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仮面ライダードライブ第８話『その胸に宿る秘密とはなにか』
よかった、高杉さんは悪人ではなかった。
トッキュウジャーに続き、メタというか現代風刺な話。そしてライバルに変化有の回でもあり？
◆まったく偏屈で変人で使いにくい奴だ！
ドライブだけに安定の引き逃げ……今週もしてましたね、トライドロン。まぁこのシチュエーションで躊躇なく撃つのはない。
チェイスが霧子に揺らいだのは彼の出自に大きく関係していそう……やはりプロトドライブ？
ベースの人の人格が戻るという事はないと思いますが、進ちゃんと三角関係じみた展開がまってそうですな。
そしてブレンさんはまた胃がキリキリ。ドンマイ。
◆つながった、かも？
Ｑ．最近、霧子がやけに突っかかってくるんだが？
Ａ．やきもち。
高杉さんの方の謎は先週で解けちゃってましたが、そっちを持ってきたか。
高杉さんも進ちゃんもけっこう壁作るタイプよね……と。
（というか『俺たちだけの特別な時間』とかなんで言い回しがイチイチ意味深なんだキサマ）
ちょっと強引なところはあれど、今回の話は『相棒』つながりの話でもあったというわけですな。
◆真実を伝えるには、自分も傷つく覚悟がいる
いろんな人（筆者込）に耳が痛いお言葉。報道とは、創作とはかくありたいものです。
高杉が特状課に近づいたのは取材のためではなく、久坂を救うため。思わせぶりな隠し方は彼もまだ覚悟が決められてなかった……というあたりですか。
ここでやっと先週の推理の続きに戻ったわけですが、ここまで準備ができれば後は早い。
今一つ影薄いですけど、西城さんのリサーチ能力は地味に凄まじい。あっという間に絞り込んで百発百中ですよ。地球の本棚でも持ってるのか、この人……？
◆霧子、運転変わってくれ
地味だけど好きな１シーン。
『ハンドルは自分で握る』主義の進ちゃんが、自分からハンドルを預ける……言外に信頼を示したわけですな。
進ちゃんが霧子と壁を作っていたのも『自分の傷つく覚悟』……また相棒を失うかもという恐怖を克服できてなかったからか。
高杉さんを励ましながら、彼も良く影響を受けていってるんですね。
◆俺は人間は殺さない。殺す価値もないからだ！
ロイミュードあるところ魔進チェイサーあり。
チェイスの声は感情が諸に出てて好きなのですが、今回の台詞、注目なのは抑えた声で言っている事。
とりあえずそういう事で抑えたけど踏ん切りついてない……そんな声。彼の中にあるのは戸惑いか、苛立ちか。
◆完成したかハンドル銃……え、ちがう！？
これは……ドア
そのネーミングセンスから離れろとベルトさんは仰るが、どこをどう見てもドア銃です。そのデザインセンスから離れる方が先だな！
すっかり戦場がギャグ空間に巻き込まれてますが、ここでチェイスの『人間は殺さない』宣言が地味に効いてます。
りんなさん撃っておけば解決なものを、律儀にドライブだけ狙うもんだから解説中に打てないという。
お陰様でというか、もう完璧な販促解説で……この手の装備でリロードギミックまで見せてくれるのは本当に稀有。
玩具バレ見た時も開閉＝リロードは考えたと思いましたが、半ドア音声まで入っているとか、もうね！
シーン前後しちゃいますが、装備としてもバリアに必殺技サポートとなかなかに多機能。
ハンドル剣よりギミック多いうえ、進ちゃんが射撃得意そうだったあたりから今後はこちらがメインになりそう？
◆報道に必要なのは真実じゃない。事件とは作られるものなんだ！
久坂絶叫。あながち間違ってはいないのが尚更つらい話で……そして作った当事者は得てして上に消される、ロイミュードでも人間でも利用されるのは変わりがないと。
Ｎｏ３３が久坂からむしりとったボタン……じゃなくてパッチのような装置、アレが同調装置（兼、重加速キャンセラー）ですかね。
かなり目立つサイズだったので、今後はアレが犯人追及の鍵になっていくんでしょうか。
◆草加、また一緒に伝えないか……？
甘いなぁ（草加スマイル）……な、展開じゃなくてよかったよかった。
ドライブ、アクションはいいんですけど、チェイスがいるためロイミュード＝ゲスト怪人はちと影薄くなりがちですね。
スクーバーさんは戦闘向きの能力ではなかったとはいえ、同情しそうなレベルで滅多打ち。
トライドロン追い回しからのウィンチ→スパイクのコンボはもはや拷問器具ですわ……。
◆仮面、ライダー！
チェイスの叫びにちょっと剣序盤の始さんを思い出します。世間的にはあなたのほうが仮面ライダーなんですけどね。
ドライブの方はいよいよテクニックが登場、少々息切れを見せてきたチェイスも新バイラルコアなりシフトカーなりの強化は……来るんですかね？