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仮面ライダーフォーゼ 第44話『星・運・儀・式』
やっとユウキがヒロインらしくなってきたと思ったら弦ちゃーん……。
そして次回はいよいよあの人が!
◆これが前回のフォーゼ!
危ない、それは爆弾だ!
流せぇ~い!
……何度目だ、朔田 流星。何度目だ、仮面ライダーメテオ(涙)
◆あと10時間、止めてみたまえ。私とユウキがプレゼンターに会いに行くことを
さらりと重要なことを言い残して撤退する理事長&ジェミニ。
プレゼンター=贈与者。要するにチャネリング相手のことですな。
この後『スイッチに選ばれた者は皆、宇宙の声に導かれている』と賢吾は言いますが、実際に声を聴ける人はごく少数。
そしてゾディアーツとしての適性と能力は別物ってことなんですかね。
立神は聞いている様子はないし、逆にユウキは声を聴いていてもホロスコープスとしてそこまでではない。
弦ちゃんも立神と同じパターンですな。適正は高いけど、声が聴けるわけでもない。
速水校長は……えーと……(こら)
◆ジェミニ誕生の儀式
ドクター真木ィ! 今日は中華でいっチャイナ!
……冗談抜きで最初、この乗っ取りの事かと思いましたわ。
これはあくまで過程であり、本物を追い詰めるための精神攻撃なんですが、思いのほか強烈で悪辣。
前回の悪戯から、どんどんジェミニ側が知恵と知識を得ているのを感じさせます。
わざとスイッチを奪わせて本物を襲わせるとは……しかも怪しいと思ったのが賢吾だけという(汗)
クロー、シザース、チェーンソー、スパイクという凶悪装備で襲い掛かる弦ちゃん、これってユウキの恐怖を形にしたものだったんですね。
これがイメージだったらよかったんですけど……やっぱり弦ちゃん、友情の意味を理解しているのか心配になってきました。
前々から言ってきましたけど、この終盤にきて不安感がMAXに……。
◆俺はいつだってユウキの事信じてる。友達だもの
儀式の完成まであとわずか。追い詰められた弦ちゃんが思い出したのは幼いころの思い出。
今の今まで、宇宙の声の事を話した最初で最後の人だったんですね、弦ちゃん。
思い出すことさえできれば後は早い弦ちゃん。まさかのじーちゃん再登場で、何気に今週の殊勲賞!?
神棚にしまっておいたっていうのが、また意味深で……そして往々にこういうのって忘れちゃったりしますよね。
……はい。経験者です……。
◆最後に残ったもの
儀式の祭壇へと運ばれ、もはや仲間たちの記憶すら失いつつあるユウキ。
しかしここでJKの『弦太朗さんが来るまで諦めないで』というう呼びかけに『弦ちゃん……?』と呟く……最後まで、心の底には残ってたのですな。
今回は色々とボロボロだった弦ちゃんですが、言葉を裏切らず辿り着けたことは評価してもいいと思います。
ダメで空気読めなくて追い込まれて……それでも本当に土壇場で立ち上がれる。
左君(W)にも通じるところですが、それもヒーローの条件なんでしょう、と。
◆無粋の極みだ! 許しがたい!
もちろんそれで理事長が許してくれるわけもなく。
ジェミニはともかくレオ、サジタリウスと立て続けるに襲い掛かってくる状況は変わらず絶体絶命……なのですが。
ここで発生する異常事態その1。カプリコーンに変身した立神の力を弾き返す賢吾。
そしてその2。いつも通り静観を決め込むリブラ=速水校長。
1=コアスイッチの気配に気を取られがちですが、実は校長もこのあたりで覚悟を決めたのでしょうね。
今週の速水校長の表情、追いかけていくと微妙な変化が非常に面白いです。
◆孤独な先駆者
久しぶりのライダー超銀河フィニッシュ!
アクエリアスは地上、タウラス、ヴァルゴはホロスコープス側で始末と続いていたので実に6話ぶり。
立神さんはヴァルゴになってスイッチ回収してきたんですかね……映らなかったし、映さなくて正解だと思うけど!
結局、理事長の元に残るのは絶対の服従者か何物知らぬものばかり。先駆者は孤独といいますが、そのやり方にも一因はあるというか。
遂に速水校長も覚悟を決め……決戦開幕がこの人の来訪からとか、誰が予想できたか。
なんだかんだで生き残るか、綺麗に退場してしまうのか。
乱雑書庫はたちb……速水 公平を応援しています。