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仮面ライダーウィザード 第37話『絶望、指名手配』
全体的にお気楽ギャグと思えば……このどんでん返しがあるからウィザードは油断できません。
◆もしゲートが絶望しなかったら……わかってるよね?
逮捕されてもゲートが絶望しなかったらお前が絶望させろ……などという生易しいものではなかった。
ほぼ詰み状態に追い込むエグい作戦、人間の感性を持つソラの真骨頂ですな……。
ワイズマンがソラを抱え込んだのはまさにこういうことをやらせるためだったのでしょう。
比較的キレものだったフェニックスさんやメデューサ姐さんですら、悪知恵というとアレでしたからな。
◆なにそのスーパーマイナス思考……!
さすが凜子さん。一度心底絶望した経験者の言葉は重みが違う。
根本さんの『絶望だ(から助けてくれ)』という、いわば弱さを武器にしちゃってる『逃げ』ってことなんでしょうな。言いたいのは。
まぁこういう悲観的思考は多少悪いことに当たっても『まぁそういうものだし』と受け流せるって面もあるんですが、周囲に不幸をアピールしまくっちゃうのは違いますよね、と。
現実での見極めは難しいところでありますが、少なくとも今回の凜子さんは正解ではあったようで。
◆真犯人は彼です!
一部始終を見ていたはずのキュー太=加賀さんが大人しくしているのには『さっさと逃げろよ!』と思わずツッコミが入りましたが……振り返ればこれも伏線だったのか。
まー、ばれてしまえば一般ファントムでインフィニティは無理ですわな。
合体プラモンに健闘してるレベルでは……しかし、真の罠はここから。
『信じていたものが怪物になり、目の前でヒーローに殺された』
……これは根本さんではなくても絶望しますな。この時、ラームが根元に直接手を出していないのも周到極まりない。
根本さんはまぁ何とかなるでしょうけど(目の前に魔法使い二人もいますし)
同じような攻撃を続けられたら……非常に危険な事態かもしれません。