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仮面ライダーウィザード 第48話『賢者の石』
遂に笛木の正体と目的が判明。
……このタイミングだとグレムリン下剋上がくるかな?
来週はお休みなので次回は9月。だいたい例年と同じくらいの話数になりそうですな。
◆お前は魔法使いになる資格を得た。私と共に来い
笛木、山本さんを誘拐……もはや勧誘どころか強制拉致になっています。
そして手に入れた魔法使いはユズルをはじめ、洗脳して次々と手駒に……って、あれ?
そこまでして集めた貴重な魔法使いを前線に出しちゃっていいのか?
ホロスコープス@フォーゼのスイッチみたく、誕生する時に生まれる何かが重要とかそういうことなんでしょうか。
前話の対グレムリンといい、相当切羽詰っているのはわかるのですが……サバトのためにどう使われるんでしょうね、これ。
◆じゃあ僕の人質になってよ
一方、ワイズマン=笛木の謎にはいち早く辿り着いたものの、笛木の対応に後手後手に回されているのがソラ=グレムリン。
ワイズマンのことは調べていたものの、更にその先……白い魔法使い=笛木の情報がないのが、ここにきて効いてます。
さかんにウィザード側にコンタクトを取ろうとしていますが、彼から渡せる情報というのは実はもう殆ど価値がないという。
……小狡く立ち回っているようで見事に踊らされてるなぁ、グレムリン。
下剋上どころか、このまま哀れな道化で終了しちゃうんじゃ……って気もしてきました。
◆ヤツの名は笛木 奏、物理学者だ
物理学者(プリキュア)……や、あの人の読みは『かなで』ですけど。
今週の山場、笛木=白い魔法使いの正体判明。娘のために全てを犠牲にしたマッドサイエンティスト……って本当に神崎さん@龍騎だった。
現在のファントム騒ぎも彼のサバトが原因で主犯……なのですが、ファントム自体はそうじゃないと気付くと、ちょっと深い気持ちになりました。
ウィザード世界では最初から人間はファントムを内包していて、けど普通に過ごすぶんには無害で何も起こらない。
しかしその力に気づいて使おうとした結果、ファントムが実世界に出現して暴れだす……笛木以前から、ファントムって人間のエゴに生み出された存在だったのですよね。
(特に最初期はビーストドライバーのようなリスキーな代物でしょうし)
魔法使いという衣装を着せているけど、実はウィザードってものすごく昭和ライダーのコンセプトに近いのかもしれません。
人間の科学(魔法)のエゴが生み出した異形の怪物を倒す、同じ力で作られた超人……って。