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仮面ライダーOOO 第3話『ネコと進化と食いしん坊』
今回のヤミーは憑依型。全体的に作風を模索中……って感じでしょうか。
設定など『剣』っぽいという前評判がありましたが、スロースタートなところまで似てしまっているような。
◆これまでのハイライト!
『こまけぇことは気にするな!』
……この一言な気がする。
前作に比べてアラが目立つというか、『W』は探偵もの・推理ものという体裁だったから極力目立たせないようにする必要があったと考えた方が楽しむにはよさそうです。
◆なんだ、この人間は……そういう事か
アンクさん、普段は記憶共有しているわけではないけど調べる事はできるのね。
むしられた(!)直後の『おい、こいつ人間か……!?』という叫びに共感でき過ぎて困ります。これは脅威を感じてもしょーがないというか。
その子を殺したらオーズドライバー捨てるぞ! で、主導権を取り返した英司君ですが、アンクの中には不満が絶賛蓄積中です。
◆人間は変わった
アンク以外のグリードトリオは未だにふらふら放浪中。警官隊の皆様、今作でもおつかれさまです(涙)
『人間は変わった』というカザリですが、その本質を掴めているのかは微妙そう。
アンクを含め人間に対して油断し過ぎているという感じが強いです。
◆「お家、この辺?」「最近はこの辺ですかね、では」
気を失ったひなを英司たちが届けた先はバイト先のクスクシェ……って、これもテレ朝公式だとキャスト紹介の所にない。なんだか色々突貫な感じが抜けないなぁ。
さらっと英司君らしき写真があったり、二人はどこかで会っているっぽい?
(店の雰囲気など、店長も元バックパッカーっぽい感じがしますし)
◆本日の欲望=食欲
と、いうわけで解放しろ!
……似たような設定のガオガイガーでも使われてたなぁ、食欲ネタ。アレは解決後に痩せてましたけど、彼はどーなのか。
大食いの人は一瞬『石ちゃん!?』とビビりましたが、キャストみたら違う方みたいですな。
◆「アレは人間に寄生するタイプだ。もっとぶくぶく太らせてから……」「そんなの待てるか!?」
アンクの話も聞かず突っ走る英司君。しかしこの時点では特に作戦があったわけでもなくヤミー逃走。
変身すると出てくるメダジャリバーは既にシステムに組み込まれたのか……いやまぁ前作のエンジンブレードも変身すると唐突に出てきたりしたし、気にしたら負けか。
◆お前は何者だ
通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!
『何者だ』といわれる度に説教BGMが流れるようになってしまったじゃないですか。おのれディケイド。
人間も進化したという後藤隊長……ただメダル自体も誰かに作られたようなので、技術を取り戻したというのが正しいような?(創造者が宇宙人とか超常的な何かって可能性は残りますが)
一方、力はあるが技術と知識はないオーズ……英司君。ヒーローではあるけれど、どうも便利に使われている感じが否めないのが何とも。
◆調べないとな。アイツのいう進化した方法で
泉 信吾の全てを検索した(違)というわけで寝床とiPhoneゲット。ヤミーはカンドロイドが探してきてくれましたがね!
一々意識して引き出さなきゃならないというのは結構不便だなぁ。前述の通り、アンクも人間を過小評価しているところがあるので、どこかでボロを出しそうです。
◆カンドロイド大作戦
タコカンでクスクシェから引っ張り出し、取り押さえて餌でヤミーを引きずり出す……という作戦はうまかったのですが、アンクの介入で失敗。
この方、『邪悪な妖精さん』という評価が実にはまってます。ヒーローの相棒としてはどうかと思いますですが、変にデレるとモモさんと被ってしまうし、うまく落としどころを見つけて欲しい。
最後は英司の抵抗に痺れを切らしたヤミーが飛び出してますが、目的としては達成でいいのかな? アンクの言い分だと、欲望を満足させて引き剥がした場合、憑依対象は死亡するようですし。
◆なんだ、この身体!?
出てきたのはデブネコヤミー。
うん……近所によくいるわ、こういうネコ(酷)ぼよんぼよんとした動きが妙に生々しいんですけど。
その脂肪の壁はメダジャリバーも跳ね返してますが、これはメダルを投入してないせいだと思います(前回もメダル投入前の斬撃は軽く弾かれていた)
トラクローは……擁護できぬ。まぁ基本フォームが不遇なのはクウガの頃からお約束ではありますが……。
◆スキャニングチャージ
蹴りなら通るという事で、今必殺のタトバキック……防がれたーっ!?
演出はなかなかよかったんですけど、カザリの介入でノーコンテスト。どうもこう、ヒーローもののカタルシスが不足してくる展開です。
次回はタカトラーター登場のようですし……次の出番は何時の事やら。