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仮面ライダービルド 第15話「桐生戦兎をジャッジしろ!」
桐生戦兎をジャッジしろ!(願望)
実際にジャッジされるのは……誰もが誰もスタークの掌の中。
勢いでポカをやらかさない分、昨年の檀黎斗神より数段たちが悪い。
◆そろそろ、腹を割って話をしようと思って
開幕5分でこの茶番。
登場人物視点では、この前に平成ジェネレーションズFINALの事件まで挟んでいるため更に酷い。
(映画本編の数日間、何も知らずマスターと戦兎くんに利用されてたげんとくん……)
所長、そのパンドラボックスの行方を教えた奴、あんたの正体ばらしてますよ。
当然のように襲撃は空振り、逆に呼び出しを喰らってこの有様という悪役どっちだっけ状態である。
龍我の先走りのおかげで切り抜け、何とか威厳は保てたものの……
スカッ
(後、怒りの台蹴り)
(後、怒りの台蹴り)
最後までホログラフを疑わず、八つ当たりしちゃう姿が実に小物。
結局、情報とられ損じゃないですか石動ィィィィーッ!?
◆エクセレント! 遂にProject Buildの集大成にアクセスしたね
Wじゃないですが、今日は実験でなく検索を始めよう。
平成ジェネレーションズFINALでもやってましたが、例の葛城メモリ、ファイルストレージじゃなくてデータベースなんですね。
(しかもProject Buildだけでなく、葛城の研究ほぼ全てが収まっている模様……ハイパームテキまで調べ尽くされてるし)
片っ端から全部見るという事はできず、キーワードを手に入れて検索という手順が必要な、なかなか都合の……面倒くさい仕様。
さて、今回のお題『スクラッシュ』
データベースの表示はSCLASHで、クローズなど同様に造語のようですが、説明によると
『ボトルの成分をゲル状にすることで進化した最高傑作』
とのこと……由来は語感的に Squash + Clash あたりでしょうか。
まぁ正体は(いつも通り)玩具バレ……と、ちらっとモニターにも映ってますね、スクラッシュドライバー。
(ただ、これが例の人用だと映画の時系列と矛盾が……それとも彼のは戦兎くんルートと別に誰かが作った?)
◆お前の言う通り餌にかかった
誰か止めてくれよ! からの東都首相直々の電話……という罠……をかけさせたのも所長への罠で一緒に友釣りされているという。なんだコレ。
敵も味方もクルクルと引っ掻き回し、マスターの狙いはもぬけの殻の秘密基地、のはずだったのですが。
お父さん……?
おそらく、ここまででマスター唯一の計算違いだったのではないでしょうか。ここでの美空との再会は。
目的だったスクラッシュのデータは手に入れたものの……あまりに辛い親子劇。
美空とマスターが本当の親子かは未だわかりませんが、少なくとも情はある、信じたいと思っているというのが悲しく辛い。
◆こんなところに隠してたとはなぁ……
そしてまたこの茶番である。
何度だまされても懲りずにスタークを信じる理由は何なの、所長……単に朴訥なおぼっちゃんってだけな気もしてきました(汗)
同時期の檀黎斗神と正逆というか、目に見える事態への対処は的確だけど近視眼すぎるという印象。
ビルド陣営も陣営でクローズ……龍我の補正切れが深刻なのをおいても(汗)
(そういえばドラゴニックスマッシュ、本編で決められたの2回目……)
対クローズ用のスマッシュ2体に、自身も切り札あり、後詰にガーディアンは万全といっていい布陣。
……スパークリングさえなければ。
変身バリアは鉄壁がお約束の平成ライダーとはいえ、スナップライドビルダーにぺちっと弾かれ、ビルドウェポンのフルコースラッシュは同情を禁じ得ない……。
挙句の果てに
まさかお前がファウストだったとは……恥を知れ!」
敗因:親バレとか悪の幹部として斬新すぎませんかね……おのれスタァァァーク!
◆石動はこういった。葛城 巧は生きている……姿を変えて
桐生 戦兎ォ! なずぇ……って、そのネタも既にマスターが消化済です、所長。
しかもそれマスターに聞いた話をそのまま伝えてるだけなんじゃ……という、衝撃の事実なのに今一つ信じきれない感じがビルド独特な気がします。
仮説を立てて実験で裏付けして……って科学に通じるところかも?
それはさておき、疑問点としては劇場版の葛城ビルドは勿論、じゃあ佐藤 太郎はどこいった? という話。
多重人格めいた部分があったにしろ、ただ葛城が佐藤太郎と顔を交換したというだけでは考えづらい点も結構ありますし、戦兎くん。
いわゆる『焼肉っしょー!』なハイテンション、それに映画でのエグゼイドボトルの出所といい。
(尺の都合もあるとはいえ、急にボトルを手にして倒れていた……というのは……)
ウルトラマンじみた共生なのか、アルジャーノン的な改造を受けたのか……いずれにせよ、桐生戦兎≒葛城巧には、まだ間に何か一つ二つ秘密がありそうです。