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仮面ライダービルド 第41話「ベストマッチの真実」
総集編……というか、説明回。
ベストマッチの真実が『娘の思い出を守るため』というのは理解できるが、トラにUFOとかキリンに扇風機とか脈絡なく思いつけるマスター(本物)は、やっぱり何処かズレてるんじゃないのか(暴言)
(逆にウルフにスマホは……ビルド世界にもファイズ=たっくんがいて目撃してた可能性がある?)
◆なんだ、この感覚は……!?
前回から連戦でのジーニアスVSエボルト、挑戦何度目かのリベンジ戦は『最強フォームを出させず殺す』という主役にあるまじき手段ですが、一応は勝利。
あと即死パンチ最強説。
(フォームの差もありますが、何気に貴重なエボルト変身解除負け。Cパート第2ラウンドでもすごい警戒されてるのが……)
まぁ即死は散々ネタにされたので置いておくとして……もっとも『これ何に使うんだ?』だった一つの能力。
まだこの時点でも???でしたが……早々に重要になってくるとは。
◆ここまでのエボルトの行動を振り返ってみよう
生きていた葛城パパが託したのは秘密の入ったUSB……親子そろってこいつらは。
それはさておき情報が入ったので整理し直そう。うん、なんて自然な総集編の入りなんだ……武藤さん(脚本)、悪いけど情報の渡し方下手よね。
悪い意味で555……引き出し尽き欠けたころの井上センセっぽい。
それとも尺が余った/制作遅れで時間稼ぎの総集編だったのか。
(ゴーストも同じころに省力回挟んでたなぁ、そういえば)
◆人間にある感情こそが、エボルトを倒す方法だと考えたんじゃないかって
フルボトルは全て石動パパ(真)の記憶から作られ、エボルトは人間の感情を学習して行動を変えた。
ならば……と、ここまで恐らく同じ発想というのがすごい葛城親子。
(葛城の『今更親父にあってどうする』というのは、全て察したがゆえとも考えられる。実際ジーニアスには仮設を実証できる前述の機能がある)
いい感じに推理が出きたところで……やっぱり先回りしてくるエボルトこの野郎である。
ビルドはこのお釈迦様の掌の上感が、どうにもなぁ。
問題の1話のストロングスマッシュの人、志水さ……お前リンクスゾディアーツ@フォーゼの人だったの!?(今更)
そういえばフォーゼでもインテリ君でしたっけ。
流星登場のインパクトに押されて完全に忘れてましたわ……えぇまぁ、今回も脇なんですけど(涙)
即死効果を持つ電磁加速パンチ強すぎる。
即死させつつネビュラガス中和して救助完了という作業感……これは葛城入ってますわ。
◆お前の怒り狂う姿を見たくてわくわくしてるんだ
※ヤバさはじっくり見せてもらったので、初手ブラックホールで全力警戒するエボルト
あっという間に退場させられた志水さんと入れ替わりでVSエボルト2戦目。
語り口を見るにアバンで得た感情は『楽』、第2ラウンドで『怒』でしょうか。
エボルト、一度見た攻撃は覚えている……とはスターク時代の弁ですが、右手の直撃を全力で避けようとする姿はさもあらん。
誰だってそーする、檀黎斗神でもそーする。
(ただジャブ一発入っても解除されてないので、即死効果は確率か、ヴォイドチェストアーマーのバリアで凌いだ?)
上手いこと一撃当てましたがエボルト、珍しく……あるいは感情に振り回されてなのか、今回ここからの行動は完全に慢心。
前回、ジーニアスの中和能力を見ておきながら、変身解除もしていない相手にボトルを使うとは。
そして反撃の、二度目のジーニアスブレイクで与えられた『怒』の感情……理性のタガが外れつつあるのはいいのか悪いのか。
(怒りに関しては以前にも見せていましたが、制御できない=真に感情を得たという事なのかと)
葛城パパにまで指摘される取り乱しようは、最終的にどんなオチをつけるのでしょうか。
仮面ライダービルド 第40話「終末のレボリューション」
久々に素直なパワーアップ回だった気がする……カシラの。
着々と死亡フラグが積み重ねられてますが、前役のおとやんのせいか黙って死んでくれる気が全然しない。
というか、映画予告でもきっちり映っちゃってますし
◆勝利の法則は決まった!
一応三週ぶりになるのか、仮面ライダービルドwith戦兎。
初回補正もあってまずは圧勝、なんですがエボルトが一々水を差しに出しゃばってくるのが……。
お初のジーニアスボトル、能力自体は順当にヤバーイ!
