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仮面ライダーウィザード 第25話『命の選択』
限られた手札で裏をつく。まさに魔術師の真骨頂。
攻介の掘り下げ回でありながら、アクション・ギミックでも魅せてくれる傑作回でありました。
◆私はもう十分長生きしました。攻介、私を連れて行きなさい
御祖母ちゃん、本当に攻介が大好きなのね。
いい人なのですが……ただ攻介としてはファントムを食べるだけじゃなく、『食べ続け』なきゃいけないわけで。
そこでもちょっと認識のずれがでちゃった感じもあったのかな。ちょっと悲しい話。
でもこれで攻介君の反抗期も終わりを迎えたと思えば、いい話だったのかな。
◆ひっかかった! ひっかかった!
攻介君も攻介君で、やっぱり御婆ちゃんのことが心配だったのね。
グリフォン仕込んだり、変装してついて来たり……それが一転恒星のチャンスにつながって、と思ったのですが。
……今回は敵の方が一枚上手でした。
ウィザード陣営を騙したうえで、何も知らないメデューサにけしかけるというのがまたグレムリンらしいイヤらしさ。
メデューサもキレますわ、これは疑われても仕方ないというか。
メデューサVSドラゴンは二戦目ですが、スペシャル使っても互角という強さは健在。やはり侮れません。
敵の強さがシナリオであまり上下しない感じは好きですね、ウィザード脚本。
◆まさにピンチはチャンス、だったな!
ここまでグレムリンに振り回され続けた状況からの一発逆転!
攻介の羽化回避から奪還までの流れはテンションあがりっぱなしです。
先週の指輪交換は販促だけじゃない立派な伏線だったか!
そして正面対決に持ち込んでしまえばグレムリンに勝ち目なし。ドラゴンタイマー発動からは完全にウィザードのターン!
むしろこれを圧倒できるフェニックスさんが規格外だったということか……。
今後、グレムリンとしてはウィザードとの戦いを避けるか、絡め手で攻めるかとなってきそうですが、さてどうなるやら。
次回は再びメデューサのターン? 弱みを見せるか、それともこれすらも罠なのか?