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仮面ライダービルド 第45話「希望のサイエンティスト」
予想通りの死ぬ死ぬ詐欺。
都度都度のタイトルの噛み合わなさ、妙に挟まれる総集編や長回しのギャグ、設定と本編の調整不足感……もしかして脚本間に合ってない?(汗)
◆このチャンスをずっと待っていた
円谷さんちのザギさんみたいな事を言いだす親父ですが、割と善人……キチに片足突っ込んではいるけど、まぁ善人。
要するにどう足掻いてもエボルトは倒せないと踏んでチャンスを待ち続けていた、というわけですが……完全に無駄足になっちゃうのが何ともビルド。
(憑依先を内海に)すり替えておいたのさ!
殴り合いの強さではせいぜい上の下程度なんですが、アカシックレコードでも呼んでるのかって立ち回りが最高にひどい。
エボルトこの野郎……。
◆物理法則を超える現象、新世界だ
Q.新世界とはなんだ?
A.ワームホールが形成され、ワープが可能になる
……そこ、しょっぱいとかいってはいけない。
むしろ過去作の奴らがポンポン物理法則超え過ぎなんだ。
フォーゼ! ウィザード! 鎧武(というかはじまりの男)!
ドライブも割と空間捻じ曲げてるし、ゴーストやエグゼイドも限定的ながらワープ経験あり……ほぼ毎年じゃないか!
物理法則という縛りをいれたせいか(前作がインフレの極みだったというのもあるにしろ)出てくる真実が尽く予想の下をいってしまって……高二病、リアル至高症候群というか。
むしろワープもできずに星狩り族は一体どうやって今まで恒星間を移動していたんでしょ?
遂にあらわれた怪人態も星を食ったりできる割に、戦闘では今一地味というか、ちぐはぐな印象。
手がかりになりそうなのはパンドラボックスもエボルト製というわけではないらしいという事、葛城製と思われたハザードトリガーも設計図を組み立てただけっぽいという疑惑。
(理論から全て自分製なら『知らない機能がある』なんてことはないはず)
まさかエボルトほか星狩り族まで含めて、みんなパンドラボックスと製造者に踊らされている……?
◆謎は解けた。これでエボルトを倒せる
正義のために作ったヒーローは、憎しみなんかじゃ強くなれない。
だからジーニアスは感情による制限がかけられ、すべての条件を満たしたときにハザードトリガーはその真の……いやそれ創ったの君でしょ葛城 巧ィ! とかいってはいけません。
ちょっと設定の掌返し多すぎでしょという問題はともかく、ジーニアスボトル+ハザードトリガー。
音声の都合上、玩具では綺麗に噛み合うコレを劇中でも拾ってくれたのは割と評価したいところ。
クローズドラゴンの方もエボルトリガー+グレートという形で映画版に拾われてますし、割とビルドは頑張ってると思います。
あとパンチ。ここぞというところの電磁加速右ストレート即死パンチ(まだいうか)
フォームチェンジの都合上、フルボトルの攻撃系能力が上半身に集中しているおかげで、割と珍しい(下手すると唯一?)パンチ系の最強フォームなんですよね、ジーニアス。
最強フォームの必殺技がライダーパンチは今までありそうでなかっただけに、大事にしていただきたい個性です。