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仮面ライダードライブ 第30話
仮面ライダードライブ 第30話『真犯人を語るのはだれか』
A.チェイス(プロジェクター)
どんよりは続きますが、少し謎が解けて気が晴れる一エピソード。
……最後の一分で何もかもチェイスが持っていきやがりましたけど!
◆こうしていると思い出しますね、裏切り者のチェイスの事
リア充全開(無自覚)のハート様から嫉妬コンビにカメラをパンさせる編集の嫌がらせ。俺たちに太陽は眩しすぎる……(地獄落ち)
剛の離反は予想通り洗脳……正確には記憶の書き換えだったわけですが、それにしては気になるのがハート様の反応。
001=真影の能力を知らないとは考えづらく、ブレンがそれを利用するだろうことも十分考えられるはず……そうすると何が『まさか』なのか?
またブレンさんのチェイスへの認識が『裏切り者』というハート様との齟齬も気になるところ……この辺り、今後予想される衝突に繋がってきそうです。
◆家族とはそんなに人の心を乱すものなのか?
洗脳されまくり期間で忘れかけでしたが……チェイス君、キミど天然キャラだったね(ついでに中の人も)今週で久々に思い出さされましたわ。
ライダーとしては先輩でも人間としては後輩どころか子供に近いんだなと今週の会話で気づかされました。
聞かれなかったからとか、けっこう人間にぞんざいなところとか、不器用なんですよねー。
ここまでずっと命令に縛られてきた彼にとって、人間としての成長はまさにこれからなのか。
二人の会話がなんだかかわいらしく見えてきました。
◆その傷跡は……!
人間を守るのが使命でも、人間には容赦ないチェイス君劇場。
意外なところから001への繋がりが出てきました。チェイスを洗脳したのはブレンの単独犯と思ってましたが、まさか001を知っているとは。
(洗脳した元敵ってことで重要な能力は隠しているものかと)
もっともこの段階では001=真影という最重要情報は知らないので、問題ないと思ってたのかな。ブレンの手術ですし(酷)
さて、ここで001の暗躍に気づいたチェイス。彼が次にとる行動は……。
◆耳の裏を見せろ
「誘い出した、っていいたいの……?」
「耳の裏を見せろ」
「あ゛?!」
「耳の裏を……!」
会話が成立しねぇーッ!?
チェイス君、そこは理由とか話さないと、相手が正気でもわかってもらえませんて!
ただでさえ君、剛くんに嫌われてるんだかr……まさか、その自覚すらない?(汗)
あっという間に補正切れの感がある剛@マッハですが、この流れで気合入れろってのがそもそも無茶ぶりか……チェイス、恐ろしい子!
◆親父が導いてくれたのかな? 霧子、きっとこれで間違ってないよ
チェイスと話してクールダウンできたのか、今回はいつもの進ちゃんがやっと戻ってきた感じ。
チェイスのド天然……もとい、無垢さは鏡みたいなところがあります。会話しているうちに、周りから見た自分に気づいたとのでしょうか……うん、彼にキレキャラは似合わない。
この流れでロイミュードがちょうど関係者を襲ってくる……というのはご都合感もありますが、それこそ導きだったのかもしれません。
(身も蓋もない話だと、任務完遂後にオープンロイミュードを切り捨てるため真影が向かわせた……ってあたりかもですが)
◆逮捕してくる……君は絶対、俺が守ってやるから
中盤から迷走感のあったドライブですが、ここが原点回帰の瞬間と思います。
何気に久々ですよね、目が輝く演出も、タイプスピードでのタイヤコウカンも。ここを長谷川さん担当回にしたスタッフを絶賛したい!
基本フォームで多彩に魅せ、相手の能力でピンチになるも、仲間に助けられて強化フォームできっちり締める。
シナリオの流れと合わせ、ドライブの対ゲスト怪人でのベストバウトともいえる殺陣でした。素晴らしいッ
◆本当はあの時見たの、十二年前、銀行で……
根岸もやはり飛鳥殺しの犯人ではなかった……じゃない。
むしろ根岸どうこうより、ニチアサの警官が銃弾一発ごときで死ぬわけがなかったという安心と衝撃。
予想通り、下手人は真影=001……間接的ですが、これで記憶操作の謎も解けました。現場にいたのなら、そりゃ全員記憶操作するのも楽勝ですわな。
(下手したら事件解決すら、洗脳完了後に真影が行わせた八百長という可能性すらある)
おそらく、正体に疑念を抱いた英介を始末するためだったのでしょうが……と、いうところで衝撃のアレ。
「ぬ、アァァァァァーッ!?」
※目からビーm……映写機
仮面ライダー、チェイスはプロジェクターである。
彼を改造した……のは、誰だよ!? 何のためにこんな機能を付けたんだよ!?
まさかこんなギャグ演出(断言)で真影が正体バレするとは……誰がここまでやれといった。巨匠か!?(濡れ衣)