記事表示
仮面ライダージオウ 第24話「ベスト・フレンド2121」
あらゆる方向から意表をつかれた感のある後編。
選ばれしものとはソウゴ君だったのか……。
◆言っておこう、仮面ライダーキカイとやらを私は呼んでいない
さぁ、ディナータイムだ! ごっつぁんです……だが何処から仕入れてここはどこだ、白ウォズ。
敵味方双方から真っ先に疑われる白ウォズですが、今回の事件は(自称とはいえ)無介入。
そもそも彼はキカイの存在すら知らなかった。ではキカイを知っているのは? というのが今回の核心なわけですが……。
◆レントは機械じゃないよ!
レントの出自は元ネタ通り……というか、見た目通り?
そういえばお前もバイク持ってたな……後々匂わされる出自的にガーディアン直系ではなさそうですが。
(系譜的にはカッシーンの発展後継機種?)
しかしようやっと本当に人類の味方になれたと思えば、洗脳暴走まで完備というのは悲しい因果。
◆俺はアナザーライダーを倒したいだけだ。ここにいるみんなが力を合わせれば
ミライドウォッチが欲しーい!
ウールを助けたーい!
アナザーライダーを倒したーい!
\呉 越 同 舟 合 体 ツ ゴ ウ ア ウ ジ ャ ン!/
トクサツガガガいいよね……だ違う!
この手の共闘イベントはだいたい親交を深めるキッカケになるのですが、スタッフから『最初で最後』と念押しされるサツバツ同盟ぇ……何が悪いって一番食えないソウゴ君(主人公)が悪いってなるのが酷い。
ちなみにこの時点は『何かいける気がする!』だけで、全くの無策。それでいいのか、ン我が魔王。
◆Will be the BFFだね
再び未来、イヤな予感しかなかった集合地点はやはりヒューマノイズの罠。
今週もキレッキレのJACアクター陣(生)がソウゴを襲う!
ソウゴ君もソウゴ君で、正体わかってるといえ見た目タダの人間に全然躊躇しないのが……洗脳キカイに多少躊躇した程度で容赦なしという恐ろしさ。
ただむしろ辛いのはその後……もはや終末への諦めが支配する空気のなかで告げられた言葉
『Will be the Best Friend Forever』
これだけでパスワードという結論に辿り着いたのは最初よくわかりませんでしたが、自分の『Will be』を覚えていて、察したのでしょうか。
キカイの生みの親が未来の自分=オーマジオウかもしれない事に。
◆オレはこのウォッチを手に入れるべきなのか?
倒し方はわかって、御膳立てもできて、さぁお前の番だゲイツ……ってところで迷いだしちゃうゲイツ君。お前って奴はさぁ!
しかしゲイツ君もゲイツ君ですが、『じゃあ結果を見せてやるよ』って早送り巻き戻しかます我が魔王も十分魔王。
ジオウIIにぞっとしたツクヨミの気分が今更ながら伝わってきましたわ。
我が魔王、失敗したら時間戻しで無限ループさせる気でしたよね……?
◆この力をに入れるのは私
スウォルツはお前を傀儡として王にするといったな?
嘘ではないが私もそのつもりだ!
日曜午前9時からピカレスクドラマは濃厚すぎる……なんとなく予感はしてましたが、タイムジャッカーも呉越同舟の寄り合い所帯。
隙を見せればこうなる……と。
今回ばかしはウォズが頼もし……いやめっちゃ一般人操っているうえ、操作状態名が『セミヒューマノイズ』って邪悪さしかないんですけど!?
(劇中では冷気のみ使っていたキカイですが、この能力が搭載されているとしたら、キカイこそヒューマノイズの根源という可能性も……?)
ソウゴ君ハチマキの『崖っぷち』って未来人類だけじゃないじゃないですか……どう転んでも人類がけっぷちなんじゃ。
◆ソウゴの力は予知夢なんてものじゃなく……
教えてやろう!
オーマジオウの真の力は! まさに! 世界を支配する力だという事を!!
時間なんてチャチなものじゃない……もっと恐ろしい因果律改変の一端を見せられた気分だぜ。
いよいよ止められるものがいなくなってきた感のあるジオウを前に姿を現すゲイツリバイブウォッチ、そして……いよいよきたかオーマジオウ!
物語も折り返し、やはり逢魔の日が前半の山場となりそうです。