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仮面ライダーエグゼイド 第23話
仮面ライダーエグゼイド 第23話「極限のdead or alive!」
檀 黎斗は永遠に不滅だぁぁぁァーッ!
長嶋 茂雄とか今の子わからないよ社長!(というか社長も通じる年代じゃ……)
まぁ実際ビデオパスも東映特撮ファンクラブもあるし……そもそもオールアップすら、甚だ怪しかったりする社長ですが。
(東映公式……前2名と違ってオールアップも花束もないという)
『いつ蘇っても不思議ない』って不条理さまで備えて、いい悪役になりましたよね。
最初から出ずっぱりで全くブレなかったのは近年珍しい。
あと公式と言えば、作さんが気づいたらレギュラー入りしてる……マジっすか
◆君たちに大事な連絡がある
日向先生からのキッツイお言葉。
取り逃した檀 黎斗を48時間以内に確保できなければMATCRは解散だ!
主役の大チョンボは組織ものでも曖昧にされがちですが、きっちり釘刺してきやがりました。
口調からして大負けに負けさせてこれだったんでしょうね……日向先生の前髪が心配。
◆ドライバーなら……ある!
飛彩センセがガシャット寄越せ始めた時は次は彼か……と思いましたが、何と最初から永夢に譲渡するつもりとは。
そしてここで貴利矢さんのドライバーか! 社長が壊した時点で来るものと確信してましたが、まさか社長が存在忘れてたとか(汗)
(『おぉ、それあったなぁ』ってそれでいいのか、おい)
大筋は戦略的な割に、些末は本当に行き当たりばったりよね……
◆お前はマイティブラザーズXXを生み出した。その理由はお前自身にある!
飛彩が託した理由……永夢にクリエイターの素質があるということ、とは。
今のガシャットにはデータは入っているけど、肝心のゲームというインプット部分がない。それがエラーの理由。
(残念ながら御成ゲーは消された模様……作さん、ドンマイ)
その部分を作れるのがクリエイター、社長であり、作さんであり……永夢である。
先輩たちの決死の防戦の中、永夢が生み出したのは……
◆俺の運命は……俺が返る!
最大級のパワフルボディ! マキシマームエーックス!
すごくデカい! すごく強い! すごくグレンラガン!
デカさは強さ。シンプルにやれとリーナス・トーバルズもいっていた(気がする)!
結構長さあったはずのキーシャラッシャーのプロップがナイフ状態という、とんでもないサイズ。
ここまでくるとスーツもライダーというより戦隊ロボ。超スーパーヒーロー大戦でキュウレンオーと並んでるのが、全く違和感ない。
肘下、膝下で固定して上げ底する造りとか、完全にそっち系。
(というか公式がパワードスーツっていっちゃってますね。なんか自立行動までできるみたいだし……やっぱりエグゼイドロボじゃないか!)
ちなみにスペックはZX(『666』まみれ)を彷彿とさせる『99』オンパレード。
これに加えてバグスター限定とはいえキングストーンフラッシュ並の万能チート『リ・プログラミング』という……どうしろというのだ、これ。
◆エンディングは目の前だってのに、何ためらってんだよ……
なんだか最近、視聴者の代弁者じみてきたな、パラドくん。
これだけ圧倒的に追い込んで……あれ? まだAパート? って濃さでしたが……まさかの取り逃し、二度目。
ここまで情けをかけるのも予想外でしたが、社長の行動は更に斜め上(モラル的には下?)だった。
私は神だ! 私の才能は具現化されなければならない!
ドラゴナイトハンターZとドレミファビートの
感染者は何処だぁーッ!? あぁーっ!!
病気の方向が変わっている……演技と理解しても戦慄する狂気っぷり。
これ、生き残っても精神科に隔離待ったなしですよ、社長……。
そりゃパラドも『いいからもうやっとけ』といいますわ。
◆お前の運命は俺が変える
そこは俺たちが……だろ?
って言いたくなりますけど、先輩たちが他の方が先に戦い始めてた(汗)
マキシマムの強さはヤバいですが、戦闘の流れは先輩方のもまだ楽しかったり。
艦これLv50スナイプ変身の脇でドヤ顔提督してるニコとか、同時攻撃を喰らった際にLv5のブレイブだけ吹っ飛ぶとか、笑いも設定も芸が細かいんですよね。
(『同じ攻撃を受けた際、レベルが低い方だけ吹っ飛ぶ』って演出は以前にもちょくちょく入ってて、レベル差の壁をうまく表している感じ)
アイテムって補正要素もあるので、格下のドラゴナイトハンターでいい勝負してる飛彩センセは、画面外でアイテム集めてたのかなとか妄想補完もできますし。
……結構よくできてるというか、アークシステムワークスみたいなバランス取りしやがって。
(満遍なく何かしら壊れ性能なので結果的に平等って、アレ)
◆あなたの体内の抗体をリ・プログラミングした
お前は二度と変身できない
お前は二度とゲームを作れない
その身体で天才の為す事を見続けるがいい
……こう文章にすると、エグい。
善意100%というのが、更に酷い。
パラドが『殺せ』と言っちゃった時点で、殺す線は消えてましたが……死より酷いわ、これ。
根っからのクリエイターに作品を作れない呪いをかけるとは……パラドの止めがなければ発狂エンドだったんじゃ。
と……ここまで書いてふとですが、永夢に止めを刺させなかったのは、救済になっちゃうから、というのもあるのかも?
自分が叶わらないと認めた天才に殺されるなら仕方ない……って考えで。
自分が認めた相手なら負けても仕方ない、って時としてプライドの最期の拠り所になりますから……。
◆それじゃゲームは終われないんだよ、永夢
(パラドの腹パン)
笑っちゃいけないシーンだけど、某ニーサンMADのせいでへんな笑いしか出てこないよ! おのれディケイドォ!
いやマジで腹パンフィニッシュじゃなくてよかった……この一発で死んでたらライダー史に残った気もするけど、社長。
閑話休題……パラドの言葉ももっともというか、社長が死ななきゃいけないのは作劇的に彼の存在もあります。
あまりに強烈すぎて悪役要素を全部食っちゃうんですよね、社長。
一時でも退場しててもらわないと、パラドが流れで良い子になってしまうという。
(ちょうど『ドライブ』における蛮野(ゴルトドライブ)登場後のロイミュード組のように)
(エグゼイドの話的に)そうはさせたくないから、パラドとバグヴァイザーを下手人に退場願った……のかも。
皮肉ですが、存在感って意味では圧倒的に劇中No1でしたね、社長……ひとまずですが、おつかれさまでした。