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仮面ライダービルド 第19話「禁断のアイテム」
三羽ガラス、早くも終了の危機。
とにかく何かとリスクや破滅的アイテムと縁のあるおとーやん、もとい一海ちゃん、もとい武田さん。
滅びを含むやせ我慢の美学が似合う役者さん、というのは間違いないですけど。
◆内海……お前は私に撃たれて
残念だったなぁ……サイボーグだからね(SE:ぷしー)
だ、違う!
遂に公式MADと化したアバンは闇鍋会場。そしてSHT定例、1時間ぶっ続けのスーパー(ヤン)ホモタイム開幕。
(真打は勿論1時間後の首領様)
ファウストは葛城と私が創ったものだ! 勝手な真似は許さんぞ!
げんと君やスタークのいう『ファウストはお前のものじゃない』ってそういうことかよ!?
人は葛城を悪魔の科学者と呼んだ、っていうのも何かすごいアヤしくなってきたんですけど……私が名付けた(ねっとり)とかじゃないよね!? ないよね!?
◆みーたんはな……みんなのアイドルなんだよぉ!
重傷・カフェ・マル・ダムールと化したバーバー桐生。
……まさかこんな形で登場するとは、バーバー桐生。会話もリアクションも完全におニャン子クラブ談義してた時のそれじゃないですかー!?
戦場から荒廃した市街をなめるカメラ、徴発した店舗の兵隊さんって一連の流れは短いながら戦争ものっぽくて好きですけど……いやギャグに落とさないと空気が辛すぎるか。
(あとまぁ兵隊さんとアイドルの話は、実は定番でもあり……WW2から現在まで慰問コンサートや一時のラジオなど、エピソードは絶えません)
最終的に『人違い』で誤魔化されたものの、バカなのか、そういう事で割り切ったのか、素直に笑いづら……。
じゃ、そういうことで、ハイ変身!
みーたん! みーたん!
……やっぱり、バカってことでいいようです(ほろ)
◆お前たちのハザードレベルを整理してやろうと思ってな
主にTVの前のお友達のために……って感じの水入りスタークチェーック!
さて問題の測定結果ですが、やはりトップは一海ちゃん……まぁこれを言うために出てきたような感じですね。貫禄のレベル4.2。
(し・に……とかいってはいけない)
それに続くのはこれまた予想通りで龍我4.0、戦兎3.9。これも予想通りで、戦兎の適正は龍我に一歩劣る。
またスクラッシュ適性レベルは4.0以上で確定の模様。
この下は3.7~3.9で北都三羽ガラスなのですが……実際の戦闘力は一海も触れた通り、この順列通りではありません。
ハードスマッシュという技術で優位のある三羽烏、圧倒的多芸さと知性の戦兎、加えて適正2位のはずの龍我は狂戦士化でマイナスが大。
今のところは一番噛み合っている一海ちゃん=グリスが最強なのですが、何時抜かれてもおかしくない団子状態。
ハザードレベルはなかなか上がるものでなく、この状況を脱するには……そう考えるまでがスタークの計算通り、という。
戦兎、こう言われちまったら万丈は止まらんぞ?
止めさせてくれないのはアンタでしょうが、スタァァァーク!
◆今度は俺がアイツの力になる番だ
北都も、ビルドも『大切な人のために』と危地に踏み込む。
肝心の大切な人は望んでおらず、それを望むのは後ろでほくそ笑む黒幕ばかり……アマゾンズでも痛感した善意の空回り感、正直辛い。
冒頭でげんと君がノロケ話した葛城謹製『禁断のアイテム』
強化と引き換えに死を近づけるアイテム、ハザードトリガー……逆説的ですが、スクラッシュシステムが『未完成』と呼ばれた理由、それと葛城の信条が何となく見えてきた気がします。
恐らく今のスクラッシュはまだ未完成……で、その未完成の部分こそが『副作用を軽減するフィルタ』
ただ精神的なものは人によっては制御できる範囲なので、気軽に考えていた。
ところがさらに進めたハザードトリガーは、遂に肉体への悪影響が確認された……だから封印したというあたりではないかと。
げんと君の話が本当とするとですが、人体実験見境なしではあるけど、死んでもいいとは思ってない。
(人体実験というと物騒ですが、例の話は要は『無許可の治験』だったのでないかと。それも十分ヤバいですけど……)
それが葛城巧の最後の一線で、スタークが袂を分かった理由なのでないでしょうか。
◆今日からハードスマッシュあらため、ハザードスマッシュだ!
一海ちゃんを煽り、その裏で三羽ガラスを実験体に……というのは理にかなっていますが、胸糞悪い話。
更に胸糞悪い話なのは、三人のハザードスマッシュ化がなければ下手すると一海ちゃんも返り討ちがありえたという話。
初登場で『地味』とコメントしたスパークリングですが、ノーリスクでスクラッシュやハードスマッシュともやりあえるという結構とんでもない代物。
それを底上げしている戦兎君の知性がまた曲者で……実はスタークと同じ、一度能力を見せると的確に対策取ってくるんですよコイツも。
(前々話で苦戦したハードスマッシュを前話ではピンで圧倒、前話で圧倒されたグリスが今話では互角……と、直近でも着実に差を詰めている)
これで龍我がスクラッシュを使いこなしてしまうと後がない……だから先手を打つという北都首脳陣の考えは実は正しかった。人命を無視すれば。
正しかったのですが……ここでまたもこのクソ運営、もといゲームメーカー。
葛城が創った禁断のアイテム、ハザードトリガーだ
東都も北都も弄び、何を目指すかブラッドスターク。