マジ強え、マジ最強……なんですけど、実に葛城製ですわこれ。
具体的には明らかにベースがラビットタンクじゃない。
- ラビットタンクベースにしては高すぎるパンチ力(キック力とほぼ同等)
- ラビットタンクベースにしては低いジャンプ力、走力(ラビットラビットと同等~微減)
- 物質変換、即死パンチ、バリアのゴリラモンド三種の神器
ねぇ葛城、これもしかしてジーニアスゴリラモンd(サドンデストロイヤー)
実のところボトルの能力は全て使えるそうですし、その中でゴリラモンドが飛びぬけて
◆あれ、玄さんは……
筋肉馬鹿、かずみんに次ぐ愛称きたな……って、ドライブとかb…
※私服げんと君の破壊力は、遺憾ながら筆者の文章力の限界を超えました。
その御姿は東映公式でご確認ください。
大真面目な本人センスもさることながら、周囲の突っ込みもキレキレでいろんなものがぶっ飛んだんですけど!?
ネットアイドル(10代、♀)「これは放送事故レベル」
てぇンさい物理学者(20代、♂)「まともに会話できる自信がない」
裸の王様ってこういうのを……注意も聞こえてないし天然か……。
◆ロストボトルはボクが作ったんじゃない。あれは父さんが作ったものだ
ちゃっかり生きてた葛城 巧。
OPや先週は人格が統合されたような感じでしたが、単に主人格が映っただけなようです。
(記憶や五感を共有できるようになったので、統合は進んでいるようですが)
記憶を当たっても出てこないロストボトルの出所は、なんと葛城パパこと葛城 忍。
しかも1クールで何度か登場した桐山麗華と付き合いがある……あれ?
と、前後しますが劇中でも突っ込み入りましたね。葛城パパ、どうも大人しく死んではいなかった様子。
まぁ自殺って辺りできな臭さはありましたが……今年も父は立ちはだかる側か。
◆奴らなら最高のロストスマッシュになれる
エボルトが仮面ライダーたちを生かした理由はLOSTスマッシュへの改造のため……そして早速餌食になるのはやはりこの人、猿渡 一海。
三羽烏のロストボトル奪還のためとはいえ、間が悪すぎる……うつみんも意地が悪すぎる。
まぁその……計画の問題性は速攻発覚するわけですが……で、誰が止めるの? この殺しても死なない男(戦慄)
前世からして、最終的に死ぬにしろ組織壊滅級の大打撃を叩き込んで満足して死んでいったわけなんですけど……割とマジでエボルト陣営の致命傷になるのでは、この一手。
◆人間には心がある。魂がある。誰かを守るために全てを投げうつ覚悟がある
そうだ。それだよ、ビルド!
……冗談抜きでジーニアスボトルの変身要件に『変身者の強い想い』というのがありまして。
葛城では扱いきれないのはマジだった模様……お隣の世界の神を参考にしたと思しき機能(有害物質の中和、装備の即席開発、想いを元にした能力生成)があるので、その辺りでついた制限なんでしょうか。
そしてこれらとボトルの能力もあり……対抗とまではいきませんが、ハイパームテキ級でも『当たればワンチャン』までは到達できたと言える性能です、ジーニアス。
(ムテキは対戦者の特殊能力を全無効化しながら、100m/0.1秒の機動力で128t×2の打撃を連打してくるので、本当に『当てられれば』ですが……おのれ檀黎斗神)
◆ジーニアスフォームなら、首相を救えるかもしれない
閑話休題……散々ゴリラだの、当てられればだのと言ってきましたが、ジーニアスの真価はこれに尽きると思います。
三羽烏の死からおよそ半年、殺してしまった三羽烏と同じ姿の北都首相をネビュラガスの中和能力で救出する……という構図は静かなカタルシスがありました。
作ったのは葛城ですが、その能力は戦兎くんが渇望し続けたそれだったというのも……。
一方、この能力なら……というところで敢えて断るのが一海ちゃん……あなたならそういうとは思いましたけど。
役者さんという強力な生存フラグはあるのですが、最後まで生き抜いていただきたいものです。
仮面ライダービルド 第39話「ジーニアスは止まらない」
※動き出してもいない
うんまぁわかってましたけど。
次週マッドローグをかませに大暴れですね……エボルト引っ張るなホント!
前回ポンコツすぎた葛城ビルドですが、リベンジはきっちり果たせたのでその点では留飲。
変な感じもしますけど、インファイトは葛城ビルドの方がうまい感じ。
(近代兵器嫌いゆえの脳筋化……?)
◆エボルドライバーが全てを制す!
まっすぐローグに殴りかかる辺りが積年の恨みを感じるサイボーグ、改めマッドローグ内海。
(今更ですけど彼の『サイボーグ』って、性格じゃなく運痴のことなんじゃ……その、動きの固さとか)
なんのかんので待機してた一海ちゃん乱入で水入りにしたものの、玄徳は重傷で一時ダウン。
これはげんと君が弱いわけでなく
『攻撃対象への敵意や憎しみが高まるにつれて攻撃の威力が上昇する』
なんて、うってつけの機能がついてまして……おのれエボルト!
