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仮面ライダードライブ 第34話
仮面ライダードライブ 第34話『だれが泊英介の命を奪ったのか』
おぞましい人間の闇=仁良課長
意外性はありませんでしたが、これは視聴者への救いなのかもしれない。
仁良さんが飛びぬけてクズ=大多数はそうじゃないわけで。
……そもそも言っているブレンさんも飛びぬけてホm……じゃない、クズいですし。
◆ここはさ、警視庁だよね?
真影との決着もついてのんびり気味な進ちゃんですが、世間はそんなこと言ってられない。
記憶操作の主が滅びた今、出るわ出るわの歪みの嵐。真影の権力の中心近くにいた警視庁が巻き込まれないわけもなく、被害者は混乱し、元取り巻きたちは証拠隠滅に躍起になる。
ゲストとブレンさんのおかげでコミカルじみてますが、きっちり怪我人を描写するのがドライブらしい一戦目。
そしてそれに対応するのはファイヤー!エイダー!ポリス!パワーオン!(作品違う)
販促期間とあってか、三条さん脚本でもしっかりガジェット見せてくれますね。
緊急車両3台セットは勇者ロボから続くお約束です。
◆せっかく拾った命です。焦りは禁物ですよ
なんだかすっかり馴染んだ仁良課長。
改心したように見えますが……油断禁物というか、この時点でも節々に隠し切れない本音が見えてるのが、もう。
『火消しに必死』
『誰にも言うな』
……仮面ライダーとロイミュード犯罪が公になった今、そんなことをする必要はないわけで。
これが大人向けの刑事ドラマなら『信用ならない味方』で落ち着くのもありだったのかもしれませんが……真影ではないとしてしまった以上、業を背負わせられるのはこの人しかいないですよね。
◆フリーズを失った悲しみより、お前と戦える喜びの方が上だ!
リストから向かった先には相変わらず(性的な意味で)アブないハート様。
めっちゃ爽やかなのにBL系にしか見えないのはなぜだ。周囲のせいか!
実は全力対決は16話依頼、なんと1クールぶりのドライブVSハート様。超重加速を身に着け強化されたハート様ですが、比べ物にならないほどパワーアップした進ちゃんですが、ハート様もそれは同じ。
今回は『トライドロンが現場にない』という形でVSフォーミュラでしたが、超加速までは普通に押せる位になってますね。
(逆に言ってしまえば、ハート様すら超加速には対応できないのですが……恐るべし、フォーミュラ)
この白熱した戦いに水を差したのは……またお前かブレンさん! みんなの見る目がどんどん冷たくなっていくぜ……。
◆親父を殺したのは真影でも根岸でもなかった……あんただ、仁良 光秀
疑念は策により革新へ。
謹慎事案でもそうでしたけど、悪知恵を巡らす割に自分がハメられると脆い仁良課長。この辺も実に小物っぽい。
冒頭でも述べた通り、彼が愚劣で卑怯で最低な人間(byブレン)なのは26話から此処まで、丁寧に描写されているので『やっぱり』というのが正直なところ。
彼の存在意義は大人側としては『こんな人間になっちゃいけないよ』という、ヒーローものらしい反面教師の印象が強い感じでした。
小さなお友達的にはどうだったんでしょうね、彼の印象……ちょっと興味あるかも。
◆この世界はそんな人間ばかりじゃない!
むしろあんな人間が一杯いてたまるかという怒りの変身。
今回はブレン&シーフの2対1ですが、全く勝負にならない強さ。
完全に腰が引けてるブレンさんは10tオモーリで速攻リタイヤだし……仁良課長の救援まで画面外だったのはカメラさんの情けか(涙)
あと何気にこちらも久々の巨大メカ戦&ブースタートライドロン。
先行登場でも感じましたけど、これってMOVIE大戦のタイプフルーツを現行技術で再現したものなんですかね。
飛行能力+火力増強ってあたりからして。
◆今わかりましたよ、あなたに力を貸そうと思ったその理由が!
しっとの力は父心! 押せば命の泉わく!
……しっと団ネタってまだ通用するんですかね。ぱっぱら隊は名/迷作だった……閑話休題。
迷走に迷走を重ねた末に辿り着いたブレン×仁良という 誰得 奇跡の組み合わせ。
……ブレンさんには激しくお尋ねしたい。いいの? 本当にソイツでいいの?