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仮面ライダージオウ 第40話「2019:グランド・クラ…
仮面ライダージオウ 第40話 「2019:グランド・クライマックス」
上り切ったら下るだけとはよく言ったもの。
残り10話強、ここに来ての歴史改変にさてどう決着をつけるのか。
◆渡すな! そいつは世界を破壊する魔王になる!
破壊者はディケイド……って、来週また来るんじゃないか!(嬉
テレッテテー♪ って懐かしいメロディがしそうなボッシュート。
ミライドウォッチが奪われても使えるゲイツリバイヴと違い、平成ライダー二十人が全て揃っていないと存在すらできないとは……グランドジオウウォッチ、手厳しい。
(提供者が拒絶したから……とも思いましたが、それ言いだすとドライブライドウォッチの問題なので)
2017年5月17日……エグゼイドで新檀黎斗の誕生した頃なのは多分偶然と思いたい。
早々に飛び出す侑斗に取り残された一行ですけど、『覚えてね!』……うん。
◆やりようなら、ある
タイムマジーン!
下手するとデンライナー以上にホイホイ過去と未来を行き来できるコイツがジオウ最大の強み。
過去と未来の同時進行は序盤のライドアーマー編を思い出させてくれます。
もっとも過去先発組は……
いや狭いじゃないか赤鬼君! あぁ角が刺さる!
あっという間にデンライナーのノリに巻き込まれた……いやまぁ確かに3人乗りはそこしかないけど!
そこ、モモタロスが憑依すればとかいってはいけない。きちんとやるから。
オレ、参上!
くだらない目的で私の身体を使うのはやめてもらおう。口が腐る
取り付くシマもないウォズですけど、地味に凄いぞ渡邊君。
イマジンのキャラが完成しているぶん楽とはいえ、前半のゲイツと比べても明らかに動きが違います。
一人二役で鍛えられたか、佐藤健の力がばっちり継承されている……渡邊くん、我が魔王以上に間違いなく大物の器ですわ。
◆許せるわけがない! アイツのせいで、小百合は……
善意と秘密が招く悲劇。
この後プライム強化されていきますが、靖子にゃんのお家芸で、電王でも何度かあった話。
(ロケ地のせいで電王より先にビルド(竜我)が先に浮かんでしまったのは御愛嬌)
予想通りというか、ユキヒロは小百合が長くないことを知っていて、タクヤを護るために黙っていた。
……ここまで明かされてようやく気付けましたが、彼の立場は桜井さん(大人の桜井侑斗)だったんですね。
姉を護り桜井さんを追って(結果、守護のため)戦う電王に対し、アナザー電王は殺すために義兄のユキヒロを追う。
平成ジェネレーションForeverとはまた違う切り口で、見事にアナザー電王だったのか。
◆ここは手を組もうぜぇぇぇー!
どーぶねーずみーみたいに~う~つ~k……おい待てお前はモール(土竜)イマジンだろうぐわぁ!?
侑斗じゃないですけど、コイツも最早『電王の敵怪人』というファンの記憶から生まれてるんじゃ……と思いたくなる見事な悪役ムーブ。しかも増えてるし!?
まぁそうでもしないと味方側が過剰戦力ではあるんですけどさー。
◆……お前、かっこいいな
改めてモモタロスに認められた……このために電王とジオウの基本を綺麗にトレースしたのかと言いたくなる見事な流れで、電王のウォッチも継承完了。
(ドライブものこってるけど)いざグランド!
ただこの瞬間を味わうがいい……ッ!
遂に祝う事さえ放棄してしまうこの感動!
一番味わってるのがウォズ本人というのが伝わる息遣い凄い……いやグランドの方も。
多分フル音声での変身は今回、あとよくて劇場版か最終回前と思われますので皆さま存分に味わってください。
ビルド!
【ボルテックフィニッシュ!】
オーズ!
『セイヤーッ!』(タトバキック)
クウガ!
『うぉりゃぁぁぁーっ!』(マイティキック)
クウガ!
(タイタン)
次はコレ! オーズ!
『時間よ~……戻れぇ!』
ビルド!
【フルボトルバスター! フルフルマッチブレイク!】
鎧武!
『セイハァー!』(ナギナタ無双スライサー)
……一番衝撃的だったのは最後のソコ(頭部のジオウ像)動くの!?
でしたけど、アナザー電王が可哀そうになるほどのオーバーキル……これもうどうしろっていうのよ。
先週冒頭の停止してるオーズすら『それも私だ』だったとか……単純な現象だけでなく、武器召喚、一時停止、巻き戻しも可能とか、心・技・体全てでどうしようもない強さ……しかも使い手のソウゴくんが士以上に殺意に満ち溢れているという。
ただ意外だったのはスペック。
この特殊能力の前ではそこまで不要というか、オールトウェンティタイムブレークでハイパー無慈悲クリティカルスパーキング呼べば大体殺せるんですけど
パンチ力:55.8t(ビルド(ジーニアス)と互角)
キック力:129.2t(エグゼイド(ムテキ)と互角)
ジャンプ力:146.6m(エグゼイド以上、オーズ(タトバorタジャドル)以下)
走力:0.4秒/100m(ドライブ(タイプトライドロンと互角))
と、意外と控えめ。
また特殊能力についても、平成ライダー召喚・時間操作以外で明言はなしと、結構あっさりとしています。
(ムテキゲーマーがぶっ壊れすぎてるのは言わずもがなですが、特殊能力無効化、耐性貫通が一切明記なしは割と驚きました)
……オーマジオウの言葉がイヤな予感を掻き立てますが、あくまでこれは最低ラインで、ここからオーマジオウに近づくと無敵とか全能殺しとかヤバいのが色々追加されていくんでしょうか。
デザインについては……もうこれは予想ついてましたが、動かして満点、止めても満点。
ディケイドのコンプリートフォームが『歩く完全ライダー図鑑』ならば
グランドジオウはさしずめ『歩く完全ライダー寺院』
より正確には仏塔かもですけど(一番上にジオウ像収まってますし)
ほぼ金と黒の2色なうえ、細かなライダーレリーフは引きのシーンで目立たないので非常にまとまって見えるという。
大いなるプロトタイプだったディケイドから、十年を経ての最終到達点という完成度を感じます。
劇場版で立ちはだかる御仁の言葉を借りますが……コイツはすごいぜ!
◆若き日の私よ、全ライダーの力を手に入れたか
平成ライダーの継承は終わった! 後はお前を倒すだけだグランドジオウ!
……の、
お前は本当に常盤ソウゴなのか?
我々は勘違いしていた。
既に改変は始まっていたんだ……! という。
すべてのカギを握るのは、