(葛城ビルドが割ともったのはこれのお陰でもありますが……共感って割とマジだったのね)
◆エボルトはこの星を破壊するつもりだった
だが今は支配に切り替えた。それはなぜなのか……答えは次週! なんですが、周囲の視線が痛い。
たぶん同じ状況なら、戦兎君も同じこと言って研究始めたんじゃないかな……。
(『万丈なら大丈夫だろ』的な正反対な意味にしろ)
ジーニアスボトル完成時の『すごいでしょ、てぇんさいでしょ……!』が顕著で当たり前ですけど、根は似た者同士なんですよね。
もうちょっと早く、もうちょっと長く見てみたかったな。葛城ビルド。
◆なのに、俺は……俺は……間違ってなんかない!
まーたげんと君の罪状が……予想通り、内海射殺(未遂)事件がターニングポイントでしたか。
これに関しては黒幕かつ実行犯で言い逃れようがまるでない……あんなに狂うとは思ってなかった、くらいしか言えない……。
それでも言い訳せず、死に逃げず、立ち向かう事を選ぶ今の玄徳は強い。
全て認めたうえで『もう一度だけ信じてくれ』と言い出せるのは……言われた葛城にとっても救いだったんじゃないでしょうか。この強さは。
◆僕はあなたとは違う
そして始まる葛城ビルドの大逆襲。
『創る』『形成する』って意味のビルドだ
以後、お見知りおきを
この台詞が再び、TV本編生で聞けるとは!
前回から『自分用に調整した』という一言で完璧にフルフルボトルを使いこなし、バスターブレードのブレイクまで見せてくれる、ほぼ満点の無双ぶり。
客演時のゴリラモンドもそうでしたが、とにかく動きに無駄がない。
指先だけでチャッチャッと短くボトルを振る動作とか、効率重視で神経質な性格がよく出てて大好きです。
2週だけのゲストと言わず、このままフルフルボトルは人格使い分けとかでもよかったんじゃないでしょうか。
(ちょうどタイプトライドロン@ドライブのベルトさんみたいに)
◆気持ちが足りねぇんだよ!
葛城ビルド最大の難点は経験不足によるアドリブ不足と、コレ。
スタークがわざわざ戦兎をヒーローに育て直した理由……
『葛城の性格ではハザードレベル(≒ボトルの力)を引き出せない』
というのがあったんじゃないかな……と。
受け入れられず、惜しまれずに戦兎君の人格が戻ってしまうのはどうかな……と思わなくもないですが、必然なんでしょうね。
せめて葛城だった記憶は残っていることを期待したいものですが……。
仮面ライダービルド 第38話「マッドな世界」
- 『すべては究極のゲームを作るためェ!』なのが黎斗
- 『全ては科学の発展のため』なのが葛城
ですが
- 自分のヘボさまで織り込み済なのが黎斗
- 自分の能力が計算外なのが葛城
……葛城しょっぺぇより、檀黎斗神ヤバすぎるというのが正しい感覚でしょうけど。
良くも悪くも、まだ人間の側でありました。
『悪魔の科学者』というあだ名も
『悪魔と契約した科学者』『悪魔に狂わされた科学者』
というのが正確なところなのではないかな……と。
◆完全体の俺に敵はいない!
正直、オープニングを削って入れるほどの戦闘だったのか……変なところで繰り返し演出が多いのはビルドの悪い癖だと思います。
(完全体の強さなんて言うまでもないし、実際この後でいやになるほど味合わされるわけで……)
それはさておき復活の葛城 巧。朴訥としているというか……天然。
昨年……先述の檀黎斗神に対するアンチテーゼもあるのかなと思いつつも、悪魔の科学者というか『頭いいけど空気読めない人』にとどまっている感。
犬飼君の演技はすごいんですけどね。すぐホワイトボードに向かう行動といい、ちょっと『W』のフィリップっぽいかも?
◆今後は俺の操り人形として生きてもらう
当然、こうなるといわんばかりの下剋上宣言。
ふざけるな! と即座に返せた度胸は評価したい内海&難波会長。
その最後をみると自惚れにすぎなかったのか……敵味方とも地に足の着いた世界だけに滑稽さが増してしまうのは。
ギアブロスのハザード化、ライダー級なハードガーディアンの増産など、やれることはやっているんですが、周回遅れ感が悲しい。
◆あなたがそれを言うんですか、氷室さん!?
