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仮面ライダーフォーゼ 第35話『怪・人・放・送』
夢と現実、今と未来。
けっこう重い話なのですが、程よくまぜっかえしてくれる校長はやっぱ一流だなぁ。
コズミックの変身条件もこういう形で拾ってくるとは、うまい。
◆これまでの仮面ライダーフォーゼは!
プリキュアとニアミスとか色々あったカオスな京都修学旅行。
最後の最後はやはり速水校長か締めてくれました。
いて座のゾディアーツ、ヤハリソウイウコトカ!
◆ジーンのミルキーナイトカーニバル
唐突に始まったインターネットラジオ。
ネットラジオというのが時代を感じますなー。こういうのがすぐできる昨今、いい時代になったものだ。
同刻、ビルに輝く金の陰……のっけから来ました、カプリコーン・ゾディアーツ。
さて、謎のDJジーンの正体は誰なのか?
◆……って、実はここにいるんだけどね?
まぁ、声で気づく人は気づいたかもしれない、答えはJK。
隠してはいるんですが気づく人は声で既に気づいてたのかな?
謎のお便りの主とか、弦ちゃんとか。
……たまに凄い切れ者になるんだよなぁ、弦ちゃん。普段アホなのに。
◆五藤@カプリコーン・ゾディアーツ
速水校長の力で発掘された幹部候補一号。転校してきた……ということは天高内では見つからなかったのか。
しかしその道勝った人物がJKの旧友というのは運命の悪戯というべきか。
この時点では話をあまり聞いていないのか、普通にJKとノリノリです。
これだけなら悪い人じゃない、悪い人じゃなかったのですが……。
◆あの山羊座のゾディアーツは自分の力をまだコントロールできていない
そんな状況なわけでフォーゼ、メテオと対決するも、力不足は否めない。
レベルが下がったというより、彼としては一般ゾディアーツとしての下積み経験もない初戦闘なわけで、いくら素養があってもこんなものでしょう。
ただ彼の存在そのものがJKの心をかき乱す要員なわけで、それはコズミックの変身条件を乱す一因にもなる。
もちろんベースなり他ステイツで戦うという選択肢もあったんですが、弦ちゃんたちはこれを『コズミックスイッチの異常』と考えてしまったため厄介なことに……。
◆S.H.T(スーパー・速水校長・タイム)
この私が! この私のラプラスの瞳でッ!!
校長、調子乗り過ぎです。この分だとオシオキが中止でなく『延期』というのも聞いてないな……。
得意げな校長ですが『コアスイッチ』なる新たな単語には疑問形……うん、まぁその程度のポジションですよねー。
閑話休題。その最高幹部しか知らないと思われるコアスイッチ。これがホロスコープスの最終目的になるのでしょうか。
だとすると、それに関わる能力の五藤君、準レギュラーに抜擢も……?
◆心がもやもやっとする夜、超聞きたい歌がある!
お前は友情ミサキ!?
というわけで弦ちゃんも正体暴露タイム……ちゃ、茶目っ気……?
まぁいつも通りズレた弦ちゃんのセンスはさておき(酷)ジーンの誕生秘話。
JK、二世俳優だったのか……いや、まだ親の事ははっきりわかりませんけど。
音楽で身を立てたいけど、自分に話の才能の方があったという皮肉な話。
才能は自覚して、JK自身もそれなりに満足しているけど、まだ夢を捨てきれない……そんな感じですか。
このまま日常が続いていたら、彼はきっとゆっくり夢を吹っ切っていったのでしょうけれど、そこで五藤という過去が捨てかけた夢と一緒に現れてしまった、と。
◆バンドだぜ、仮面ライダー部!
もうどこから突っ込めばいいのかわからんぜ!
賢吾……君って最初は冷めた顔してる癖に一番悪ノリする危険人物タイプだったのか……。
まぁ実態はカプリコーンの歌による熱狂からくるものなのですが、この力発動する前からノリノリだったようにも見えるのが。
結果、ストッパー三名が欠けた結果、前回暴走していた分流星が働きまくることに……苦労人体質だなぁ。
◆歌がうまく歌える! それを手放せるのか、未来の栄光を!?
さしものJKも責任を感じているなか、それを黙らせる一言。まさに殺し文句。
才能の限界を感じている時にこの手の言葉をかけられたら、抗える自信は私もない……なので今一つJKを憎めないんですよね。
大人になってみると彼の言葉は多分に真実で……実際、高校時代から付き合ってた親友で今も親交がある人なんて一人か二人ですし。
弦ちゃんはその悲しい現実にどう応えるのか。それでも理想を叫ぶのか、あるいは第三の道を見出すか。
次回、後半戦に期待です。