記事表示
仮面ライダージオウ 第28話 「オレたちのゴール2019」
辿り着いたらそこがスタート、とでもいうような決着(クジゴジ堂でしょう)
アナザーライダー&アーマータイム大盤振る舞いといい、前半のヤマ場というに相応しい締めでした。
◆王の候補者たち、生き残れ
突入した逢魔の日の世界。ソウゴの異能を見てあっさりと決めた感じのあるスウォルツ(過去)氏ですが……まぁ映せないですよね。
助かったのはソウゴと飛流のみ=他の子供は全員死亡なわけで
今後、選ばれなかった候補の子供たちが登場する可能性もありますが、どちらにしてもかなり情報を絞った絵面。
士とツクヨミが廃墟で会話するシーンなどディケイド1話のオマージュも感じさせます。
(ツクヨミの話始めが『仮面ライダーディケイド!』なのも恐らくそう)
あの時と違うのは今回は通りすがる側ということ。
明かされた士の目的は『この世界を破壊すべきか見極める』ことで、またスウォルツの事を聞かれてはぐらかす回答をするあたり、士の持つ情報もソウゴたちと実はそれほど変わらないのかもしれません。
(ディケイド本編の通り、士が意味深に黙った時は基本『教えたくない』じゃなくて『俺も知らない』。前話のバス事件もしかり、色々チートではあるけど超越者ではないんですよね)
◆約束したんだ……約束を破るわけにはいかない
仮面ライダー黒ウォズ、初陣から敗北……と思いきや身体を張った消耗戦術。
変身しないと防御がきついとか、そんな感じだったんでしょうか。
(あとは白ウォズの戦力漸減?)
寿命削っての負担に休息は効くのかも気になりますが、忠告に応じず前進するゲイツ。
鎧武のヨモツヘグリアームズのように戦闘中こないだけマシとはいえ……今後の出番は大丈夫なんでしょうか、ゲイツリバイブ。
結果的にソウゴが引き受けてくれましたが、アナザージオウのアナザー軍団ぶつけられたら危なかったですよね……。
◆どう転んでも私たちの計画に支障はない
今週のウール君いぢめ……もうやめたげてよぉ!?
それはともかく白ウォズ、遂に尻尾を出す。個人ではなく『私たち』
そしてジオウ、ゲイツ、アナザージオウの誰が勝利しても計画は予定通りという……もはや『オーマジオウに代わる新たな王を擁立する』というタイムジャッカーの目的すら怪しくなってきました。
そうすると彼らが目指す本当の目的は……オーマジオウ? キカイの世界?
(SNSで見かけた話ですが、白ウォズ=ヒューマノイズ説は意外と信ぴょう性ありそうで盲点でした)
◆今の俺、ゲイツに会うならここしかなかったからさ
叔父さんの一言からソウゴの『二人がいないと寂しいから、帰てきて』に。
叔父さんの振り絞った勇気は確かに未来を変えました。
……いやまぁ、その。豪快に総攻撃カットされて二人がイチャいてる間にアナザー軍団再編して駆け付けた飛流君とか、勘違いで覚悟決めちゃったゲイツ君とか、よく考えると台無しなシーンがちょこちょこあったけど!
ゲイツ君の絞り出すような『俺の友達だ』だけで、全部許せてしまう。しまいます!
◆俺以外に倒されるのは許さん!
飛流君には申し訳ないですが、さぁショータイム改めアーマータイムだ!
ジオウII、ゲイツリバイブともアナザーライダーを撃破できる能力はあるのですが、どうも効率でいうとアーマータイムの方がいい模様。
ゲーム的に言うと
- リバイブやIIは『無敵無効』かつハイスペック
- アーマーは並スペックの代わり『無敵無効』かつ『同属性特攻』『同属性ダメージ軽減』
……と、でもいいますか。
他ならぬアナザージオウ戦がジオウIIと双方特攻のギリギリチャンバラ状態、アナザー軍団にジオウIIが押されていたり、対応を見極めればスペック以上にアーマーは有利なようです。
チェンジの隙はジオウとゲイツの相互支援で補い、流れるようなアーマー無双……ほんと仲いいな君ら。
ゲイツリバイブ、対ジオウ能力であり、共闘時は予知を超高速で覆す相性もいいというのがもうね!
◆過去のためじゃなく、今のために生きようよ
今回……いや26話からのリバイブ編通しで一番割食った感のある男、加古川飛流。
そもそもが勘違いとスウォルツの誘導ありきで決して底が深いキャラではない……というのもありますが、差し出された手は救いになると信じたい。
ただ……彼もした通り、アナザーライダーになった事実はジオウの舞台から下ろしてくれないでしょうね。
壊れたようで壊れてない意味深なアナザージオウウォッチなど、彼の言葉通り、まだ運命は交錯しそうです。
(なおアナザーライドウォッチが残った描写は実は二度目。最初に描写されなかったのは例の神(現コヤシ))
◆また……ご厄介になってもいいですか?
空気読んだけど読んでないツクヨミ送還の流れから、2Fの先客は例の怪盗かと思いきや、まさかの黒ウォズ。
白ウォズとは最初で最後でしたけど、変身者がかわって3ライダー揃い踏み。
最高に白々しいウォズの『ゴメンネ』といい、大騒動がたやすく予想できて楽しみすぎる……。
◆お前のもたらそうとした逢魔の日は回避されたらしいな
最後の最後で大々的種明かし。
逢魔の日を早めようとしていたのは白ウォズの仕業で、彼のバックはスウォルツ一派。
確かに振り返ってみれば、スウォルツと激突したことはないんですよね……ウールとオーラは体のいい目くらましか。
作戦失敗に伴い、次はスウォルツ主導とのことですが……この怪盗を呼んだのはドイツだぁ!?
えぇ、はい……呼ばれなくても通りすがるんですよね……おのれディk、もといディエンド!