経緯に性格も相まって孤立した葛城ビルドを説得にあたるのは、やはりこの人、氷室玄徳。
『葛城と俺がファウストを創った』
って序盤の言葉が、ここにきて重い。
空気読まない葛城 巧が、この人にだけは敬語で本音なんですよね……この二人。
散々チャカしてきましたけど、擬似親子に近い共依存関係だったのではないでしょうか。
龍我や美空に散々言っていた葛城が、泣きながら玄徳に弱音を吐く姿は付き合いの長さを感じさせられました。
◆お願いします。我々に力を貸してください!
げんとくん、先週~今週と頼られまくり。
この一見頼もしそうな人徳の影で、自分は親父のコネ以外何もできない……って無力感が狂化中の暴走に繋がったのでしょうか。
それはさておき、内海。ここまでの関係が関係だけに、すぐ答えられなかったのはわかります。
わかりますが……このタイミングだったら、彼を救えたのかなとも思ってしまう。
お互い全て白紙にしよう、一緒に戦おう……って言えたら、もちろん難波会長への忠誠に言い訳立てる必要はありますが、最悪は防げたんじゃないかなと。
◆我々の答えは、これだ
俺はタイタン……一つ目タイタン!! ブラックサタンの大幹部!!
……って言えたらかっこよかったのにな。
(開幕爆散するハードガーディアン部隊)
装備もテクニックも全くお話にならなくて、せっかく浜田さんが勿体ない。
最終兵器ヘルブロスは全く冗談でもなんでもなく、コイツが難波の限界だったとか涙も枯れますよ。
(スーツ増やせないって裏事情はあるにしろ、せめてダブルヘルブロス、ギアブロス軍団くらいは欲しかった……)
……ただまぁ結果的に、悪役株が大暴落する難波勢のなかで矜持は一番保てたのが、ギアブロス兄弟。
最後まで難波のためにと後を託して消えた弟、東都陣営にわずかな共感を抱き希望を守った兄と。
……そんなドラマの後ろで何やってるのよ葛城さァ!?
そもそも復活が想定外で、慣らしも開発期間もなし、精神状態から最悪というコンディションではあるのですけど、もうちょい華をもたせてもらえないですかね……?
◆お前はどうする? 難波の仇を討つか、俺につくか……
難波会長すら最期はこの無様ぶり……ビルド、本当に魅力的な悪役が少ない。
責めて最後は演技してでも一矢を報いようとする必死さか、誇り高く散るくらいの覚悟を見たかったよ会長。
エボルトに騙されるだろっていうのはわかりきってましたけど、こういう最期を期待してたわけでは決してなくですね……!
そして内海。
全てを失って壊れてしまった、という理屈はわかるんですけど……どうにも在庫処分という印象。
制作陣のトップは昨年と同じはずなのですが、どうも隠し切れない組織人・エリートへの不信・嫉妬みたいなものを感じます。
次回予告を見るに、騙して反撃(もしくは、しようとするけど洗脳失敗)とかってわけでもなさそうですし……うーむ。
仮面ライダービルド 第37話「究極のフェーズ」
ある種、犬飼くんオンステージ。
この回だけで戦兎、エボルト、葛城巧ィ! と三役こなして、ちゃんとそれぞれ味が違うという。
(戦兎はアバン劇場だけ『エボルトが戦兎の演技してる』って設定ですけど)
結局はエボルト劇場で終わってしまうのですが、慌ただしさからの急展開は嫌いじゃない。
◆戦兎……やってくれたぬわぁぁぁぁーッ!?
お前の大切なものを全て壊してやるわー!
……やっと見れたエボルトの本音。うん、できればここまで前話でやっておいてほしかった。
35話で予告流してしまいましたし、仕方ないのはありますけど36話は相討ち生死不明~このシーン、37話でエボルト戦兎と龍我対面……くらいの方がバランスよかったのでは。
(尺の都合みたいのは、もちろんあるのでしょうけど)
◆エボルトがくる
この時初めて、マスターとエボルトが意見の一致を……って、中の人変わってるじゃーん!?
ネット感想が『脳筋ゴリラ』に変わりつつあるベルナージュ様、店舗だけぶっこ抜きとか実に脳筋でした……もうすぐ力は消えるってなんだったの!?
この人も結構、脚本の都合で翻弄されてますよね……。
◆俺にはできない
なんだそのコスプレ、巌窟王かよ! 地獄ってそれかよ!
↓
ポンコツとか、げんとくんとか、ホントすいませんでした……
↓
ごめん、やっぱポンコツだわ…… NEW
気づけばビルド世界屈指の萌えキャラと化しつつあるげんと君ぇ……本人いたって大真面目で、すまなそうに
『親父の、コネだ』
で、腹筋クラックアップフィニッシュされました。
昨年の大我センセに並ぶ、隠しきれない良い人オーラがズルいわ……。
ただシリアスとギャグがベストマッチする一方……劇場版予告でも触れられてない通り、日本首相・氷室玄徳の芽は潰えた?
