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仮面ライダーウィザード 第49話『サバトの幕開け』
まさかのサバト一話で終了。攻介君の主人公力&キマイラさんの献身ぶりにしてやられました。
第四~五週は世界の破壊者が来る(特別編)らしいので、本編は残すところ二話。
謎もほぼ解けたしいい尺で終わりそうです。
◆これで全て揃った
山本さん、一週間足らずでドラゴンの領域まで進化。
さすがは元弦の鬼……と、中の人ネタに走らずにいられないくらい進化早すぎですってば!?
ドラゴンで『完成』と笛木が以前に言っていたころからして、ここまで成長しないと素材としてもダメなのか。洗脳をはじめ、かなりの強硬手段に及んでそうで反動が怖い。
そして倒されながらも『コヨミを救えるなら、それもあり』と言っちゃう晴人君も……がりがりと精神削られてますな。
少なくとも真由ちゃんたちも死ぬという視点ががっぽり抜けている……さすがにこの真相は耐えきれなかったのか。
◆ファントムは魔力を集める時に生まれるタダのおまけに過ぎない
暴露というか、確認に近いですが。最後に残った謎
『ファントムとは、サバトとは何なのか』
が、とうとう判明。術者にとって大事なのは生まれるものより生まれる瞬間のエネルギー、というギミックは……やっぱり来季脚本家の某魔法少女思い出しますな。
ファントムは人の心に存在する自然だが、それを呼び出してしまうのは力を欲する人間であり、人災である。
そしてそれに立ち向かうのが同じファントムの力を持った魔法使いであり……。
◆いけ、キマイラ……ランチタイムだ!
笛木と晴人や攻介の決定的な違いというのは、正義の心以上にファントムのとの付き合いにあったんじゃないかと。
第二期平成ライダーで定番となった超常的存在のバディは、コヨミじゃなくて彼らだったのだなと改めて思います。
ストーリー上での絡みは薄いですが、ここぞという時に叱咤し、助けてくれるのは彼らなんですよね。
龍騎の契約モンスターとしての性格を併せ持ったバディというか……うん、何を書いてるか自分でもよくわからなくなってきた。
ビーストドライバーは壊れ、キマイラは空のかなたへ去って行きましたけど……ビースト終了とは思えない爽やかさ。
きっと攻介君がまた力を必要とする時、仕方ねぇと彼は戻ってくるんじゃないのかな、とか。
クウガっぽいと言われたビーストでしたが、最後もどことなくクウガを思い起こさせますね。