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仮面ライダービルド 第27話「逆襲のヒーロー」
どう負けるか、という話からの万丈驚異の粘りはいい感じで意表ついてくれました。
残すは不安極まる内通者という爆弾処理……なんとか、そろそろ、あとくされなく完勝してほしいものですが。
◆こんな隠し玉を用意していたとは、難波会長も趣味が悪い
デッドコピーとはいえ"あの"ムテキと殴り合えたバイカイザーベースというヤバすぎる実績のヘルブロス。
(実際スペックは結構高く、廃人仕様なエグゼイド勢にも食らいつけるレベル)
もはやアバンからお通夜状態の万丈、ですが……蓋を開けてみれば、予想外も予想外。
まさかAパートいっぱい粘って、Bパートでは完全に優勢とか、新装備登場回の扱いじゃない。
クローズチャージの基本スペックは、ヘルブロスの2~3割落ち…ここから押し返したって事は、ハザードレベル効果で倍以上になっている?
逆境になるほど強くなる2号ライダー、某橘さん(0M0 めいてきた感あります……恐るべし、万丈龍我。
◆私も負けるわけにはいきません。弟の命がかかっているのでね
視聴者もバンダイも焦りそうな展開からの最終兵器・精神攻撃。
前作から見てくれば大体予想つきますが(SE:神の馬鹿笑い)ここで『お前らなんか知るかよ!』って言っちゃったらヒーロー失格ですよね……本当にズルい。
結果としては、自分の甘さを受け入れた万丈の株をさらに上げた『最高』の負けですが、こういう手を使う輩には何かしら報いがあって欲しいと思ってしまう……ゲスい発想とは自覚してますが。
◆余計なことはするなよ。お前は私から逃れられない
今週のもう一つの爆弾処理……カシラに何か頼んだのが吉と出るか凶と出るか、ダブルどころかトリプルスパイだった紗羽さん。
戦兎君たちも薄々察してはいたようですし、難波チルドレンであることと同時に何か握られている様子だったのが突破口になるのか。
ともあれデータは渡ってしまった。それが本物か、役に立つかどうか……今週は勝ち越して追われたものの、油断できません。
◆葛城はそうは思っていなかったぞ
不安増す中の本命ビルドVSローグ。
マスターの時もそうでしたが、リスク関係なく切り札は出し惜しみする(悪)癖がある戦兎君。初手スパークリングは割と予想外でした。
まぁ、葛城葛城うるさい玄徳への当てつけもあったんですかね……飛影はそんなこと言わない! みたいになっている。
スパークリングが戦兎、ハザードが葛城の究極系なら、それを合わせて最強というのはわからなくもない。
◆この力は、完全に俺のものだ!
ヤバーイ! ハヤーイ!
闇を抱きしめ、光となる! ……って、これはお隣の人だ。
ですが、漆黒のハザードをラビットタンクカラーの装甲で包むって意匠はオーブの名言を連想させてくれます。
能力としては……あれ?パラドクスLv50?
赤が技、青が力。リバーシブル仕様の変身アイテムで赤と青のライダーから赤いライダーと青のライダー……って上手いこと正逆いってますけど興味深い。
(バイカイザー拾ってくれたし、案外パラド意識されてる?)
能力はもう、制御可能なハザードという時点で弱いわけがない。
ラビットの時点でダメージを通し、場外まで吹っ飛ばすというオーバー……キルはできず。
週を挟んで場外乱闘はローグのターン。西都側の伏せ札をタンクタンクで突破できるか?