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仮面ライダー鎧武 第17話『桃のライダー、マリカ光臨!』
タイトルこそ耀子さんですけど、光実くんの黒さがすべて持っていった感じ。
マリカは光臨と言われても、視聴者的にはここまで何度も見てますしねぇ。
◆葛葉 紘汰が持つ戦極ドライバーを奪還しろ。手段は問わない
身内として贔屓するつもりはない……といいつつコレ。やっぱり貴虎兄さん、甘いなぁ。
手段は問わないってことは戦わなくてもいいってことで……やんわりと『手を切れ』といってるだけなわけで。
奪取するだけならいくらでも手段はあるんですよね。わざわざ光実くんにやらせるのは『覚悟決めろ』という意味が大きい……のですが、光実くんは更に一枚上手だった。貴虎にーさん……(涙)
◆ユグドラシルと契約関係にある貴方に、新たな仕事を依頼したい
光実くんが取ったのは一見一番過激な手段……正体を隠し、凰蓮さまを使って誘拐・強奪依頼。
しかし『紘汰さんや舞さんと笑顔で話せる時間』が一番大事な光実くんとしては、これがベストな選択ですわな。
自分の大事なものを守るため、えげつない手でも何でもやってくるのが彼の怖いところ。
その一方、ここにきて大人たちも見せてくれます。凰蓮さまのもう一つのプライド、耀子さんの仕事人っぷり。
言葉に出したのは紘汰と光実くんの二人だけですけど、それぞれの守りたいもの、大事なものの確認回でもあったのかも。
……約一名、人生ノープランで流されてる人もいますけど(汗)相棒を捨て、凰蓮さまに遊ばれ、城ノ内君の明日はどっちだ?
◆君、兄上よりも頭が切れるんじゃないかね?
凰蓮さまの反逆と自分の甘さで任務は失敗。しかしプロフェッサー凌馬が庇ってくれて事なきを……って、そこまで仕込み済ですかー!?
耀子さんに上司を確認した時から構想してたのか……失敗した時の着地点まで織り込み済とか恐ろしいわ、この子。
ただ、それに乗ったという事は凌馬の言葉……紘汰が普通じゃないというのもあながち嘘じゃないんでしょうね。
ただ強いだけならいいのですが、この手の怪物の力を制御する系のベルトの場合……仮面ライダー恒例の一つともいえる『徐々に怪物と化す身体』の恐怖が紘汰くんにも迫ってきたのかもしれません。