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仮面ライダー鎧武 第９話『怪物インベス捕獲大作戦！』
インベスの正体まで話が進むかと思いましたが、そこまではさすがにいきませんでしたね。
ただ、インベスとヘルヘイムの森が人類の大きな脅威として描写されだしたということは、ライダーバトルを主軸に話を進めるわけではなさそうで。
その点はちょっとほっとした自分がいます。
◆頼られることはあっても頼ることは許されない。それが勝利者の宿命だ
侵攻してくるインベスから皆を守れるのは、戦極ドライバーを持つビートライダーズだけ！
……と共闘をもちかけるも『ライダーは助け合いでしょ？』といってくれるお人よしは、この街にはいなかった。
これはもう戒斗くんの言う通りで、人々はまだインベスの危険をゲーム以上に重大と認識していない。
そんな状況で、圧倒的優位にいる人間が見返りもなしに『助けろ』なんて言っても話を聞く人はいませんわな。
まして真っ向勝負の紘汰くんたちでは……せめて光実くんが一緒なら丁々発止の『交渉』ができたのですが。
◆みんな、未来が不安なんだよ
で、その光実くんはお兄ちゃんに捕まっていた……じゃなく、心配されていた（汗）
探りを入れているような口調でしたけど、前後のシーンからして全然気づいてないよね、貴虎にーちゃん……。
光実くんにしてみれば、すっごい言葉責めされてる気分かもしれませんけど……いや、この子だと気にしないかな？
兄者が去った瞬間、草加スマイルになるんじゃないかと変な方向でドキドキさせられましたわ。
◆そもそも、あのインベスってなんなんだ！？
ゴローちゃ……三島さ……もとい、知り合いの阪東マスターがインベスの襲撃を受けたことで、ようやっとこの話が。
鎧武はギミックよく使って面白い戦闘してくれるんですが、よくとり逃がすなぁ……と思ってたら、また光実くんが頑張っていた。
戦闘はともかく（銃持って突っ込むダディスタイルは何とかならんのか……）、この子が鎧武の要ですよね、実質。
辿り着いた先にあったのはヘルメット、そして齧られたヘルヘイムの果実……
撤退を促したのはお兄ちゃんのことは勿論、インベスの秘密に気づいちゃったからなんじゃと深読みしてしまう。
ただ、その行動を『口封じ』と断言しちゃうあたり、身内への感情で変にこじれそうなのが……
今回で判明しましたが、一応ユグドラシルにとってもインベス≒ヘルヘイムは共通の敵なんですよね。
『全てはユグドラシルの仕業なんだよ！！』
とか、ずれた方向に進んでしまわないといいのですが。