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仮面ライダードライブ 第24話
仮面ライダードライブ 第24話『なにがマッハを走らせるのか』
ちょっとタイトルにひっかけられた感じ。勿論いい意味で。
『なぜ【速く走らなければいけない】のか』
ではなく
『ここまで【速く走れた】のはなぜか』
って意味だったんですね。
映画もあんな扱いですし展開に悲観的だったマッハですが、がぜ
ん今後が楽しみになってきました。
◆こいつにはきっと、ハートの役に立つ素質がある
今週のブレンさん劇場……この人もマッハと並んでふびん枠でしたね、最近は(ほろり)
着眼点はよかったのですが(あの弾速と威力は高速フォームか見切りがないライダーは大抵詰み)……ドライブはもっと強かったという切なさ。
ただまぁ、回りまわってハート様のためにはなったし、ならばよし……?
◆それでもまだ、信じているんだと思う。あなたは私を助けてくれた人だから
ここでチェイス君お目覚め。
ここのチェイスと霧子の視点の違いは面白い対比。
チェイスは自分を魔進チェイサーとして、霧子を殺そうとしたと認識している。霧子は彼をプロトドライブとして、自分を助けてくれたと認識している。
このすれ違いがこれからのドラマになっていく……のでしょうけど、姉さん、まずは弟の事をですね……。
◆元の通りじゃダメなんだ!
作中で俺には新しいフォームはない! とぶちかましたレンゲルを思い出すメタい悲しさ……剛君、もう次はないのよ。
正確にはマッハドライバーに次はあるけど、それは君用じゃないのよ……。
と、思ってました。ここまでは。これが新展開への伏線だったとか……やってくれます。
◆脅迫じゃねえよ、お前と同じイタズラだ
※偽予告の時点で脅迫罪は成立しています。犯罪ダメ、ゼッタイ。
シュートさん、予想通りの共鳴型ロイミュードでした。
復活しても繋がりは残ってるんですね……単なる意趣返しかもしれませんが。
茂木くん、前回は証拠不足で立件できなかっただけで犯人としてはバレバレでしたね。
今回はそこから一転、狙われる側になるという変則的な展開。保護された後の自白で究ちゃんがちょこちょこ映るのが芸コマ……共鳴型は他人事じゃないですもんね。
……逃げやがったけど!
◆初心に戻れ
手痛い二度目の敗北、焦る剛にベルトさんが一言……ベルトさんの位置はサポートAIなんだな、と再実感したワンシーン。
同時に映画や先週のスペシャルで違和感を感じた理由も……緊急時と因縁のあるロイミュード絡みを除けば、割と消極的なんですよね、ベルトさん。
『○○じゃないかな』
って疑問形半分の言い方が象徴的ですが、決断するのは進ノ介たち生きた人間だと一歩引いた助言役。
今回の話は特にそれが顕著で、そしてぐっときました。
◆私、あなたのことを信じてる。心配はするけど、誰よりも信じてるよ
最後の一押しはやはり肉親。
チェイスにお熱で剛君ほったらかし過ぎじゃ……と心配してみましたが、過去を聞いて納得。
ここまでずっと『強い子』を演じ通してきたんですね。姉に心配かけさせないために。
霧子は逆に近すぎて見えていなかったけど、それを知った彼女の言葉は折れた弟に何よりの力になる……と。
◆俺は……元から強いんだ!
ヘンr……ハーレー博士の作った仮面ライダーは無敵だ! 自分の信じる自分自身を信じろ!
パワーアップの一つでデッドゾーン克服は予想していたものの、まさか心の持ちよう一つで乗り越えてくるとか!
戦力としてはフォーミュラに劣るものの、ハート様も着目したようにこれって相当凄いのでは。
マッハのモチーフにスーパー1が入っている……という話も耳にしましたけど、実際それに近いものを感じました。
鍛え上げられた肉体と精神が揃えば機械の限界などなんでもない。これも一つの人間賛歌か。
◆せっかく研究用にもう一つ作ったのに
『強化フォームがないから仕方ない』じゃなくて『俺には必要なくなった』
この一言だけで、自分の中のマッハの不遇感はだいぶ拭われた気がします。
しかし……今週、戦隊から立て続けのサプライズな冒頭のお言葉。
あっさりできちゃいましたよ、マッハドライバー2号(仮)
思えば冬映画で殉職しかけたドライブドライバー、今週の剛君のベルトも短時間で治されていました。
(さらに言えばブレイクガンナーも割とあっさりコピーされている。相手がルパンとはいえ)
貴重なのは中のベルトさんやシフトカー、シグナルバイクであってベルトは割と簡単に生産できる……?
同じような鎧武も黒影トルーパーが猛威を振るってましたし、これは今年も量産型ラッシュが来る、のか?