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仮面ライダーウィザード 第13話『夢を継ぐ者』
前回のどん底から一点、希望の連鎖が心地いい。
現実は非情だけどちょっとは希望が残っている、って終わり方もいいですね。
◆謝らんでいい。おめぇらのせいじゃねぇよ
怒るでもなく悲しむでもなく。松木屋主人、この人もある程度覚悟の決まった……言い方を変えると絶望してた人だったのかも。
遠からず店は保たなくなるのは見せていたから、それが多少早まってもという気持ちはあったんだと思います。
ただこの『全く怒られない』というのは瞬平にしろ徹也にしろ、罪悪感を持っている人には一番キツい。
どん底まで沈んだ二人に凜子さんのフォローが光りますね。凜子さんが瞬平、瞬平が徹也、そして親方、晴人と。
誰かの言葉が次の誰かを支える力になっていくという流れが実に綺麗。
◆わざわざ私に挑むとは……愚かしい……
親方の希望は弟子の徹也。
意外なところから漏れてしまったのを抑えようとメデューサに向かう晴人ですが……本当に愚かしかったわ!(涙)
【Defend!】(ずごーん)【Defend!】【Defend!】(ずごばこーん)
……なんというか晴人君。普段は通常ファントムに圧勝なせいか、予想外の強敵に弱いのね。
とりあえず魔法で逃れようとするけど間に合わず、魔力無駄遣いしたうえ押し切られるという悪パターンができてしまっている。
攻めれば圧倒的なのに守勢に回ると脆い点は今後の成長課題ですかね。
◆ショータイムだ!
というわけでスペシャルお披露目。今度は翼で……これ自体が必殺技って決まったわけじゃないんですね、スペシャルリング。
ちょっとややこしかったですが、前回完成した二つは『ハリケーンドラゴン』『サンダー』の二つだったようです。
能力としては高速性能の追加、それに『サンダー』の強化という感じでしょうか。
ヴァルキリーさん、けっこう粘りましたがお疲れ様でした。
◆次回の仮面ライダーウィザードは!
映画監督でございます。
またWやオーズのようなメイキング話みたいになるんでしょうか。
ドラゴンは1エピソード置き……というか、一か月置きくらいの登場になるようで次回はなしの模様。
後は気になると言えば『ゲートを減らした』というメデューサの言葉。これは晴人に向けられたものか、それとも……?