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仮面ライダービルド 第10話「滅亡のテクノロジー」
そして手がかりもゼロになる。
ここまで綺麗にチェス盤をひっくり返してくるとは思いませんでした。
ブラッドスタークとは誰か、何か。もう全く予想がつきませんわ……。
◆お勤めご苦労さん
一週挟み、あらすじコントもないシリアスムードで開幕コレ。
あっさり殺りやがった……血肉こそ散らばらないものの、1クール終盤としては異例の死傷者数で阿鼻叫喚。
ここまで遠慮して見えたスタークですが、まったく容赦なしで研究所を制圧。
警備装置を作っている難波重工が黒幕なのだから、もうどうにもならない事態、茶番です。
◆これが難波会長の描いた絵ですか?
どうかな!(ズァッ)
……いや会長はもっと静かにでしたけど、『ミスター番狂わせ』龍我の殴り込みタイミングが完璧すぎて。
厳戒態勢の警備員を五分足らずで始末し、セキュリティを突破して中枢とか違うスネークじみてます。
だがいかに龍我といえど丸腰にスマッシュ相手では……
◆間に合った!
なにィィッ!?
割とマジで何が起きたのかと思いましたわ。
ここで追い詰められてビルドと交代か、せいぜい協力して突破だろうと……スタークたちが内輪揉めで時間を浪費してくれたのもありますが、まさかスマッシュ単独撃破で突破とか。
そのうえビルド救援からも
あとは任せろ
……なんて言わせるか!
の一言で戦闘続行。
数分前に『スマッシュ戦で傷ついた身体では』とか言われてた身体で、スターク相手に大立ち回りという……幹部が本気でかからないと倒せない生身の人間ってどういうことですか葛城さん!?
スタークの計測では必殺右ストレート時点でハザードレベル3.0だそうですが、もう数値で測れる強さじゃない……
今話の予告でやっと明かされたとおり、龍我、ここから更に2号ライダーに変身するんですけど、これだけ飛ばして大丈夫?
クローズの方が弱体化とか言われそうな心配が……。
◆科学の力がどうとか、そういうことはよくわかんねーけど……
俺は、お前の事なら信じられる
ここまで全力でかかっても一歩及ばず……からの、本当の『ようやく』(ライオンさんごめんなさい)
友の託した力を借りて……ビルド、再変身!
……ドラゴンボトルの真の行先は次回予告の通りなので、本当に一時だけの番外フォームですが、正直コレが強化フォームでもいいんじゃないかという収まりの良さ。
(封印という単語が入る通り、強力なドラゴンの力をロックフルボトルで制御すると考えれば、ベストマッチの理屈もわかりやすいですし)
ここまで良くて善戦だったナイトローグを押し返すという規格外パワーで何とか危機を脱出し……脱出した者の、ここでタイムアップ。
ベストマッチでも肉体が持たないとはドラゴンボトル、強力にもほどがあります。
クローズがボトル単発なのは『双発では強力すぎる』が理由だったのか。
◆葛城さん、ですよね……!?
久方ぶりのライダーブレイクフィニッシュ! ……の、興奮もぶっとぶ衝撃展開。
冒頭でも触れましたが、ここまで手がかりと思えたものがことごとく否定されてしまうとは……
- 葛城巧≒ファウストの技術力は死体を容易に偽装できる
- nascita(秘密基地)には盗聴器が仕掛けられていた(実行犯は恐らく紗羽)
ただ一方でファウスト=葛城巧というには、北都での
『ファウストが葛城巧が作った』
というスタークの口ぶりは、他人事すぎる気はします。
スターク自身も『葛城巧は死んだ』と口にし、科学への絶望を見せるなど、ここまで描写された葛城巧とはどこか似て非なう印象。
(いやまぁ円谷さん家にはイケシャアシャと『アンノウンハンド……一体何者なんだ?』とかのたまう諸悪の根源もいましたが)
では、誰なのかと問われると答えに窮しますが……まさかクローンとか複製の類は、ないですよね?