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仮面ライダービルド 第36話「エボルトは星を狩る」
星を殺すだとTwitterに警告もらうからですね、仁さん(違)
一応、今話あたりから目に見えるくらいにはエボルト側に土がつき始めています。
……ただ見せ方が、ねぇ。これまでも主役側が圧倒できたこともないのに、フェーズ1~4まで一ヶ月エボルト無双って構成はさすがにやり過ぎ。
『敵ツエー!?』
となる前に
『主人公しっかりしろよ……』
という感想しか出なくなってきました。
結局、陳腐でもシーソーゲームのインフレ合戦が一番、敵も味方もキャラと強さを立てられるのね……。
◆エボルトリガー、パンドラボックスの真の力だ!
地球は終わりだぁぁぁぁ……と、思ったか?
まさかの時のベルナージュだ
……このどうしようもないイベント戦闘感。
撤退させてもらって、ボトルも治してもらって、説明聞いて……本当にゲームの自動進行イベントを見てるみたいだ。
(御試聴の番組は仮面ライダービルドです)
元々戦兎くんたちから仕掛けた戦いでなかったとはいえ、うーん。
◆俺の役目は終わった
氷室玄徳はクールに去るぜ……からの冷蔵庫ガン見は腹筋に悪い。
そういえば見るの初めてでしたね(以前に一度騙されてもいたし)
龍我の時もそうでしたが、一海ちゃん驚異の人徳というか、人たらし力。
あっという間に縁作って、いつの間にかコンビになってしまう……この辺、武田さんの前役の音也に通じるものがあります。
思えば一海ちゃんも少し前、引き留められる側だったんですよね。他でもない龍我に。
スカイウォール跡地、三羽烏の墓の前で今度は一海ちゃんが玄徳を引き留める側に回るというロジックは、我ながら単純ですがグッときます。
◆これを使えばライダーシステムは人間の限界値を超える
大丈夫だ、必ず帰ってくる
から1話立たずのダメだったよ……お前はエロゲーのヒロインか! と言いたくなる戦兎君のフラグ回収力。
前節でも触れましたが今回、エボルト相手でもそこそこ戦えてはいる。戦えてはいるんですよ。
『もうフェーズ1を攻略したか!』
という、お言葉を賜った通り……ラビットラビットの四肢伸縮、高速移動とフル活用で追い詰め、スパイダーで封じ、タンクタンクと見たいものも見せてくれていますし戦闘は楽しい。
それなのになんか盛り上がらないのは……勝ち切れない、って点なんですよね。
毎回昨年のゾンビ神よろしく爆散しろとはいいませんけど、エボルト……撤退すらしてくれないのが。
◆折角の計画が台無しだ
正直いって、東映公式の解説を見るまで
『あー、また計画通り! か……』
でした。本来はビルドの身体だけをもらう予定だったので、自爆覚悟で何とか防いではいたという。
そう見えないのはエボルトの演技力の勝利というか、そういう勝ち方はもういいから!
そろそろフルフルボトルの時くらいでもいいから、綺麗に勝ち切っていただきたい。