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仮面ライダードライブ 第37話
仮面ライダードライブ 第37話『究極の味覚を狙うのはだれか』
A.ベルトさん
決してベルトさんは食い物の恨みで人類滅亡をたくらんだわけじゃないのよ!
(劇場版CMより)
本筋は実にドライブらしいというか、表面はコメディ風を装いつつ、一皮めくると大真面目で大変なお話。
ハート様、王を通り越して完全に主人公の器ですわ。
◆ナイスドライブ! 絶好調だな、進ノ介
開幕早々燃えたー! トライドロンきたー! 死んだー!
百八体しかいないロイミュードが、わずか三分で四体も焼死体にするなんて……と、思ったものの。
りんなさんが劇中まで持ってきてくれたリストの通り、残り1クールで名有抜きでも四十以上残ってるんですよね、こいつら。
当初は『そんなぽんぽん捨てて足りるの?』と、不安でしたが……チェイス回とか1体も倒してない回が結構あったせいか。
道義的なところはともかく、メディックのぞんざいな扱いでも数的には割と問題なかったのね。
……道義的なところはともかく。
◆ここで重大発表でーす!
真影~仁良の事件を経てついに特状課、正式部署に認定……って、これまで正式な部門じゃなかったのね。
(詳細は不明ですが、捜査課の内部部署的な扱いと考えるのが妥当?)
……ドライブピットがあるので本庁には帰れませんけど。ベルトさん……今時の移動基地にしておけば、大型玩具として売りにも出せたものを。
(そもそも毎度痛い目見てるスポンサー様が許さないか)
この件、内部的には真影ら上の圧力がなくなったこと、外部向けには内部犯の失態隠し的な面もあるんでしょうね。
まぁ経緯はともあれ、組織的な不安はなくなりそうなのは大きそう。ここからは決戦に向けて一直線……ですしね。
◆ようこそ、海を越えて集まった友よ
シングルナンバー、ぞくぞく帰還。こういうの、初代もそうですが世界を感じさせて興奮しますね。
正体はまだ不明……ですが、この強者感はヤバい。特に今週も大立ち回りを見せてくれた松浦さん……太極拳日本チャンプで世界三位!?
ざっとwikipediaでおっただけでも経歴がとんでもないです……なんて人を連れてきたんだ。
◆秘密はソースさ。この店のすべてに使われる……オンフルールの夕陽!
焼死体が持っていた謎の紙切れはレストランのチケット。問題のこの『シュプレム』店舗と料理は本物だそうで……いってみたいけど本当は一見さんお断りとかかな。
そんな見た目に反し、妙に親切なシェフに毒もない食事。ベルトさんが人類滅亡を企みそうなほど……失礼。
ただしそれはあくまで『人間』に対して……ロイミュードを招待したということは、ロイミュードにとって意味があるわけで。
……もしかして、このロイミュードへの劇薬成分が、人間にとっての旨みだったんでしょうか。
ベルトさんは普通の食事と分析してましたけど。
◆プロトゼロ、君はクリムの一面しか知らない
今週はその『知られざるベルトさんの一面』を存分に見た気がします。お腹空かせたり、八つ当たり始めたり。
真面目な話、この二人のすれ違い……そんな深刻な理由じゃなくて、互いに臆病になっているのかなという気がします。
進ちゃんに諭されるまで、ベルトさんも極端にハート様を恐れたり、度の過ぎた秘密主義だったり……肉体を捨てた人間が以前のままいられるわけないというか。
メモリーに移された記憶は消えにくく、それに囚われやすくなってしまうのでしょうか。
◆やはり、こういうことだったんだね……メディック!
悪行の数々がついにバレたー!?
このままメディックに殴りかかるんじゃ、という勢いのハート様。しかしそこで暴走を諌めるに止め、持論を体で示す漢の態度!
そこに痺れるッ、憧れるッ!
◆超進化への道は、自ら切り開いてこそ価値があるッ!
先日はフォーミュラに遅れを取っていたハート様ですが……宣言通り、あっという間に追いつき、追い越してしまわれた。
敵が強いほど強くなる特性って、どんだけ主人公属性なんですか。この人。
これで超進化までされた日には……次回、彼の内心が吐露されるようですが、いよいよその真に求めるものがわかるのか?