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仮面ライダージオウ 第47話「2019:消えるウォッチ」
それありかよ!? の連発にスウォルツ氏の株が乱高下。
そんな彼も世界の破壊者だったわけで、やっぱりおのれディケイド!
◆何も知らずに何かを選ぶことなんてできるわけがない
未来を選ぶには知らなければならない。
心身とも満身創痍のソウゴ君が尋ねた先は当然この人、門矢士。しかし
『見たくもない真実を知るかもしれない』
『知ったところで選べるかどうかはわからない』
『知ったところで選べるかどうかはわからない』
……経験者の言葉は重い。
ソウゴ、ツクヨミ、士、三人が向かった先は全ての始まり、ですが……
『また干渉にあらわれたの!?』
既にこのころから闘女の片鱗が……いや前回もこんなんだった気がしますけど。
それはされておき、明かされる真実……いつもの屋敷と俗に言われる定番の洋館ですが、今回に限っては意図あってだと思います。
ここでオールライダー対大ショッカー、ひいてはディケイドのメインエピソードを絡めてくるとは……。
消えゆく愛する妹の世界を救うには、他の世界を破壊するしかない。
自ら行動するスウォルツ氏はディケイドらしく例外の塊ですが、やはりアナザーディケイドになるべくしてなった男でした。
◆重加速だと……まさか!?
ビルドウォッチが壊れて現れたスマッシュ(と、ガーディアン)に続き、ドライブウォッチが消えてロイミュードが出現。
そしてその中には当然……チェイス! というか魔進チェイサー!
時空の歪みが激しくなっているとはウォズ談ですが、彼の存在が象徴そのもの。
彼はオリジナルかつ仮面ライダーの消滅した世界の住人……と、言われてますが、そもそも仮面ライダーがいないとチェイスは存在できないはずなんですよね。
(彼の生まれた理由はド直球で仮面ライダーの素体なので)
それが生まれ、仮面ライダーはいないはずなのにライダーを知っている。
……劇場版の時系列がどこになるか不明ですが(考えられるのはドライブ編~平成再編の中間あたり?)
ゲイツが剛の事を知っていて、それが呼び水になるあたり、やはり彼も仮面ライダーなので、しょう……だから放置はやめてあげてよぉ!?
ドライブ本編といいい、なんでこうみんなチェイスに冷たいの……。
◆王になるのは最も力あるもの、俺一人だ!
『妹の世界を救いたいなら、もし君より、妹の力が強かったらどうする?』
相変わらず痛いところをピンポイントでつくね、我が魔王……偶然じゃなく間違いなくわかってやっているというのが尚更酷い。
早々に馬脚を現したスウォルツの一撃がツクヨミを狙う!
……を、士が庇う!
……結果、瀕死の士を海東が助ける!
うんまぁ白倉Pが殺す時は予告で絶対見せないよなと、分かってましたけど、この流れるようなコンボは変な笑いがでます。
(二人の談によれば、一度死ぬことは死んだらしいですけど……まぁ士も死ぬの三度目くらいだし)
ここからかもう、だいたい仮面ライダーディケイド、ジオウの世界。
◆お宝をこんなところで使いたくはなかったが
海東の弁、割と本音だと思います。
コレクター(眺めて悦に入る人)ですからね、こやつ。盗んだアイテムを有効活用したのは、下手すると今回のジオウIIウォッチが初? ってくらい。
この『使いたくなかった』は二重の意味だったわけですが……前回の余裕、絶対に知ってましたよね、海東。
『俺のウォッチを渡せ!』
【KamenRide Decade!】
【KamenRide Decade!】
ウォッチに半分だけ力を預けておいた、て何それ……我が魔王に全力で同情申し上げます。
更にダメ押しとばかり
さすが士、けど半分だけの力では僕には勝てない!
それはどうかな?
【KamenRide Zi-O!】
【KamenRide Zi-O!】
それ主人公のぉぉぉぉぉー!?
敵は恐怖のV3かおのれは……いやこれでも相当自重してるんですけどさ。
変身させてくれるし、止めは譲るし。
(奇しくもニコ動で先週配信されてますが、大先輩こと仮面ライダーV3は客演で主役ライダーを1話30分変身させなかった事件がありまして……)
それでも充分やりたい放題だったけどな!
おのれディケイド! ディエンドォォォー!
◆だいたいわかった。この世界を破壊する
遂に……ここまでよくもった方だとおもいますが、消滅するグランドジオウウォッチ。
世界の終わり、そしてディケイド1話を彷彿とさせる様相を前に門矢 士、この一言。
対するソウゴ君はオーマジオウへと最終決戦を挑むことを選びますが……勝つことはできる、というか勝ちは譲ってくれるでしょう。
だがそれが正しいのか、何を為そうというのかが次回のキモなのではないでしょうか。
世界の終りまで、残すところあと2ページ。