代わりに出てきた芽は総理大臣・猿渡一海……農家から大戦を経て中央出馬って、それなんて田中角栄?
◆何度でも、立ち上がるさ
もはや変身できない時の方が頼もしささえある男、万丈 龍我。
アマゾンズ2期でも、あの伝説のヒモを変身解除させたてるし
エボルトの細胞がなくなったと言われた時に思いついたのが
『これなら千翼を救える!?』
でスイマセン……でもそもそもオリジナルの千翼だと普通に消滅するのか?
閑話休題。アマゾンズネタはもう狙ってるだろという他ない
『新たな細胞が生み出されたのか!』
って、どうあがいてもクローズアマゾンにしようとしてるでしょ!?
(※実際変身したのはクローズネオでなくグレートクローズです)
ほんと、正宗みたいな……失礼、絵に描いたような主人公ぶり。
久々のクローズドラゴンといい、頼もしい男です。
頼もしい男なんですけど……
ブラックホール!
ブラックホール!
ブラックホール!
エヴォリューション!
これさえなければ、ねぇ……見たいもの、やってほしいものを見せてくれて入るんですけど、ビルド。
ただそれらが拍手喝采されるのは『それを使ってヒーローが勝利する』って前提付きなんですよね……色々試したけどダメでした、の連発は、この時間帯にはきつすぎる。
◆戦兎……誰だ……?
Q.お前は誰だ!?(BGM:Armour Zone)
A.俺は……葛城 巧だ
なんのかんの文句言いましたが、この引きはずるい。
パーフェクトですわ。
絶対見るわ、こんなもん!
何時か来るであろうと予想はされていた葛城ビルド。
さっそくゴリラモンドハザードしようとしているとか未確認情報もありますが、いったいどんな戦いぶりを見せてくれるのか?
仮面ライダービルド 第36話「エボルトは星を狩る」
星を殺すだとTwitterに警告もらうからですね、仁さん(違)
一応、今話あたりから目に見えるくらいにはエボルト側に土がつき始めています。
……ただ見せ方が、ねぇ。これまでも主役側が圧倒できたこともないのに、フェーズ1~4まで一ヶ月エボルト無双って構成はさすがにやり過ぎ。
『敵ツエー!?』
となる前に
『主人公しっかりしろよ……』
という感想しか出なくなってきました。
結局、陳腐でもシーソーゲームのインフレ合戦が一番、敵も味方もキャラと強さを立てられるのね……。
◆エボルトリガー、パンドラボックスの真の力だ!
地球は終わりだぁぁぁぁ……と、思ったか?
まさかの時のベルナージュだ
……このどうしようもないイベント戦闘感。
撤退させてもらって、ボトルも治してもらって、説明聞いて……本当にゲームの自動進行イベントを見てるみたいだ。
(御試聴の番組は仮面ライダービルドです)
元々戦兎くんたちから仕掛けた戦いでなかったとはいえ、うーん。
◆俺の役目は終わった
氷室玄徳はクールに去るぜ……からの冷蔵庫ガン見は腹筋に悪い。
そういえば見るの初めてでしたね(以前に一度騙されてもいたし)
龍我の時もそうでしたが、一海ちゃん驚異の人徳というか、人たらし力。
あっという間に縁作って、いつの間にかコンビになってしまう……この辺、武田さんの前役の音也に通じるものがあります。
思えば一海ちゃんも少し前、引き留められる側だったんですよね。他でもない龍我に。
スカイウォール跡地、三羽烏の墓の前で今度は一海ちゃんが玄徳を引き留める側に回るというロジックは、我ながら単純ですがグッときます。
◆これを使えばライダーシステムは人間の限界値を超える
大丈夫だ、必ず帰ってくる
から1話立たずのダメだったよ……お前はエロゲーのヒロインか! と言いたくなる戦兎君のフラグ回収力。
前節でも触れましたが今回、エボルト相手でもそこそこ戦えてはいる。戦えてはいるんですよ。
『もうフェーズ1を攻略したか!』
という、お言葉を賜った通り……ラビットラビットの四肢伸縮、高速移動とフル活用で追い詰め、スパイダーで封じ、タンクタンクと見たいものも見せてくれていますし戦闘は楽しい。
それなのになんか盛り上がらないのは……勝ち切れない、って点なんですよね。
毎回昨年のゾンビ神よろしく爆散しろとはいいませんけど、エボルト……撤退すらしてくれないのが。
◆折角の計画が台無しだ
正直いって、東映公式の解説を見るまで
『あー、また計画通り! か……』
でした。本来はビルドの身体だけをもらう予定だったので、自爆覚悟で何とか防いではいたという。
そう見えないのはエボルトの演技力の勝利というか、そういう勝ち方はもういいから!
