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仮面ライダージオウ 第43話「2019:ツクヨミ・コン…
仮面ライダージオウ 第43話 「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」
- Confidential(コンフィデンシャル)
- (規則による公的な)秘密、機密、極秘
(Secretより)重大な問題
重大な秘密というのはそういうことか。だいたいわかった。
クライマックスに見せた敵の強化と味方の喪失、ジオウも残すところ一ヶ月で、色々なものが整理されました。
後はここから、どう着地させるのか。
◆その力は我が一族の身に与えられた特別な力
『別の時間軸から来た』は禁じ手ではありますが、納得のまとめ。
なぜタイムマジーンでもツクヨミの過去がわからないのか?
なぜディケイドだけがツクヨミの生家に辿り着けたのか?
これらをまとめ、更にアナザーライダーとの関連まで匂わせる、回答としては満点すぎます。
スウォルツはオーマジオウ(に相当する立場)を目指しつつも至れなかった、一種のアナザーソウゴ。
そのジオウ世界で王を目指すスウォルツが、なぜソウゴを王に導くような行動をしたのかですが……ここで効いてくるのが『今からでも分かる仮面ライダージオウ2』と劇場版予告。
- ウォズとスウォルツは古くからの知り合い
- ウォズは『歴史の管理者』クォーツァーの一員
この古い知り合いという話、これまでは『オーマジオウの臣下』を指してのものと考えてきてましたが、今回の話から
スウォルツはクォーツァーの一族だったが、使命に反逆した
……という意味だったのではないかと。
(バスジャック事件が反逆前とすれば辻褄があう)
この解釈があっていればですが、劇場版ライダーのバールクスが仮面ライダーツクヨミ、もしくは仮面ライダースウォルツになっていた未来もあり得たのでしょうか。
(実際、ツクヨミはジクウドライバーの液晶表示にあるそうですが)
……あ、あと加古川君をアナザージオウに選んだ理由も。
バカにしているようで、一種の哀れみだったんですかね。アレって。
(用済と言いつつもオーラのように殺すわけでなく、恨み言に『一時でも王になれてよかったろ?』と返すあたりとか)
◆やめておきたまえ!
僕はお宝が手に入ればそれでいい。
けど、だからって誰かの言いなりになるのは気に食わない
はーい、(スーパーヒーロー大戦)入りまーす。
グランドジオウウォッチは返すけど、別に助けるわけでもない。
タイムジャッカーは逃すけど、別にソウゴたちの味方はしない。
この面倒くささ……とうとう公式でも例のやらかしに触れられてるし!
何気に今週スウォルツ氏について、目的全部達成しましたよね……おのれディエンド!
◆頼みたいことがある
今更それいう感のある『騙されてた』ですが、ウール君……オーラもそうですが、オーマジオウはダメ絶対とかではなくて、割と私利私欲で協力してた様子?
そう考えると残念な思考回路も納得というか(失礼)、傀儡の王からの権力を山分けだ!
……って考えだったなら、王は俺一人と言い切ったスウォルツにキレたのも納得。
逆にそのアホの小悪党っぷりがクセになるというか……まぁツクヨミと違い、今後で戦力にはならなそうですが。
(声に反応してノールック射撃のツクヨミが覚悟決まりすぎというべきか……今週の海東に銃鉄ひけない姿で、なんか器が知れたというか)
◆やるべき事は、だいたいわかった
Q.だいたいって、本当にわかってるのか!?
A.『だいたい』は『だいたい』だ。一々説明できるか
おのれディケイド……いやちゃんとこの後で『スウォルツが黒幕だから、それを倒せばいいんだろ』って説明してますけど。
そう、真に酷いのは『飛流を倒す』とは誰一人いってくれないこと。
ソウゴ君も、士も、ゲイツも、『黒幕スウォルツへの道を邪魔する障害1』くらいの認識でしかない。
ソウゴ君は向かい合っているように見えますが、あくまで『アナザーライダーにされた被害者』以上ではなくて……加古川くんがお望みのような二人の世紀王とかダブルジョーカーとか、そういうものは一切ないんですよ。
実のところ、彼を一番『特別』に扱ってくれたのは
祝え!
我が魔王が偽の魔王を打ち倒し、時の王者として資質を証明する瞬間を!
我が魔王が偽の魔王を打ち倒し、時の王者として資質を証明する瞬間を!
という、ウォズの賛辞だったのではないでしょうか。
なんとも不憫。
◆どうして俺は勝てないんだ!?
……からの、ハイパー無慈悲我が魔王である
揃いに揃えたアナザーライダー軍団をサイキョーギレード&ライドヘイセイバー二刀流で滅多切りに掻き分けるなか、未来予知から迫るアナザージオウII!
知らなかったのか? 我が魔王に予知は効かない
味方がやっちゃいけないムテキテレポートのお時間である。
鬼! 靖子! 我が魔王!
いやまぁ、Aパートで加古川君『次こそ最後だ!』とかフラグめいたこと言うから、来るだろうとは思ってましたけどさ!
ここまで容赦なくマジ殺しとは……やればできると思われた攻略法
- アナザージオウIIの巻き戻しは予知と同程度に時間がいる
- アナザーライダー復活、自己修復はどちらも時間戻しによるもので、両立しない
それができるのが何人いるんだって話ですが……巻き込みからダメ押しみたいな覇王斬りで叩き切られる姿が泣けるで。
最期にオールトゥエンティタイムブレークぶち込んであげたのは、一種の慈悲だったのかな……。
◆その力、もらったぞ!
加古川君の始末は 残 当 として、むしろ本番はコッチとばかりのディケイドVSディエンド……えー、何戦目でしたっけ。
もう腐れ縁過ぎて数える気もなくなってきますが、実力は当時から完全に逆転しましたね。
至近距離から銃撃がまるで効いてない、まるでラスボスのような……ラスボスの力にされた、だと……。
アナザーディケイド、収まる場所は劇場版以外ならここしかないというポジション、ですが……加古川君、君が殴るべきはこいつらだったんじゃ(禁句)
なに他人様の番組でラスボスみたいなこと始めてるの!? おのれディケイドォ!
(しかも消滅したようなエフェクトから、平然と生身で返ってくる)
◆このお宝は僕がいただくよ
完・全・勝・利
返せ! 返してくれよオレのアナザージオウIIウォッチ!
おのれディエンド!
面倒なアイテム回収担当の役割になることで、お宝取り放題とは!
もちろん、これで終わりなら僕らのディエンドではないので、まだやらかすのでしょうけど……次週、立ち去る彼を尻目にとんでもない御宝が。
俺は仮面ライダーアクア、湊ミハル
この男、2051年のミライダー!
ダークドライブ共々、ウォズとミライダー登場から囁かれていましたが
(何せ彼ライドマシンもアクアミライダーですし)
この期待を裏切らないサプライズ。最後までついていきますとも!