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仮面ライダーゴースト 第44話「起動!デミアの恐怖!」
ネタバレ:御成は出オチ
……え、知ってた?
仮面ライダーゴースト、全体はともかくミッション物としてはよくできてるなと確認できた回。
そう来るか、だが対策はある、じゃあこれだ、ならこう返す……って、策の打ち合いが割と理詰めで楽しいんですよね。
◆まもなく世界は一つになる……そして私の時代がやってくるのです!
アデル様ができなかった勝利宣言を先にぶちかますイゴールの大無礼。
いつにもまして今回はハイになってますよね、彼。気持ちはわからんでもないですが……予想通り、短い時代だったね(ほろ)
◆弘樹君の魂が抜けていく……!
前回の魂の眼魂化はあくまで前段階。分離させたら回収しなければならない……というのは当然で、今回のこそがデミアの完成系だったか。
……よく考えると似たようなことはプラネット眼魔(リョーマ眼魂回)でもやってたんですよね。
最終的に世界との接続、資源化までを一まとめで行おうというのがデミアの肝で画期的なところか。
◆僕は世界の一部。世界は僕そのもの
音楽で意識の集合化? というのは今イチ謎でしたが、ベートーベンのお蔭でなんとなく納得できたかも。
もともと音楽というか芸術(それこそ絵画とか)には人の情動を喚起……悪く言えば誘導する力がありまして、皆で何かをするときには『心を一つにする』って言い回しもします。
そうやってある程度『整列』させたところで一気に刈り取る……ということなのかなと。
(全体主義と芸術の親和性はナチスドイツや共産体制国家が散々見せてくれてますしね)
これに対するタケルの対抗策は、やはり音楽。個人の情動に訴えて整列した要素を崩せば、自然と集合化も解除される……と。
◆遂にこの時がやってきましたぞぉぉぉ!
ところがどっこい、そうは問屋が卸さない……の二乗、三乗。
眼魔側は数の優位を駆使してベートーベン魂による攻略を突破、それに対しタケルはサーバーへの直接攻撃、しかしてそれもイゴールには予想済みで……いや、一つ除いては。
へっ、変ッ身ッッッ!!
……声上ずってますよ、柳さん(役:御成)
この方、元はタケル役でオーディション受けてたそうで……実際感無量だとは思います。
出落ちだったけどな!
◆ここにあるのはベータ版のテストサーバーです!
言わんでいいことをペラペラ喋ってしまってイゴール大失態。
黙って悔しがった演技しておけば勝利確定だったものを……ディープコネクト社襲撃の時はうまいことやりすごしたのに、今回やらかしてしまったのは、やっぱ躁状態だったんでしょうね……。
さて、本番サーバーの存在が分ってしまった以上、ムゲンにできないことはない。
弘樹君を追いかけた時の同じ手でケーブルを辿ればあっさりと……出てきたのはやはりお前か、モノリス大明神!
◆アデル様がデミアの中心に……!?
やっぱり御成殿は生身が一番ですぞ……最前線はさすがにきついと再確認されただけか。
コマンド程度は問題ないといえ、今や雑魚ですらスペリオル使ってきますもんね……ここぞという所での不意打ち、足りないところに猫の手が最大の見せ場。ってこれ、まんま滝さんだ。
それはそうとあまり言及なかったですが、アデルの強化で地味にガンマイザーも強化されているようで、ムゲンにも打撃が届くようになってますね。
それでもちょっと危ない程度、でしたが……モノリスを破壊されても、一手を残していた眼魔……いやアデルの粘り勝ちというべきか。
ガンマイザー、グレートアイに続き、自分自身をデミアにまで直結した彼は何処へ向かうのか……?