そろそろフルフルボトルの時くらいでもいいから、綺麗に勝ち切っていただきたい。
仮面ライダービルド 第35話「破滅のタワー」
先に謝ってしまいますと、あまりいい感想は書けてません。
だって戦兎くん、物語まったく動かせてないんだもの……どうせ負けるだろうで、予想通り負け……って展開が続きはヒーローものとしてどうかと思います。
◆万丈……じゃない!
万丈構文への新たな回答が誕生した瞬間。これで押し付けられ続ける日々も終わりだ、やったね万丈!
……話の方は何一つ動いてません。2週続けてエボル無双、ほんとキミ何のために突っ込んだの戦兎くん。
負けても話を引き出してチャンスを掴んだ、とかならともかく、ボコボコにされるなか、エボルトがペラペラ情報漏らして、見逃してくれたのに従うだけって……。
有用な情報はエボルドライバーは葛城パパが復元したもの=量産可能という点だけ。
それもエボルトが自分から漏らした事なので、作るだけ作らせて奪う気満々だなって見え見えで……。
◆俺たちと手を組まないか
ボトルはまだ残っている……ということで玄徳に声をかけるのは当然。
しかし彼にとっては皮肉な話で、これまで葛城ー! 葛城ー! で振り向いてもらえなかったのが、向こうから声を掛けられた今は罪悪感が邪魔をするという……うーん、ツンデレ。
そういえば彼、今何をしてるんでしょう? まだ決意を固めきれずにうろついたまま?
結局、話がまとまるをまたずにセレモニーに強制招待されてしまいましたが……次回予告ではグリスと殴り合ってたり、今一つ立ち位置が読めません。
◆俺が地球に来なくとも、お前たちはいずれ戦争を引き起こしていただろうよ
なんというエボルト誕生セレモニー……ジャンクションまで乗っ取り、いつ番組名が『仮面ライダーエボル』になってもおかしくない。
ここにきて1クール目の化学問答再びですが、趣味で星を滅ぼして回るM78スペースの侵略宇宙人みたいのに言われたくないわ! って感想しか出ませんわ。今だと。
切り札と思われたキードラゴンハザードも、本当に流れで消化されてしまって余りに勿体ない。
負荷に耐えられるようになったり、暴走前にフルフルボトルに戻したりと成長は見られるんですけど……そんな些末より『勝てない』ってストレスが半端ないです。
押しに押したけど騙されて負けとか……1度目はサブで販促もあるなかうまくやったな……でしたが、今回はちょっと擁護できない。
倒すことは倒したけど、ボトルは奪われたとか、思惑の異なる会長と内海が奪い取ってとか、やりようは幾らでもあるでしょうに……。
次回予告、例のエボルトリガーが映ってますが、これ本当に戦兎くん変身できる……?
仮面ライダービルド 第34話「離れ離れのベストマッチ」
正直辛い。
ざーっと見るのはいいんですけど、感想や考察を始めようとすると……ずっと黒幕の掌の上というのが再確認されてキツい。
前作と同じ手を使えないのはわかるんですけど、檀親子みたいに現場でボコられるでもなく、したり顔で暗躍するスターク改めエボルトは正直、悪役として成功と言い難いかなと。
キャラ付けが弱いとかでなくて、あらゆる点で隙が無く強すぎる。
◆地球上には存在しない毒を体内に仕込んだ
開幕からのエボル無双。
空間攻撃、瞬間移動、クローズマグマ以上の基礎スペックで本人談2%はふざけんなですが、完璧でないというのは嘘ではなさそうで、結構ダメージ自体は通っている。
特にクローズマグマの一撃は普通に大打撃でよろけるほどで……出自的に、基礎スペックと別のエボルト特攻みたい効果がついている?
……そこですかさず戦兎君に毒打って人質戦法に切り替える辺りが貫録の悪辣さですが。
まぁ狙うなら開発担当ですよね……このスペックで完璧に立ち回られると打つ手なしです。
◆お前は、俺の一部なんだよ
今明かされる、割と衝撃的でもない真実。
まぁビルドの作風、期待も予想も裏切らないなので……今話、一番のサプライズは葛城ゴリラモンド(未遂)と佐藤太郎の再登場かも。
あのスターク=エボルトが変身自体を封じにかかるあたり、彼にも効くんでしょうね……神殺しの右腕
◆後は頼んだ
ハザードレベル5.0。それがエボルトの求める到達点。
ハザードレベル、2桁はいっただろうと思っていただけに結構意外ですが、一定以上になると上昇値が下がるとかなのかも?
