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仮面ライダー鎧武 第14話『ヘルヘイムの果実の真実』
さよなら初瀬ちゃん。
……悲しみと衝撃の真実回なんでしょうけど、あまりに突っ込みどころが多くてイマイチのめりこめず。
警備はもうちょっと何とかならなかったのかなぁ。
◆あれはもう人間じゃない!人を襲う怪物だ
今回の主役って実は貴虎兄さんなのかも……と、ふと思う開幕。
前回ラスト『吐き出せ!』と慌てて叫んだり、今回の『遅すぎたか……』というつぶやきしかり、彼も別に好きでインベスを殺しまわってるわけじゃない。
しかし守るべき市民でも怪物になったら、被害を広めないためには殺すしかない……凰蓮さまもそうですが、そういうままならぬ現実の代表なんですよね。
(もちろん、市民を実験に浸かったり真っ白な正義ではないのですが)
この大人と少年たちの正義のぶつかりあいは鎧武の一つのテーマだと思う……の、ですが
◆研究記録、って……
出てこい、IT管理者(怒)
幾らなんでもこれはない。大人……というか企業のセキュリティ舐めてるのか!?
いや、展開的に光実くんに秘密を見せなきゃいけないのはわかります。警備に穴がなきゃ忍びこめないのもわかる。
けど……ねぇ。これ、光実くん以外でも企業スパイ入り放題じゃないですか、このザル警備。
貴虎兄さんからカードキー盗んではいったとか、身内だからパスワード分かったとか、企業を無能にしない言い訳はいくらでもあるでしょうに。
『巨大な社会の悪に立ち向かう少年たち』
をやりたいなら、敵である大人の描写に手を抜いちゃダメでしょう。
自分が関係者というのもありますけど……もうちょっと何とかならなかったのか。誰か一人くらい、止めなかったのか……。
◆コイツがいわゆる正義……ってヤツだ
ついにチーム鎧武の仲間からも犠牲者が……覚悟を決めた紘汰くんですが、それでもインベス初瀬は殺せない。
その青臭さ、嫌いじゃないです。ただそれは汚れ役を他の誰かに押し付けるという事でもあり……結局、シグルド=シドの一撃が止めを刺すことに。
一部で言われてましたが、シドが前線にでるのは斜に構えた性格的にないかなぁと思ってたので少々意外。
貴虎兄さんにひっぱりだされた……という感じでしたが、彼が今後しばらくは憎まれ役を引き受けることになっていくのかな?
自らの正義を詠いつつ、そういった考えを揶揄するような口ぶりの彼ですが……表舞台に出た今、これからどうなっていくもんですかね。