記事表示
仮面ライダージオウ 第32話 「2001: アンノウンなキ…
仮面ライダージオウ 第32話 「2001: アンノウンなキオク」
アナザーアギト大発生にイレギュラー変身、レジェンド変身に挿入歌。
ここまでやってくれるのか!
◆ライドウォッチを作った!?
さすがレジェンドの貫禄というべきか、翔一君。あのアナザーアギトが戦闘員のようになぎ倒されていく。
対アナザー特攻(レジェンド特攻は全部捌くので無問題)に加えアナザーアギトの個体差も……アギト本編の木野さんは大当たりだったのかと思える瞬間。
(そういえばバイク流用されたアマゾンズでもシグマガチャなる単語が……)
主題はツクヨミの時間停止ですけど、敵も味方もイレギュラーだらけ。
タイムジャッカーがアナザーではないウォッチを作ってどうするのかと思えば、それをアナザーアギトに使う……と、アナザーではないアギトに『進化』するという。
これは『主変身者以外はアナザーライダーになる』という設定を忘れたわけではなく、恐らくアギトウォッチの特性。
アナザーアギト大増殖もですが、『人類は皆アギトになりうる』という設定を上手いこと使ってきたなと。
(暗示するようにアナザーアギト、変身者の情報が不明なんですよね……アナザービルドと違って、多分故意犯で)
◆私にも時間を操る力があったなんて
時間を操る力が……というか、力もというか……。
今回は補助的な活用でしたけど、その気になればファイズフォンXでアクセルフォームできますよね、コレ(戦慄)
まぁそれは今後として……ツクヨミを絡めて一気に収束しだしたタイムジャッカー陣営。
白ウォズも忠告していた通り、スウォルツこそがその中核で、ウールとオーラ(あと不運と踊っちまったスーパータイムジャッカー某)は能力を貸し与えられた配下にすぎない。
そしてウォズ曰くその力を持つのはツクヨミ発覚以前はスウォルツのみ……その正体はウォズがここまで詳しく知っているというのが、恐らくヒントかなと。
今回はメタメタな使われ方でしたが(汗)ウォズも時間停止中に動けるんですよね。
それが与えられた能力というなら、与えたオリジナルで浮かぶのはオーマジオウその人。
となると……二人の正体はオーマジオウ(=ソウゴ)の子孫か、ちかしい縁者なのではないかと。
(オーマジオウの歴史が消えた時に消えなかったという反証はありますが、オーマジオウになる前、あるいはならなくても子孫は残したなら存在は揺るがないので……)
まぁこういう予想はだいたい外れるんですけどね!
◆よかった、やっぱり津上さんじゃないんですね。アギトが街で暴れてるんです!
翔一君が電話に出た時の『よかった』『やっぱり』に尾室んのいい人柄を感じて何かほっこり。
(とはいえ結構重い話ではあるのですが……本編終盤でアギト狩りに手を貸してしまった前歴あるんですよね、彼)
余りの惨状に生き残りのG3部隊どこいった……と見渡し、全員やられた後と気づいて、更に声が出る大惨事。
(大量の市民アギトをよく見ると、巡査服やG3のインナー来ている人がちらほら……)
これがアギト終盤で懸念された事態なのか。
◆その笑顔、みんなに見せてあげてよ
大変大事な事をお話しします。僕らの知る翔一君、津上翔一ではありません。
……うんまぁ、17年過ぎた今では『知ってた』ですけど(筆者も視聴前に知ってた)
三人のライダーと並ぶアギトのウリ『謎』、特に翔一君関係は1話ずつ本編を追っていかないと(追っていっても)わけわからなくなる複雑さなのです……が。
謎が解けても解けなくても翔一君は翔一君だった
……記憶喪失繋がりのてぇン才物理学者と比べても鬼メンタル、いやボケメンタルっぷり。
でもこの人に
『あの仲間だって、君は君でいるから、仲間になったんだよ』
なんて言われては……ね。
氷川さん(G3-X)が劇場版で彼を評しての
『無条件で人生を素晴らしいと言える人』
そして同時に、生きることを素晴らしいと思いたいと感じさせてくれる人……
言われたご本人は言った人にちょくちょく辛辣だったりしますが
前作の五代雄介と比較されがちながら、この独特の魅力は翔一君の個性だと思います。
◆返せって、君たちの力じゃないじゃないか?
ジオウII、リバイブ、フューチャリングキカイと出し惜しみなしの総力戦。
(前話もそうでしたがゲイツ君はリバイブの負担大丈夫なんでしょうか……一定時間置けば大丈夫なのか、単に慣れ?)
それでも足りない手数に
キミの力でもないよね?
出ましたよ、この時々主に氷川さんをぶっ刺す天然の舌鋒!
GG-02担いでやってくる翔一君G3、終盤の氷川さんを思い出してこれだけで泣けてきます。
(G3-Xじゃないのはスーツの都合とタイムジャッカーへの温情……実質G4互換ですからね、この人が使うと)
さすがに数相手に決定打のなさはキツく、あっという間に脱がされた仕舞いましたが、そこからツクヨミのアシストで突破、復活、トリニティというこの流れ!
三位一体と三位一体
あわせて六位一体の力g
※省略してますが、この前に前話の『ひれふせ!(ry』もフルでやってます。
誰が本当に毎回やれって言ったよ!?
ドンマイ、ウォズ……しかしこのイントロが流れだしたら気持ちはわかる。
まさかの、本当にまさかのですよ。
ディケイド路線を発展させたゴーカイジャーでも、ここまでやったのはハリケン回くらい。
それくらいインパクトありましたよ。
なんかもうアナザーアギト氏まで、感動のあまりライダーダブルシュート食らいに来てくれたように見えるくらい!
そう、シュートです。
片足のライダーキックでなく両足蹴り。クロスホーン展開、足元に紋章まで完璧な再現度で、超レアなライダーシュート。
(トリニティフォームともども、本編での出番は僅か1回!)
ブレイド編に続き、平成の終わりに、素晴らしいレジェンド回をありがとうございました……ッ!
◆また新たな秘密が生まれました。今は胸の内に秘めておくとして……
ツクヨミの正体について、ウォズからヒント更に一つ……まぁ読み説く時なども敬語口調になるので確定ではないですが
『秘密が生まれた』ではなく『秘密が生まれました』
ツクヨミ、というかオーマジオウ関連以外でこの口調になったのは初めてな気がします。
やはりオーマジオウと密接な関係が……というところで。
残るライドウォッチは五つ
私を含めNEXTレジェンドが響鬼の姿というあたりで
『やっぱりヒビキさんは無理だったか』
と思った人は多いと思います。その数十秒後ですよ。
あぁ。
ヒビキだ。
間違いなく彼もヒビキでした。
明日夢役の栩原くんは昨年引退だし、ザンキさんかトドロキくん、よくてイブキさんだろうって……良くも悪くもあれだけインパクトあって、何で忘れてたんだ!
継承者ジオウと鬼の襲名制度といい、よくもこうベストマッチを探してきます。
ただ気になるのは公式予告の『ソウゴの小学校時代の同級生』という記述。
彼が高校生だったのは2005年当時。2000年生まれのソウゴ君とは10年近い年の差のはずですが……む?