(単にビルドドライバーに戻って鈍化しただけかもですが)
この徹底した片追いからの各個撃破は敵がやっていい技じゃないだろ……と大人げなく言いたくなるエゲつなさ。
強制解除からの再変身は危険……おとやん、もとい一海ちゃんに言わせるか、それを。
結果は……死にはしなかったとはいえ。いや龍我としては死んだようなものなのかも、ですが。
玩具バレ出てますが、ここからまだ強くなるんですよね……何処までやられっぱなしでいくのか。
ここから最強フォームでどう打開するのか、まったく筋道すら見えないのがキツい……。
仮面ライダービルド 第33話「最終兵器エボル」
生まれたその事が消えない罪仲間に続き、生きる事こそ背負いし罰仲間がニチアサから生まれるとは……地獄スタイルは巌窟王じゃなくて伝説のヒモ仁さんリスペクトだったのか。
◆『氷室泰山の身柄と引き換えにエボルドライバーを用意しろ』
日本国首相を舐めるなよスターク。代わりなどいくらでも……ってシンゴジラみたいな事が言えないビルド世界。
三国志化による深刻な人材不足がここで聞いてくるとは……。
問題のエボルドライバー。お前ならわかるだろ? とばかりにぶん投げてくるスタークもスタークですが、きっちり理詰めで辿り着く戦兎君も十分ヤバーイ。
普通なら葛城の記憶が……ってなるところですけど、ヒントすら一切なしで理解するとは。
三都戦争編で悩みっぱなしだった反動か、ここ最近の万能天才っぷりは実に頼もしい。
◆もうすぐお前の身体とはおさらばだ
でもベルト化はやめとけよ、ベルトだけは。
……まぁ、おさらばした引っ越し先は既に予告で映ってますが。
邪悪なウルトラマン……というか、ゴーデスか。憑かれたのは火星ですが、火星人ですらなかったとは。
そして知って振り返ると『俺も色々な事を知った』というのが、割と嘘ではないのが……石動として暮らしてきたのは地球、地球人を知るためという面もあったのか。
そのうえで全くブレないというのが実に怪物。
◆まさかそのままとはね……エボルドライバー
この答え合わせは痺れました。
だからビルドドライバーにベストマッチ判定機能が付けられたのか。
だから石動はNascitaに都度都度やってきたのか。
玩具的にはビルドドライバーのリデコなのですが、設定的にはこちらがルーツ。
不要な機能を減らした陸戦用量産型エボル=ビルドというか……実はフォーゼの系譜だったのか。
平成ジェネレーションズでの共演がここで拾われるとは。
◆欲望が俺を歪めた。もう後戻りはできない
今まで散々おちょくってきましたが……げんとくん、玄徳。スイマセン。
『俺は地獄を見てきた』
の重さが地球を突き抜けそうです。
ネビュラガスを注入したもの(より正確には『注入して適合したもの』か?)はパンドラボックスの影響下から脱する……結果、力を求めて叶った瞬間にそれが全部操られた過ちだったと知らされるという。
……間違いなくスターク=エボルトの差し金ですよね、これ。
難色を示していた内海君は何処まで知っていたのか……今週の様子だと知らないどころか、行方不明期間中に再洗脳まであり得る?
◆押しても消滅しない。チップの信号を変えた
テェン才物理学者の大逆襲、始まる。
地味にスタークの思惑を超えた二度目にして、しれっと行われるとんでもない神業。
(チップ側の信号制御を)すり替えておいたのさ!
集積回路の挙動を差し替える事の無茶さはI○telのアレを思い出してもらえばご理解いただけると思います……っていうか、物理学者の仕事じゃないよそれ!?
敵の理詰めをハチャメチャにぶっ飛んだ天才力で押し切る。それでこそ特撮界の天才科学者。
ハザードを超えてから、もう本当に戦兎君が頼もしくて仕方ない。
◆ソイツはオレのものだ。返してもらおう
しれっと乱入してきた一海ちゃん(※)も加わり、あっという間に4対1。
(※メタい話すると、演者の武田さんがNHK番組でケアンズ行ってたので、たぶんそのせい)
何気にビルドも先々週苦戦していたクローンスマッシュをマグネットボトルで2体さくっと始末してたり、インフレここに極まれりって感じなのですが……ここから逆転してくるのが、その逆転方法が実にスターク、いやエボルト。
憑依して色々な事を知った……例えば肉親の情が、時に理性すら上回る行動をとらせる、とか。
ついに戻ってきたぁぁぁーッ!
俺たちの石動惣一が帰ってきた!
どこに行っていたんだ前川泰之!?(※他所の仕事です)
前川さん戻ったなら楽勝だろ、とかすいませんでした。
クローズマグマにローグと連打喰らってようやく変身解除、そこから苦境すら利用して伏兵の内海という……地球外生命体の執念、おそるべし。
仮面ライダービルド 第32話「プログラムされた悲劇」
ベストマッチコンビが曇るなか、存在感を一気に増したげんとくん……もう玄徳と呼ばないと失礼か。
何気に彼の思惑を受け継いでくれたんですよね、氷室パパ……それをぶち壊しにくるのがローグ=玄徳というのが皮肉。
次回に向け乱立する死亡フラグを破れるか?
