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仮面ライダージオウ 第22話「ジオウサイキョウー!2019」
進化する魂が描いていた未来を呼ぶ。
憎しみを映し出す鏡を壊して終わった龍騎から十五年を経て、こうひっくり返してくるとは。
下山さんの描く龍騎はオーズにも似て、また考えさせられる終わり方でした。
で、ストーブ触れられなかったということは、アレやっぱ単なるバk(キィーン キィーン)
◆アナザーリュウガを倒すにはオーマジオウになるしかない
前回のヤバーイ! から開幕5分経たずして『アレ、コイツやっぱイイ奴なんじゃ』が拭えないミラーソウゴ。
なり替わるなら消滅待てばいいだけなのをタイムブレークで送り返してくれるし、悩みをわかりやすく指摘してくれるし……ツンデ蓮、もといツンデレ枠お前だったのかよ!? って。
そして振り返るとこの1シーン、数分のためだけにミラージオウ作ったの!? って別の驚きも。
ジオウは割と左右対称なデザインだし、そんな手間ではないのかもしれませんけど……なんつう贅沢な。
◆ゲイツは自分が許せないんだと思う
俺の罪はオーマジオウを倒した先の事を考えなかったこと、大義のための犠牲を受け入れかけたこと!
さぁ俺は罪を数えたぜ……行動せず思っただけでも許せないとか、そういうとこ面倒くさいっていうんだぞ、明光院ゲイツ。
まぁその責任感があるから、未来を変えるなんて大役を引き受けてきたのでしょうけど……彼はまだ自分の闇を受け入れきれてない様子。
ゲイツのタイムバーストの時間差を利用すれば反撃を受けず倒せるはず、とはいいますが……。
◆俺は城戸真司に会いに行くよ
なぜアナザーリュウガがOREジャーナル購読者を襲うのか?
なぜ城戸真司は襲われないのに、鏡を恐れ隠したのか?
なぜ変身後に頭が痛むのくわァ!?
その答えは龍騎の最終回……ミラーワールドが閉じられ、かかわったライダーたちが少しだけ善くなった世界。
浅倉も北岡も……ならば勿論、リュウガ=ミラー真司だって例外ではないということ。
現実世界の秘めた欲求をかなえようとしていると説明された時は
『お前そんな優しいキャラだったっけ?』
だったのですが、ここは龍騎の本編後なんですよね。あの浅倉がああなっているならと考えたら、なんか納得できてしまう。
DragonKnightで彼に当たるアダムもなんだかんだで「いい奴」でしたしね。
(奴の場合は「いい人」なのが大問題なのですが……ノベル版で挽回したからまぁ、いっか)
◆やはりこの手を使うしかない……!
なんてタイミングでCM流すの、この畜生ゲーマー……たしかにムテキなら反射とか余裕で攻略だろうけどさぁ!?
しかもある種リスペクトというか……この後半戦の場所は金の蟹ことシザースの死亡ポイント。
そして『俺はお前で、お前は俺だ』している我が魔王。
止めに……ゲ、ゲイツゥゥー!?
十五年越しでベルト破壊による死者がこの現場で出ようとは……
◆善も悪も光も闇も全て受け入れる、その力で俺は未来を切り開く
まさかからの、まさか。
鏡ならぬ加賀美のライダーで済んでよかった……って駄洒落かーい!?
初戦はリュウガ(龍騎)で、マイティブラザーズして成長して、時間干渉の一発目がハイパーカブト。
(闇を受け入れ制御する、という点ではオーズも?)
色々リスペクトしまくりでお腹一杯の初登場……ですが、やらねばなるまい!
全ライダーを凌駕し、時空を超え、過去と未来を知らしめる
その名も仮面ライダージオウII、新たな時代の誕生である!
我が魔王に呼ばれて黒ウォズもうっきうき。
憂いなき強化フォームの登場である!
さてジオウII、いわゆる中間フォームその2(ハザード、マイティブラザーズ相当)なのですが、スペックの方を見ますとパンチ力25tにキック力58t。
完全に白ウォズを凌駕する、エグゼイド並のハイペースな上がり方。
(パンチと走力は負けるものの、キックと跳躍力はビルドのタンクタンク(準最強フォーム)超え)
そして何よりやばいルール破壊『ライドウォッチの力を借りずアナザーライダーを完全撃破できる』こと。
オーマジオウ色の陰に隠れて、特殊フィールド『マゼンタリーマジェスティ』を展開する腰でディケイドへの配慮もばっちりだ
ウォズがうっきうきなのからもわかる通り、この強化は想定通り……これこそがオーマジオウ本来の力。
サイキョウギレードの必殺技もストレートに『魔王斬り』ですし、もはや魔王の道は不退転ですよね……これ。
あとはどのような魔王になるか……か。
◆彼は自分自身を受け入れただけ
過去と未来、鏡と現実の真司が一つに……まさか十五年かけてのリュウガ救済ルートとか、誰が予想できるか!
ただ、これだけならよかったですむのですが……問題はジオウの方。
悲しいけど、私たちがとるべき選択は……見えたね
やはりそうなってしまうのか……。