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仮面ライダー鎧武 第15話『ベルトを開発した男』
光実くん、遂に親……じゃない兄バレするの巻。
そういえば二人の両親ってどうなってるんでしょうね。今まで話は出てなかった気がしますが。
◆私の趣味だ。いいだろう?
Q.なぜ花道オンステージなんだ……
A.私の趣味だ。いいだろ?
これは名言でいいと思う。答えは聞いてないけど。
スポットが当たるのはクリスマスゲームに続いて二回目か。ドライバー関連の開発者、戦極 凌馬。
絵にかいたようなマッドサイエンティストなこの方。ドライバーのギミックとかロックシードとか色々語ってくれるのは、ガジェット好きにはすごく楽しい。
戦極ドライバーは大雑把な話、Wドライバーと同じ『フィルター』なんですな。
ヘルヘイムの実を加工して毒性を抜き、力だけを取り出すという……初瀬ちゃんの例を見るに、少なくとも旧型は依存性など完全に消せてないようですが。
(力をより引き出すゲネシスドライバーは、さしずめアクセルドライバー?)
開発はとりあえず『安定して誰でも使える』ところで企業としては満足したものの、研究者としての彼はまだ物足りない。
『正式な承認を得ていない』
と、とりだした二枚のラフは最終フォームの伏線なのでしょうが……太陽、月、星? っぽい以外、原型がわかりません。
禁断の果実=リンゴという話もありますが……いったい完成品はどんなものがでてくるのやら。
◆お前が俺をしませてくれるなら、俺もまたお前を見守ってやろう
もう一人のフリーダムな人、DJサガラ。
ドライバーを捨てそうになった紘汰くんを煽る煽る……ただ、それは組織の目的のためというより、この人自身が楽しんでいるという感じ。
語り部という立ち位置からも予想されてきましたが、この人こそユグドラシル幹部のトップなのでは? という貫録が。
それにザル管理のユグドラシルでいうのもなんですけど(……)最新装備とカードキーを渡して足がつかないという。
(あの手のカードキーには『誰が(どのカードが)いつ使われたか』を管理する機能があります。情報漏えいが発生した時、誰がいつ持ち出したかを明確にするために)
幹部組では唯一、ドライバーと直接かかわってないのも怪しい感じがしますが……ううむ。
◆聞き分けのない子供は嫌いだぜ
今週の兄さん劇場……の予定だったんですが、シドが思いのほか面白くなってきたので変更して。
紘汰くんとの会話を聞いていると、ユグドラシル側だと彼が一番『子供』なのかもしれないって思えてきました。
斜に構え、世の中の全てを知った風に振る舞い、知らぬ者を見下す。これって結局、紘汰たちと大して変わらない……俗な言い方をするなら『高二病』ですよね。
夢見てんじゃねーよ、現実は甘くねーんだよ! と言っているけど本人も言うほど現実が見えているわけじゃないという。
だからほいほい正体をばらしちゃうし、調子こいて手痛い反撃を受ける羽目になる。
アームズの使いこなしも、正直ここまでで一番甘いんじゃないでしょうか。性能の優位に頼り、間合いも構わずの撃ちまくりとか。
初瀬ちゃんに止めを刺した時点で死は確定でしょうが、意外とその時は早いかもしれませんな。