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仮面ライダージオウ 第30話 「2019:トリニティはじめ…
仮面ライダージオウ 第30話 「2019:トリニティはじめました!」
未来、悲しみが終わる場所。
◆貴様一体何者なんだ!? 何を企んでいる
A.通りすがりの仮面ライダー……を追うものさ
そういうとこだぞ海東ォ……東映公式の紹介も口が重くなるわけである。
(『かなり偏屈で自分の正直な心をなかなか表に出さないというやっかいな性格』……)
ほんとお前何しに……とはいえ最後、士よりはキチンと答え合わせしてくれるだけ有情ですが。
でもビッグマシン並みに渡してはいけないものを渡してしまった気がする……。
◆これは俺たちの問題なんだ! 俺と始の!
ドン引きされてる我が魔王に同情申し上げます。
最初にブレイド見た時はみんなこんな顔になるよね……気軽に拳で語り合う人たち……しかも語りきれてねぇ!?(ガビーン)
スピニングダンスに続く、最新VFXでのライトニングソニックに感動する間もなく、アナザーブレイド……を庇ったカリスにぶっ刺さる爆発オチ。
驚く姿が橘さんに似てきたぞ剣崎。というか本当に引き金軽いな、ブレイド勢。
(当時はもっと必殺技使おうよ……でしたけど、洗脳や誤解からの諍いでコンボぶっ放しあいは正直ヤバい)
さて既に公式より赤い血を流す剣崎と始のスチールは出ていましたが、この時点の剣崎はアンデットの緑血。
(あとわかりにくいですが、始と同じで瞬きもしていない。ゴライダーぶりながら、椿君の成長に泣きそう)
前回の予想通り、バトルファイトは継続中で、白ウォズの狙いは統制者による終焉。
ではどうするか……なんて付き合ってくれるわけがなかった。闘争本能を刺激されているせいもあるんですけど、この人たちはー!?
◆困ったものだね、過去の関係をずっとひきずるとは
それってウォズもゲイツもずっとそうじゃん
昔から王様一筋のソウゴ君、君もな。
仮の姿でいいから就職してあげなさい、親父さんハゲるぞ……じゃなくて。
振り返ってですけど、別にゲイツとウォズの和解編というわけではないんですね。今回。
メインはあくまでウォズ個人……黒も、白も、魔王によって歴史のように変化していく話。
白ウォズが世界を滅ぼそうとしているのはどうやらハッタリでなく本当。
そしてそれは来る逢魔の日が原因……歴史が定まれば消えるしかないのなら、全てを破壊してやるというのもむべなるかな。
2019年1月からの三ヶ月は、歴史の代理者である白黒ウォズによるバトルファイトだったのかもしれません。
◆俺がずっと傍にいたら、天音ちゃんは本当の天音ちゃんになれない
それが、始が天音ちゃんの傍を離れた理由。
剣崎の決心を思うと、ムッコロはじめ、お前……お前……って複雑な気分ですが。
アンデットは年を取らない……相川始の姿は、ジョーカーがヒューマンアンデットにカイジンライドしたようなものなので……ここにもFOERVERでの戦兎君曰くの『この世に存在しないはずの人間』が一人か。
本音を吐き出しぶつかる場所が、剣崎と始が対面した例の山小屋(当時はムッコロハウスとか言われてましたが割愛)
白ウォズの手で剣崎が現れ、全ての決着がつくのがこの場所というのは、リアル勢の一人としてくるものがあります。
◆世界の終わりが始まる
あまりにうっとりしすぎな白ウォズに統制者の影を感じなくもない……ですが、策は白ウォズ主導でよかった模様。
世界の破滅の条件は剣崎と始のどちらかが倒れた時ですが、白ウォズには余裕がない。
だからアナザーブレイドに剣崎と始を吸収させて強制的に一体にする……というのはやられました。
不死のアンデットを封印して倒せる、というのもブレイドの重要な能力ですもんね。
荒ぶる統制者の表面は大量のローチだった……というのはモノリスの原点、宇宙の旅シリーズも彷彿とさせられ、ぞっとします。
(有名なのは2001年ですが、続編の2010年、3001年で大増殖があるのです。元祖モノリス)
◆白ウォズは白ウォズの目指す未来にしたかったんじゃないの?
15年前、ある男は言いました。
俺は運命と戦う。そして勝ってみせる
ある種、自暴自棄の白ウォズにソウゴが投げかけた言葉もまた、剣崎と同じ。
もしこれを使えれば……と、渡されたトリニティウォッチですが、もうこの時に未来は定まったのかもしれません。
ジオウトリニティ……よくわからない、が!
どうやら! 三人のライダーの力が結集し……
多分!! 未来を創出する時の王者……その名も
仮面ライダージオウ トリニティ
きっと!!! 新たな歴史が創生された瞬間である
ファイナルフォームライド・ゲゲゲゲイツ!&ウォウォウォウォズ!
からの
なんか飛んできたー! 顔がー!
止めとばかりの
「(ウォズの決め顔)」
世界滅亡の危機どこいった……
なんかもう小難しく語る気も(いい意味で)なくなるジオウトリニティですけど、連想させるレジェンドライダーから色々な進化も感じさせる仕上がり。
東映も戦隊ロボのコクピットでありましたけど、変身中のヒーローの内部空間が変身者の姿で描写される……ウルトラシリーズのインナースペース。
次回予告の服を着た怪人もそうですけど、円谷のニュージェネレーションシリーズからの小技を東映がと、ちょっと驚き。
(円谷と東映は巷で言うほど商売敵でもないので、技術交流か何かあったのかな、とは思いますが)
イマジン一人コントとかグルグル回転イスは電王以外にはさすがにダメよね……
ちなみに肝心な性能の方は結構おとなしめ……でもないですが、順調にジオウIIより5割増しで、3人の武器・能力を全て使用可能。
ジオウ自身、まさに王道をいくスペック押しですし、IIの時点で能力無効とアナザー破壊は手にしてますからね。
連続武器チェンジでアナザーブレイドを圧倒する姿の通り、安心して見られる強さです。
◆頼んだよ、彼なら面白い未来を作れそうだね
白ウォズの最期……という公式予告には少々乗せられてしまった感があります。
そうよね、別に最期って殺されるとかの意味じゃないものね……憎まれ役を買っていた感が強かっただけに、この最後は不覚ながらやられました。
かくて2019年4月7日は逢魔の日となった。
さらば、白ウォズ。
◆君もなかなか良いお宝を手に入れたようだね。祝電が届いているよ
発:オーマジオウ
行:若き日の私
まだ出てないレジェンド6つ、全部やるから。かしこ
白倉P直々の祝電キター!?
お前が手にしてない力はあと6つってそういうことですよね!?
すわエイプリルフールかと思われたブレンさんのアレはそういうことだったのか……
まずは次回、次々回とアギトが確定。そしてすでに発表されているミライダーのギンガ、更に……ジオウメンバーの層が厚くなったところでの再びのレジェンド編、楽しみです。