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仮面ライダービルド 第22話「涙のビクトリー」
追い詰めて。
更に追い詰めて。
もう無理だ破滅だ……と思わせてからの、大逆転。
この王道なエンターテイメントが心地よい。
北都戦争編、溜め込んだ欝々感を見事に晴らしてくれました。
……次回の西都編でまた曇りそうだけどさ!
◆だから使わない、別の方法で勝利の法則を導く
ハザードトリガーは使わない……と、戦兎くんは言いますが、その心中は既に覚悟完了。
Youtube限定スピンオフ未試聴の方におさらいしておきますと
- 北西のボトルでベストマッチ修行したけど、ハザードなしではダメそう
- ヤ・ベーイ! ハザード対策は強制停止スイッチ
内海さん驚異のヒロイン力
……何か最後が全部持って行った気がしますが、気にしてはいけない。
分かったことはハザードレベルという適正面では、戦兎(≒葛城も?)はどうも劣等生らしいこと。
今回もまたベストマッチの多彩さ(初見殺し)で勝負する戦兎君ですが、もはや火力が全然足りない。スパークリングですら。
同じスクラッシュ使いの龍我が感情の爆発だけで1レベル近く上げたことを考えると、ゼロコンマ単位でしか上がらない戦兎君が修行をしても……結局ハザードしかないのか!
◆ところで北都の軍はどうした?
優位を取っている相手と停戦交渉を受ける時、ちゃぶ台をひっくり返す用意は当然するもの。
誰だってそうする、多治見首相もそうする……まさかHQまで余すことなく全部叩きつけてるとは思いませんでしたけどさ!
この辺りも攻撃性の高まりの現れなんでしょうか。結局、北も東も完全にスタークの掌の上で転がされているという。
これが結果的に北都側を救ってくれたわけですが、玄徳パパ、ちゃんと対策してたのでしょうか。
……何かしてるよね!?(汗
◆暴走したその時はそのスイッチを押してくれ
灼熱! 発光! まだまだ燃え足りねぇ!
止まらない一海ちゃんはやっぱり異常。
何が恐ろしいって、ハザード起動直後は割と互角に打ち合ってる(少なくとも夕暮れ~日没までは耐えた)っていう。
まぁ、この人はいつもそうですけど……勝手に生きて、勝手に死ぬ。最高にお人好しな自分勝手。
止められない相手を止められるのはハザードのみ、ですが……これがネットムービーの修行結果というなら、あまりに無常。
ハザードトリガーは一度起動すると止められない。出力を最大にして、破壊するしかないんだ
禁断というに相応しい……制御できないこれはもはや兵器ですらない。
制御不能になる瞬間、ふっと電源の落ちるような脱力、再起動と同時にがらりと変わる戦闘スタイルは正に殺戮マシンとしか。
前回の青羽殺害時もそうでしたが、攻撃を受けてもとにかく止まらない。ダウンを取ったら最後、マックスハザードで死ぬまで必殺技……タイマンだと誰も逃げ場がない、止められない。
前回止めてくれた一海ちゃんが対称な今回、もう残る手段は……。
◆調子よさそうじゃねぇか……戦兎ォ!
いた。
いましたよ、この筋肉馬鹿!
不調に不調を重ねてきた万丈 龍我。北都編の為は正にこの時のためにという爆発力!
奇しくも暴走する友を止め、命を救うという……アマゾンズで長瀬ができなかった事を、今度はやり遂げたという……変な涙が出ますよ、もう。
ここまで一海ちゃんすら脱出できなかったダウン追い打ちを回避し、打ち合いに持ち込む強さ。この瞬間を計測したら5か6入っていたのでは?
スクラッシュを制御した瞬間、待ってましたと響くクローズドラゴンの声が心地よい。
そして最後は王道のクロスカウンター!
一海ちゃんじゃなくても言いたくなります。完敗ですよ。
(男/嬉し)涙のビクトリーじゃないか!
◆北都の軍は全て、東都にやってたなぁ……?
自分で煽りながらルール違反をとがめるクソマッチメーカー、ブラッドスターク!
難波重工=難波=西都本陣説は聞いた時に膝ポンでしたが……多治見首相、なぜコイツを信用した。
げんとくん(断定)、なぜまたコイツを信用する?!
(いやほら、あのポーズとかボトルとかライダー名が『ローグ』とか、どうみても……)
もうこの人、何かそういうカリスマというか洗脳オーラみたいのを放ってるとかなのか……スタァァァァァァクゥ!?