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仮面ライダービルド 第34話「離れ離れのベストマッチ」
正直辛い。
ざーっと見るのはいいんですけど、感想や考察を始めようとすると……ずっと黒幕の掌の上というのが再確認されてキツい。
前作と同じ手を使えないのはわかるんですけど、檀親子みたいに現場でボコられるでもなく、したり顔で暗躍するスターク改めエボルトは正直、悪役として成功と言い難いかなと。
キャラ付けが弱いとかでなくて、あらゆる点で隙が無く強すぎる。
◆地球上には存在しない毒を体内に仕込んだ
開幕からのエボル無双。
空間攻撃、瞬間移動、クローズマグマ以上の基礎スペックで本人談2%はふざけんなですが、完璧でないというのは嘘ではなさそうで、結構ダメージ自体は通っている。
特にクローズマグマの一撃は普通に大打撃でよろけるほどで……出自的に、基礎スペックと別のエボルト特攻みたい効果がついている?
……そこですかさず戦兎君に毒打って人質戦法に切り替える辺りが貫録の悪辣さですが。
まぁ狙うなら開発担当ですよね……このスペックで完璧に立ち回られると打つ手なしです。
◆お前は、俺の一部なんだよ
今明かされる、割と衝撃的でもない真実。
まぁビルドの作風、期待も予想も裏切らないなので……今話、一番のサプライズは葛城ゴリラモンド(未遂)と佐藤太郎の再登場かも。
あのスターク=エボルトが変身自体を封じにかかるあたり、彼にも効くんでしょうね……神殺しの右腕
◆後は頼んだ
ハザードレベル5.0。それがエボルトの求める到達点。
ハザードレベル、2桁はいっただろうと思っていただけに結構意外ですが、一定以上になると上昇値が下がるとかなのかも?
(単にビルドドライバーに戻って鈍化しただけかもですが)
この徹底した片追いからの各個撃破は敵がやっていい技じゃないだろ……と大人げなく言いたくなるエゲつなさ。
強制解除からの再変身は危険……おとやん、もとい一海ちゃんに言わせるか、それを。
結果は……死にはしなかったとはいえ。いや龍我としては死んだようなものなのかも、ですが。
玩具バレ出てますが、ここからまだ強くなるんですよね……何処までやられっぱなしでいくのか。
ここから最強フォームでどう打開するのか、まったく筋道すら見えないのがキツい……。