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仮面ライダージオウ 第31話 「2001:めざめろ、そのア…
仮面ライダージオウ 第31話 「2001:めざめろ、そのアギト!」
めざめろ。お前の答えは聞いていない(強制アナザー化)
もしかしなくても木野さん(本家アナザーアギト)が
『アギトは俺一人でいい』
の反対でアナザーアギト(アナザーライダー)は
『アギトは一人ではない』
に……?
アナザーライダーの言い分の方が実はあってるというのが、アギト世界の恐ろしさ。
◆しかし今更G3とはな
開幕、ぐっと世界に引き込まれるG3マニューバ。
ブレイドもそうでしたが、そうそうこれこれってなる空気がジオウは本当にうまい。
視聴者より先に上層部が突っ込んできた『今更G3』ですが、アギト本編のはマイルドまで全て試作型でしたからね。
『今は数が必要』という尾室くん……もう『尾室さん』って貫禄ですが、彼の話からして、アナザーライダー事件が世間に周知され、対抗手段として制式配備の予算が下りたというあたりでしょうか。
惜しむらくは、悲しいかな……性能を見せつけた直後に怪人に圧倒されるまでアギト本編通り。
(性能差は言うに及ばず……最強武器のGXランチャーでようやっと『グランドフォームのキック並』という格差)
ですが、ここから食い下がるのがG3ユニットですよ。
◆俺はすべてのウォッチを集めようと思う
白k……オーマジオウがレジェンド集めは任せろって言ってるし、俺たちも負けずに頑張らないと(超意訳)
というところで流れるニュース……これまで出たとこ勝負で事件に襲われていたソウゴ君たちですが、こういう形は珍しい。
ウォズの預言が当てにならなくなったというのもそうですけど、こういうメディア経由での情報収集、警察との連携など節々でクウガ~アギト独特の空気が流れている気がします。
襲撃されたG3、TVで事件を知ったソウゴ君一行、真魚ちゃんから連絡を受ける翔一君と、一つの事件に皆がバラバラに関与して、一つに収束していく……先週までのブレイド(トリニティ)編と同様、間違いなくアギトの空気です。
◆ア、アギ……アギ Ω ?
それはアギトと読む、我が魔王……いやコレ番組知らないと絶対読めないよウォズえもん!?
演習場で始まるG3ユニットVSアナザーアギト第2ラウンド。
予告でもちょこっと映りましたが、このアナザーアギト(アナザーライダー)、まるっきりアナザーアギト(アギト本編)ではなく、きちんとアナザーライダーとして造形し直されていて関心。
(具体的には目と口。いわゆるクラッシャーとCアイがないといえば判り易い?)
で、余った元の顔は服と合わせてアナザーアギトを量産する
また円谷さんちみたいな事を始めおって……G3も3体だけなのを上手い事カット割りやパーツ分割でいっぱいいるように見せたり、特撮の妙技を色々見せてもらいました。
そしてそれがG3ユニットの奮戦にも映えるんですよね……アギト化されたり、パーツ剥がされたり、GM-01は相変わらず豆鉄砲だったりですけど、気を引いて隙を作ったり、アギト化した同僚を抑えたり、不屈の闘志で立ち向かう。
量産型は量産型でも、マイルドじゃなくてフルスペック。そしてそれが氷川さんや(あと一応北條さん)以外でも使えて戦えてるのが嬉しい。
警察を舐めるなよ!
◆ネットで検索したら出てきたりして……『AGITΩ』出てきた!
この見つけ方もアギトならでは……もしかしてこういう出会いを考えて翔一君は屋号にしたのかな、って。
……からの
ドーモ、アギト=サン。仮面ライダージオウです
いや、うん……お宅訪問で『仮面ライダーのギャレンです』って名乗った天野浩成もいたけどさぁ!?
結果的に変な子が尋ねてきた、と伝わったので結果オーライ、か……?
◆自分の力に戸惑っているという所か?
アナザーアギト戦からツクヨミを襲う異常とスウォルツ氏襲来。
ウォズやゲイツが元タイムジャッカー、タイムジャッカーが元オーマジオウ陣営……ここまでも色々な説がありましたが、ここまで割とノーマークだったツクヨミが、まさかの記憶喪失者で容疑浮上という衝撃。
私に力なんてない! と言いつつ、ファイズフォンXでアナザーアギト滅多打ち……絵面はシリアスな笑いに踏み込みかけてますが、割と納得できるというか。
妙に高い戦闘力、狂戦士じみた思い切りの良さと、心当たりがありすぎて困るぐらいなんですよね。
(平成2期は特に特殊な背景ないけど怪人相手にダメージ通せますって人が稀にいるのが判断に困るのですが……)
そしてこのタイミングからのアナザーアギト襲撃。本体の判りづらさをこう使ってくるとか、えげつない。
◆待ちたまえ、戦いの前にやっておきたいことがある!
感染体も以外と強いアナザーアギト……そういえばクロスホーン常時展開=シャイニング(最強フォーム)並とか怖い話ありましたっけ。
ゲイツリバイブすら押し返してくるのもさもありなん……の、横で意味ありげにフューチャリングクイズを使う黒ウォズ。
更にトリニティ直後にこんなセリフ言われたら、もう黒ウォズに秘策ありって事ですよね!?
我こそは仮面ライダージオウトリニティ!
三位一体となって未来を創出する時の王者である!
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時間が、止まった……。
い、一応、擁護してみるとウォズ視点だとジオウトリニティって、敬愛する我が魔王と身も心も一つになった奇跡のフォームなわけで、これはハイになるのは仕方ない事なんですよ多分きっとメイビー……
◆まんまと現れてくれたな、仮面ライダーアギト
シリアスな空気がガードチェイサーごとKNOW CALL SET DOWNされたりもしましたが、ツクヨミ絶体絶命から現れる『既に仮面ライダーである男』!
同時にツクヨミと同じ……記憶喪失で、名前を変えた男でもある……ここまで1話リスペクトとは。
この時点で翔一君は記憶を取り戻して自然体なのですけど、それが1話を彷彿させる達人の動きという頼もしさ。
しかしそれすらもスウォルツの手の上とは……『お前のアギトの力をもらう』という謎の言い分。
彼の言い分からすると、アナザーアギト(木野アギトっぽい方)はアギトのアナザーではない……いわばアナザー木野アギト、アナザーアナザーアギトという可能性も出てきたという事に?