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仮面ライダービルド 第42話「疑惑のレガシー」
……あれ? 結局『疑惑のレガシー』って、何?
終わって気付くタイトルと本筋のチグハグ感。
現役で戦兎くんも作れる弄れるビルドドライバー関連をレガシー(遺産)というのも違和感だし……今回こそ『二人のビルド』でよかったでのは?
◆戦兎の親父さん、エボルトと一緒にいるかもしれねぇ
かずみんの今更……ですが、戦兎君たちはまだ知らないんでしたっけ。
何となく察してそうではありますが、認めたくないというのが正直なところなのかも。
真相は前回ラストの通りで、しかし親父さんもフリーダムなエボルトの丸投げに振り回されるという……苦労人の家系ですかね、葛城家。
◆親父が作った東都が……
東都陥落により日本統一……え?
正直、何が起こったのかよくわからず……そのデミアプロジェクト並に。
また(×4)ハザードレベルが急上昇する万丈、新たな銀のフルボトル、もう一人のビルドと謎は色々ちりばめられているんですが、本筋の雑さが……首相官邸こわして勝利って、そもそも東都に首相は今いないし、別に歴史的価値があるわけでもなし。
せめて演出の勢いで押せればよかったんでしょうけど、戦兎君はぽけーっと見ているす、一海ちゃんたちがバトルしている横で建物一つ崩れただけという……ゴースト終盤にも隠しきれなかった規制と予算切れのダブルコンボか。
◆余計な詮索はするな。命が惜しければな
内海、ヘタレる……いや元からヘタレた結果が今なんですが、命惜しさに従う下っ端感に涙も枯れそうです。
ライダーが反政府軍を結成しました! とTVに映るマッドローグのヒャッハー感は変な笑いがでましたよ。
君さっきまで西都陣営で大暴れしてたじゃん! と……一般人はいないか死んだから問題ないぜってことなのか。
どのみち、口封じされそうな未来しか見えない訳ですが……ハザードスマッシュになれるのはライダーだけ、なわけで。
◆親父はエボルトを倒すためにビルドドライバーを創ったんだ……!
再びの精神世界。
やはりというか、記憶にロックをかけているのは葛城巧。ファウスト時代に何か見せられないものがあるのか、単に身内か自分の恥なのか。
(ちょうどエグゼイド小説版でも似たような理由で、貴利矢さんが2年ぶり2回目の殉職未遂に……)
閑話休題。視聴者としては正直、葛城に頷くしかないというか、またというか……戦兎君、お隣の世界の檀家を見たまえ!(発狂待ったなし)
◆国を敵に回してでも戦う意義なんて、何処にある!
なかなか珍しいライダーローキック炸裂。
(他はクウガ序盤のマイティキックくらい? あちらは咄嗟の下段蹴りという感じでしたが)
ローグ@げんとくん、下手に硬いせいか出るたび心身ともボッコボコなのがなかなか辛い。
まぁ、それって精神ダメージ入るんだ……っていうのはちょっとありますけど……時代ですかね。
仮面ライダーって公的ヒーローでもないどころか、体制を向こうに回しても人類の自由と平和のために戦う、ヴィジランティ寄りのイメージがまだ強くて。
(そも振り返るっても政府公認ライダーはW(というか福照井警視)、ドライブ、エグゼイド、ビルドくらい? 近年いっきに増えた感はありますが)
逆にいえばげんとくんもここで初めて、仮面ライダーローグになったといえるのかもですが……まだ先は長く、話数はあまりなくなのが勿体ない。