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仮面ライダーフォーゼ 第47話『親・友・別・離』
Wは最終話で帰還、OOOは未来に希望を持たせつつの別離ときましたが……フォーゼはどうなるのか。
◆これまでの仮面ライダーフォーゼは!
天野 浩成伝説の歴史がまた1ページ。
速水校長……無茶しやがって。
◆1969年7月16日
アポロの出発の日、全ては始まっていた。
あれからもう半世紀近く。理事長もすでに未来を夢見る事の出来る年齢ではなくなってしまっていました。
彼の強硬な姿勢には、そんな老いからくる焦りもあったのかもしれません。
◆すべては50年前、月面でコアスイッチが発見されたことから始まる
魁種族とそれを呼ぼう……と、A・C・クラークな書き出しをしたくなってしまう全ての真相。
知的生命体を探しだし、それを分析して超知性体に伝える手段という点でコアスイッチはまさにモノリス。
サンプル収集用に知性体をエミュレートした端末を作り出して情報収集を行うというアイデアといい、古き良きハードSFを思い出します。
ただこれ、それを知らされず、人間として生きてきた端末=賢吾にしてみればたまったもんじゃないですよね……。
感情をなくしたというのも、ただの演技というのが余りにも残酷で悲しすぎる。
◆月面襲撃
しかし事態は賢吾と皆の別れさえ待ってくれません。
速水校長が
この辺まで来ると幹部も初回補正が切れて何とかなることが多いのですが……立神さんの強さは相変わらず絶望的。
流星との凄まじい殺陣は、着ぐるみという拘束具を脱ぎ捨てたスーツアクター本気の殺気を垣間見ました。
どうやって倒せばいいんですか、この人……。
◆別れは心の骨折だ。今は痛いが、治ればもっと強くなる!
刻々と破滅が迫る中、弦ちゃんの言葉が胸に響きます。
撫子、XVIIと、出会いと別れを繰り返してきた弦ちゃんだけに、この台詞は重い。
もうこのまま最終回でもいいんじゃないかというくらい……勿論、そんなことは理事長が許さないわけですが。
◆決戦と破滅
壊滅したラビットハッチでの対話。
コアスイッチを破壊するといいつつ、なお対話を求める理事長は……やっぱり寂しいのかな。
コズミックに対してさえ圧倒的な力の差があるのに、酷く小さく見えるのが悲しい。
そして実際、この時点ではゾディアーツスイッチもコアスイッチから生み出された力なわけで、コアスイッチの力を引き出せる賢吾には勝ち目がないという。
それが分かっているからこそ、賢吾はさっさとすべてを終わらせようとしたのでしょうが……。
◆月面の塵と消えろ、コアチャイルド
旅立とうとする賢吾を襲う超新星キックに理事長の執念を見た。
……そこ、キャストオフとか言わない!
それは人類の力がコアスイッチの思惑を超えた記念すべき瞬間だったのかもしれませんが、弦ちゃんたちには破滅の始まり。
ハッチに続き、賢吾まで失い(テレ朝公式を見ると……(涙))絶望からのスタートとなる最終話。
決着はどのような形でつけられるのでしょうか。
◆余談:色々見えてきたアイツ
さぁ、ショータイムだ!
ウィザードは第二期の部分変身から一転、オーソドックスなフォームチェンジに戻るようですな。
各形態固有の特殊能力を使う為に変身するというのは、ライダーだとディケイドくらいで割と新鮮かも?
キャラクター造形もまた一捻りしてくるようで、今年も期待大です。