◆万丈になんて言おう……
A.万丈、おめー人間じゃないって!
予告全部使って悩んだ結果がこれだよ!
戦兎くん、神じゃないんだから思い出したようにKYしなくていいのよ!?(懇願)
あるいは空気読んで軽く流したのかもしれませんが……いやでも思い切り分析初めて追い打ちかましてるし、やっぱりテェン才物理学者か……。
◆すまねぇ、みんな……そっちにはいけない
一方、パンドラボックス奪還に動く西都の一手は……
北都の仲間を助けたければパンドラボックスとボトルを持ってこい
また人質かよ! といってはいけない。陳腐な策とは定石の事だと、故ゲンムコーポレーションCEOもいっている。
実際、守るものが多い一海ちゃんには辛い話……半端に社会地位あるヒーローは正体バレると辛い。
黄羽を失った経験があるとはいえ、よく思いとどまったと思います。本当に。
◆作戦は失敗した。ここで彼らを始末する意味はない
救援の手は、まさかまさかのローグ離反。
消滅スイッチの話が出た後だけに意外も意外……消滅覚悟の一手をこのタイミング、それも縁も所縁もない北都市民に使うとは。
(結局スイッチ押されても消滅どころかキルプロセス未満でしたが……はったりか、自力で耐えたのか?)
この後の抑止力の話にも繋がりますが……なんだかんだいいながら、甘さは捨てきれなかった様子。
でも、嫌いじゃないわ……!
◆残念ながら東都政府の提案は受け入れられない
現実にならず者国家の皆さんが体現してくれるように、抑止力への対抗策は
『どうせビビって撃てんないだろ? お前なんざ怖かねぇ!』
という態度で、御堂=難波会長の態度は割と予想通り。
(氷室パパも恐らくは)
政治外交的にはここから
『粋がってみても怖いだろ? 実物見せたろか?』
『こっちも鬼じゃない、ちょっと譲歩すれば危険は遠のくのよ?』
『今、お前の支援国にトマホーク120発ぶちこんだわ』
みたいな飴と鞭の揺さぶりあい、悪く言えばチキンレースが始まるのですが、情報量と力が強大すぎるせいでどうにも東都不利。
(この辺は第一次大戦前や、近代の核抑止の風刺っぽくもあり……行使したら世界終了なので誰も使えないという)
知識・度胸の面で玄徳がいてくれれば……と、痛感します。そのための補佐官だったのか。
◆香澄……俺、人間じゃねぇってよ
慌ただしかったのもありますが、劇中で墓参りに来たのはこれが二度目。
普段、意図して避けている感があるだけに(話題に出された時の反応は前回の通り……忘れたのでなく、忘れようとしている)深刻さがよくわかり、また救いはあることにほっとします。
(千翼ォ! の件は置くとしても、もっと酷い予想が色々出てただけに……家族や香澄さんまでグルとか)
こういう時にくるのは……来ちゃうのは、戦兎君じゃなくて貴方よね。おのれスタァァァァーク!
◆今ごろ仮面ライダーのいない東都政府は混乱しているでしょうね
みんないっぱいいっぱいな中でやってくる今週のギアブロス……自分らはパワーアップなし、敵は戦うたびにサイヤ人みたいな成長していくのに、その妙な自信は何処からか来るのだ鷲尾兄弟。
今回は陽動担当といえ、背を向けたタンクタンクにヘルブロスのファンキーアタック! でノーダメとか、さすがに危機感を憶えるべき格差。
最後はおよそ予想付きましたが、キミら既にナニカされてない?
オマージュ元の地獄兄弟(というか矢車さん)はなんだかんだで最後まで強キャラだったぞ!?
◆アンタがこの世界を壊すってなら、俺はこの力を愛と平和のために使う
俺は化物じゃねぇ!
前回と言い、これを赤楚くんに言うか/言わせるか……って台詞のオンパレードで画面が辛い。
まだ特撮出演二作目というのに背負うものが多すぎます、この長瀬 裕樹。
それだけに章題の、平成ジェネレーションズFINALで戦兎君が口にし、意図せず重なった言葉がどれほど救いか。
直接の繋がりはバイカイザー=ギアブロスくらいしか見せなくても、劇場版の先輩たちとの交流は確かにあったんだなと……
「あ……忘れてた。ローグが!」
……うぉいぃぃぃぃぃぃーっ!?
◆狙いはアンタだ
……まぁ正直、先に伝えててもマスタークが通さなかった気はしますが。
それにパンドラボックスは官邸にはないわけで……からの、コレ。
今まで頑なに手を挙げなかった玄徳ですが、遂に父親をターゲットに。
やはり北都での離反から何かあったのか、それともこれも策なのか……?