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仮面ライダービルド 第13話「ベールを脱ぐのは誰?」
どいつもこいつもベール被りすぎ問題。
そして微妙に脱ぎ切れてないという……この『皆まで言うな』なビルドの空気は好きなんですが、メイン視聴者の子供には通じているか、ちょっと不安。
◆万丈龍我に殺人の罪を着せるように俺に指示したのは……
鍋島さんもよく顔を覚えていたな……って元関係者なんでしたっけ。
スマッシュ化の記憶障害は成分抽出されれば、割と時間で戻るもののようですが、これは予想外か、計算の内か。
ギリギリではありますが、やることは一応達成したんですよね。スタークこと○○。
◆ライダーシステムを君たちに譲るのはいったん白紙に戻させてもらう
今週、敵も味方も揃いも揃って『最悪だ……』になっている件。
内海くんを犠牲に逃げ切ったつもりが、所長の受難はまだまだ続きます。
良い子の諸君! 自分から親友とか言ってくる怪しい奴を野放しにしてはいけないぞ!
そんな事をしていると……
お前とはもっと早くケリをつけるべきだった!
組織も、立場も、パンドラボックスも全部乗っ取られた……おのれスターク!
◆どっちが本業かわかんねぇな?
ビルド名物、演技している演技。
本音を叩きつけるのでなく、探りを入れるような含みを持たせた会話のジャブ合戦……まぁ相手はたいたいマスターなんですけどさ!
『ここは俺たちにとって特別な場所だろう?』
今を壊したくないって感傷は、少なくとも戦兎くんにはあると思います。
マスターは……どうなんでしょう。次回で奇声あげて脱ぎ始めても驚かない特撮昨今ではありますけど。
◆これで、20本目
罠は嵌って踏み潰す、とはとあるTRPGリプレイの
紗羽さんは調べてるけど流石にバレてるでしょ……で、やっぱりバレてました。
そして何よりグローブ嵌めてるとタッチキーは使いづらい。視界も狭いし……いや何そのメタいやりとり!?
あまりのぐだぐだっぷりに業を煮やして(違)開いたシャッターの先で待っていたのは、やはりご存知ブラッドスターク。
◆無駄だ、お前の攻撃は全て見切っている
ビルドとクローズ二人掛りでも互角以上。
これが本気のスターク! ……と、いうわけではなくて、これすらも伏線。
(思い返せば現地で初登場のロケットパンダにも押されてましたっけ……)
自分で口にしちゃうあたり、互いに確信を得た、されたと感じていたのでしょうか。
対する戦兎くんの答えは……
じゃあこれならどうだ?
オクトパス!ライト!
Best Match!
稲妻テクニシャン! オクトパスライト!
触手に電気(ライト)でテクニシャンとか、意味深すぎる……まぁ相手はスタークなので良い子の情操教育は大丈夫だ、タブン(根拠レス)
予想通り、ラピッドパンダの時に続き『効果は抜群だ!』
そして、氷室所長との対峙で口にしたように
『トランスチームシステムでハザードレベルは上がらない』
つまり、進化し続けるライダーの攻撃は、当たれば効く……ていうか、生身の龍我パンチも結構効いてたわけで。
(龍我のボトルパンチはスマッシュを倒せる=ボルテックアタック並という事実はさておき(汗))
しかし、ここまで追い詰めつつも逃がしてしまうというのは、スタークの抜け目なさ以上に、戦兎くんの甘さか。
頑なに龍我を遠ざけるのは、自分が決着をつけるという覚悟なのでしょうが……。
◆マスター、いないんだよな
帰り道のこの台詞あたりから、怒涛の『日常の終わり』の演出が、胸に来て辛い。
『バイト』にいったマスターは『いない』(今日は、と戦兎はつけてない)
美空にパンする流れでカメラが写す12月のカレンダー(来月はない)
一足早い忘年会。
そして、立ち去る石動マスターを見送るカメラが映すnascitaの看板。
『また明日』
(普段から営業しているのか甚だ怪しいけど)カフェに明日の営業日はもこないんですよね。
石動マスターはブラッドスタークで、目的を果たして去っていったのだから。