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仮面ライダービルド 第30話「パンドラボックスの真実」
冗談半分で言われてた
『2話で龍我の生い立ちを聞いとけば終了だったんじゃね?』
が、割と核心ついていた件。
あと気づくの今更ですが、現状の東都最強がクローズチャージ=龍我という驚愕。
そうよね……ハザートトリガー【ヤバーイ!】もなしで、ちょい気合入れるだけでハザードレベル爆上げって狂ってるよね……。
◆面白くなってきた……これから真の戦いが始まる
開幕2分でクローズチャージ終了のお知らせ。
ば、バカな……呆気なさすぎる!? とJOJOめいてしまいたくなる、おそるべし地球外パワー。
わざわざスタークを変身解除させ、笑みを見せた演出的にこれも『計画通り』って感じでしたが、何処まで狙ったものなのか。
次回予告では『万丈のハザードレベルを高めるため』と言われてますが……スクラッシュドライバーではこれ以上は無理ということなのか?
◆パンドラボックスが火星を滅ぼした。エボルトの手によって
瞬間移動で撤退したnascitaで、美空 in the ベルナージュが明かす衝撃の真実。
ダッ違うッ!
仕切り直すと火星の滅亡、石動マスターの正体≒エボルトは実に予想通り。
(ベルナージュと違い、エボルトが未だ健在なのは憑依の差?)
が、ここに来て
クローズ変身をピークに成績不振な印象だった龍我ですが、冷静に振り返ると洒落にならない。
- 伝説の始まり、生身ドラゴンボトルでスマッシュ撃破
- 北都代表選、ハザードフォームのビルドを真っ向勝負で撃破、変身解除
- データ分析済、レベル負けと言われたリモコンブロスに正面から殴り勝つ
- 記憶に新しい西都代表戦、対ヘルブロス戦の大番狂わせ
特に最後のヘルブロス、前話で再戦した時はグリス+ラビットラビットで何とかという強敵。
これにタイマンで殴り勝ったという事は……クローズチャージ、主人公の最新フォーム+最新武器より強い?
なんなの、この財団Bの怨敵……。
◆火星の王妃? そんなもの見ずに信じろと?
一方の西都、というか難波陣営。
火星の王妃出現に対する会長の反応は割と世間常識の範疇……三都首相よりはパンドラボックスの核心に近そうでしたが、背景知識はそう知らない様子。
これは近々、スターク被害者の会に一名追加ですかね……そうなると気になるのは内海くん。
ここまでの様子で非人道行為を嫌悪しながらも、諦観的に流されている……よく言って忠臣、悪く言えば奴隷根性という様相。
ちょくちょくスタークの指示で動いているとはいえ『難波の命を受けたスタークの指示』ゆえでしょうし。
◆《東都政府はビルドに対し、国家反逆罪を適用しました》
さて、主人公がどちらかわからなくなりそうな戦兎君。
(ビルドにおいては狙ってでしょうけど……相棒的な能力の主役、主役的な能力の相棒)
ですが、戦兎君にあって龍我にないのは頭脳だけでなく、この判断力と決断力だと思います。
西都の侵攻は続くものの、公的な立場で自分が出来ることは何もない……それなら、政府に残る必要もない。
これが前話で首相と話していた『考え』、あの意味深な1ダルク札は退職金か、反逆罪の名目作りか。
北都戦争編で長らくご無沙汰だったマシンビルダー、やっと意図がわかりましたよ。
政府とのかかわりを断った事で今、戦兎君は『東都の兵器ビルド』から、『仮面ライダービルド』に戻ったって事なんですね……。
エグイゼイドやドライブのような体制所属ライダーも嫌いじゃないですけど、ビルドに限ってはこのフリーランスの距離がいい。
◆首相命令なんだよ、ビルドの奪ったパンドラボックスを取り戻してこいってな
そして、ここにきて氷室パパの笑顔である。
そういう狸っぷりを普段から見せてくださいよ、というのは野暮というものか。
一海ちゃんグリスに、龍我久々の素クローズ! 何が解決したというわけでもないのですけど、心なしか生き生きとハードガーディアンをぶっ潰していく姿に戦争編の閉塞感が少し晴れた気がします。
……余談ですが『合体ハードガーディアン弱くない?』と思ったあなた、正解。
テレ朝公式曰く
『総合性能は従来型のガーディアン(合体状態)の1.5倍』
ライダーは従来型合体ガーディアン一体を十分撃破でき、ハードガーディアンはそのライダーシステムと互角(1ライダー)
で、そのハードガーディアン数十体が合体した形態が従来型(1ライダー)の1.5倍……あ、あれ?
◆オレが使うために持ってきたけど、お前に貸してやるよ
パンドラタワーに吸い込まれ、ブロス兄弟の待ち伏せを前にこのツンデレ。龍が出なくてもお前……! っていいたくなります。わかる
ガチの初期不良だったけどな!
いいから武器として使いなさいよ! って、このトミノっぽいおネエ口調も久々ね、戦兎君。
戦闘自体は部屋のトラップやら数の不利で苦戦気味なんですが軽いノリで救われる……クローズ以外。龍我以外。
これまでもさりげなく描写されてきた龍我の異常スペックがここに来てはっきり。
今変身しているクローズ、西都代表戦で戦力外告知を喰らったスパークリング以下のはずなんですけど。
現状最弱のクローズで、なんでスクラッシュどころかハザードフォームに食らいつけてるの!?
◆万丈は……人間じゃないかもしれない
明らかにおかしい戦闘を繰り広げるクローズからの、紗羽さんレポート。
やはり千翼から溶原性アマゾン細胞に感染していたか、長瀬 裕樹
この展開までは予想通りですが、そうすると何処で龍我の記憶と行き違いが生まれたか。
過去作で多かった展開は
『そもそも両親が人間ではなかった』
『祖先が人間ではなかった』
などが多いですが、彼の場合は果たして……?