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仮面ライダーフォーゼ 第37話『星・徒・選・抜』
みんなー、宇宙飛行に行きたいかー!?
……そんなノリを予想してたら、思いのほかマトモな試験で驚いた。
なんとなーく天高がフリーダムな校風の理由が見えた気がする、かも。
◆これまでの仮面ライダーフォーゼは!
賢吾が久しぶりに壊れました。
今週は流星が壊れます。
なお、校長は先週も今週も平常運航の模様。
◆私、エリーヌ須田。先週転校してきた!
カタコトな海外留学生キター!
先週……と、いうことで彼女も速水校長が手をまわした口でしょうか。
能天気なように見えて意外とカタブツな性格で……うん。
破天荒な天才に振り回されて貧乏くじを引く秀才型ですな。嫌いじゃないですけど!
◆宇宙飛行士選抜試験
そういえばここはそういう学園だった……! すっかり忘れてましたわ、その設定。
一次が筆記とか弦ちゃん大丈夫……な、わけなかったね(涙)
ただ主人公救済の側面があるとはいえ、ここでは基礎学力はあまり問題にされてないようで。
ここのボーナス問題やこの後の実地試験からも感じられますけど、本当に『適性』を見るための試験なのですな。
努力で身につく知識や身体能力は後からつければいいということか。
◆宇宙にいくために必要な資質が五つあります
リーダーシップ、ストレス耐性、場を和ませる力、対応能力、覚悟。
と、思い切り煽ったうえでの密室七二時間耐久試験。思いのほか本格的でびりびりました。この試験室はJAXAのかな?
単純作業を連続でやらせたうえで不意打ち……というのは、実際に極限環境の作業員のテストでもよくあります。
まず最初にぶっ壊れた流星君、アウトー。ホワチャァーッ! って悲鳴か? 悲鳴なのか!?
◆みずがめ座・その力
続いて賢吾が久しぶりの発作で……と、思いきやここで乱入者。
アクエリアスの出現に身構える弦ちゃんですが、ここは善意百パーセント。
回復とは、ありきたりそうでライダーだと珍しい能力ですな。
そしてその力の陰で速水校長も……すっかり下っ端作業員じゃないですか(涙)
アクエリアス=エリーヌは既にスイッチャーのようなので、他の人を当たっていたのかな?
◆全く……生徒に好かれない校長先生だな?
今週の速水校長受難ターイム。今回もまた半ば自業自得ですけどさー。
それでも難癖つけて落第させないし脅迫もしないのが立派なところ……じゃなくて、権限も度胸もないだけか(ほろり)
エリーヌの方もエリーヌの方ですけど……半端に硬過ぎるのが彼女の弱点か。
日常的には問題ないけれど過度の負荷がかかると突然暴発する……流星君をさらに極端にしたタイプとも言えます。
宇宙を友達に替えると初期の流星君そっくりなんですよね、彼女の言動って。
◆エリーヌの理由
宇宙には選ばれぬいた本当にすごい人が行くべき……以前からちょくちょく打ち上げられ、最近は毎回ワープしてる弦ちゃんに向けて言うと滑稽極まりないですが。
実のところ彼女の性根にあるのは、尊敬していた親が選ばれなかったことへの不服、納得できない苛立ちなのでしょう。
だから自分が宇宙へ行くこと以上に、劣っていると思う人間が選ばれることに我慢がならない。
天才の中にもこういう偏屈タイプは多いですが(ニュートンとかエジソンとか)彼女の場合、突っかかった相手が天才型なんですよねぇ……もう運が悪かったとしか。
◆お、事件勃発か?
二次試験は実技……と、見せかけて。これも実は協調性テストの側面が強そうな感じ。
組立会場、一次の時の試験室なんですよね……つまり、カメラがある。
作品を完成できないのは論外として、それ以上に工程での行動が注目されている気がします。
そうすると用意した機材に想定外のトラブルを仕込んでくるくらいは普通にやりそうで……ただ、ユウキが黙って隠した理由がちょっと謎?
ユウキの方は別にエリーヌをライバル視しているわけでもないですし。まぁ彼女の場合、単に説明忘れたっていうのが普通にありそうですけど。
◆結・果・発・表
京都編と言い、現場にいなくてもネタを振りまいてくれる大文字先パイが大好きです。
しかもえらくウケいいし。いいのか、それでいいのか!?
……閑話休題。問題は弦ちゃんたちのチームですが、これもユウキの機転とプレゼンで何とか通過。
しかし当然、エリーヌがこれをいい顔で見ているはずはなく。
◆貴様の差し金か!?
味方には軽んじられ、敵には理不尽な怒りをぶつけられる速水校長の明日はどっちだ。
リミットブレイクで大暴れなコズミック&メテオストームからそそくさと退散していく姿には涙を禁じえません。
まぁ、アクエリアスも頑丈ではあるけど頑丈なだけですしねぇ……。
来週は心情重視の回になりそうな感じ? ユウキの根はまだ見えない部分が多いですしちょっと期待。