすごく綺麗に収まってて、一種の感動します。
(こう、ビルドアップ! のパチッとはまる感じ?)
危機に晒してしまった達也を助けて脱出、爆発する基地という流れも実に仮面ライダーしていて良い感じ。
風遁竜巻切りは方向に!? と、思いましたが崩落を吹き飛ばして身を守ったのか。
隠れ身とコレは今後もアシストで結構活躍できそうですね。
(そうなると悲惨なのがドリルクラッシャーですけど……もう龍我くんに使ってもらうか(酷))
◆実は……アニキにいってないことがあるんですよ
1979年9月1日ァ! 葛城 巧を殺したのは貴様かァ!?
……ってこりゃ違う人だ。というか巧を殺したのは俺でしたァー!? になりだしている件。
本当に、すべてが葛城 巧に収束していく。
殺人犯か、自分が葛木か……ほかに調べがつくとすると死亡推定時刻ですが……これまたそう簡単には出てこなさそうですな。
仮面ライダービルド 第5話「危ういアイデンティティー」
時間変更第1回。
新展開はあれど、基本に立ち返ったおさらい回……で、終わるわけがなかった。
宝生 永夢ゥ!
朝倉 リクゥ!
桐生 戦兎ォ!
最近のヒーロー、ちょっとアイデンティティ試され過ぎじゃないですかね……?
(ウルトラに関しては前任のガイさんも大概でしたっけ……あと生きること自体が罰なアマゾンズも)
◆マスター宇宙飛行士だったのかよ!?
龍我くん、驚きどころはそこじゃない。
混乱を極めるナレーションから一転攻勢。
どうせひき逃げでサクッとかわされて終わりだろ……という予想に反し、戦兎くん粘る。
ここまで溜めたカード=情報でがんがん攻める戦兎、マスターも負けじと応戦する……この丁々発止の論戦、いいですよね。
感情の爆発でない理論で押し合いってセンスが求められますが、さすがベテラン脚本家。
(もちろん役者陣、演出も……サッカーゲームの盤で攻防を比喩するとか、それしながらアテレコとか……)
論戦の結果は押されながらもマスター守り切った……というか、うまく感情で落として、場の変化に助けられた感じ。
真偽取り混ぜて誤魔化した感はありますが
『お前にビルドをやってもらいたかった』
『俺は虫けらみたいに人を殺すファウストが許せない』
この二つはマスターの偽りない心境でないかと。
美空については……ライダー史上最強の親バカという前例がいるせいで、どこまで信じていいのか……早速怪しさマシマシですけど、じ、自演乙じゃないよね?(汗)
◆佐藤、太郎!?
彼を改造したファウストは日本支配を企む悪の秘密結社である。
牛丼と女子アナゲットのため、佐藤 太郎は戦うのだ
……あ、うん。
本当の名前が分ったよ! から、これが出てきたら多分誰でも凹みますわ。
天才物理学者で仮面ライダーになった自分が、蓋を開けたら売れないバンドマンとか……きちんと向き合おうとするだけ、戦兎くん偉い。
ただ、この佐藤 太郎……顔はともかく素性については不自然な所も多く、まだ顔立ちと弟分……岸田立弥の証言しかない。
氏より育ちとはいうものの、この戦兎くんの無反応さは如何なものか? と。
仮面ライダーWをリスペクトしたデザイン・設定の割に変身者が一人でボトル2本というビルド。
(ネタバレになりますが、幹部怪人、今後登場するライダーは変身者1人+ボトル1本)
Wがボディ+ソウルだったことを考えると、ボディは佐藤太郎として、ソウルは実は違う?
Twitterなどで 桐生を 木 同 生と分解して、木=葛木を示すのでは……という予測もされてますが……まだしっくりこない。
展開速いようで、出てない情報も多そうなんですよね。
◆ハザードレベル3.2ってところだな
ハザードレベルといえばボウケンジャー。仮面ライダービルドはプレシャスだった可能性が(略)
……まぁSGS規格でハザードレベル3はないも同然ですが。
(能力が『動物会話』なソロモンの指輪でもハザードレベル12。巨大メカが出動する脅威が100前後)
しかしファウスト基準でも高いとはいえない数字なのは確かなようで、自称ゲームメーカー(神激おこ)のブラッドスタークからもキツい評価……久々のライダーキックが不発とか、わからなくもない。
(だからニコ動でオーズ配信だったのか(風評被害))
今回は怒りの爆発力で挽回しましたが、いい事だったのか、どうなのか。
◆スマッシュを倒した後、成分を取らずにそのまま放置したらどうなると思う?
一方でお留守番の龍我には悪魔の誘惑。
調査は空振りばかりだわ、戦兎くんは自分の事でお熱だわ、達也には過去の所業もとい冤罪で引かれるわで、やさぐれるのも仕方なしか……そういう危うさを感じたらから、2話で戦兎くんはヒーローの在り方を話したんでしょうか。
今回、最悪の結果になってしまったにしろ、何処かで彼もその意味を噛み締める時が来ると信じたい。
◆やっぱり期待通りだったよ。早くスマッシュを助けてやれ
ここに来ての石動・自演乙の急浮上。いやもう既にスターク☆自演乙ですけどさ。
『期待通り』『助けてやれ』という言い回し、仕草が妙に引っかかるブラッドスターク。
前回の毒にやられた戦兎を何時の間にか回収した手回しといい……やはり正体は、なんでしょうか。
今回に関してはこの後の衝撃(物理)で完全にぶっ飛ばされてしまった感じですが……。