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仮面ライダードライブ 第26話
仮面ライダードライブ 第26話『チェイサーは何処へ向かうのか』
チェイサー以上にマッハの今後が不安なんですが……春映画で落として、前々回で上げて、また落ちて……今後キーキャラになるとはいうものの、不安しかないんですが。
ある種のお約束感があった鎧武より胃が痛くなりそうな五里霧中感……ファイズや剣の頃を思い出してきたよーな……。
◆社会に我々の存在を知らしめたほうが安全、というターンに入ったんです
つまるところ、黒幕は内部犯の可能性が高い……というか、ほぼ確定。
昨今の某刑事ドラマや宇宙刑事NEXT GENERATIONもそうでしたけど、警察=内部犯がいるのは近年のお約束になりつつあるような。
体制が信用できない疑心暗鬼な社会の象徴……って、石ノ森原作からそうでしたっけ(漫画版のショッカーは日本政府に寄生済)
もっともライダーが警察に追われるパターンは平成でもクウガから既にありましたし、ある程度知れたらばらしてしまうのがやはり安全なのかもしれません。
◆剛君、すっごいご機嫌ななめだねぇ
仮面ライダーマッハ、詩島 剛の憂鬱。嫉妬がなくとも不機嫌にもなりますわな、これは。
なんというか、彼自身の決断を含めたあらゆる者が彼を追い詰めに来ている感じ。
強化が欲しい時には無理といわれ、強化しなくても大丈夫! となってみたら強化装備が出来上がっている。そしてそれを使うのが……って。
みんな、そんなにマッハ嫌いなんですかね……?
◆帰って来い、チェイス
噂のロイミュード001をして『王の器』と称賛される男、ロイミュード002=ハート様。
ここまでの描写の積み重ねがその言葉に重みを与えてくれます。
……悪の首領格である彼が、今のところ一番チェイスという個人と誠実に向き合っているんですよね。
人間の側は『正義の味方プロトドライブ』、彼以外のロイミュードは手先にして便利な道具『魔進チェイサー』どちらかとしか見れてない。
助けた霧子ですら……いや霧子を筆頭に『プロトドライブなんだから戻ってきてよ』としか言ってくれない。
強奪でなく説得に訪れ、あまつさえ
自分の道を決められない奴に何を言っても意味がない
(決断するのはお前だ)
と、言ってしまえる度量。ブレンじゃなくても惚れますわ。
ライダーどころか特撮界全体でも近年稀にみる悪のカリスマかもしれません。
◆泊 英介を知らない警察官なんて、本庁にはいませんよ
一方の進ちゃんはというと……ハートに激昂して殴り合いにもつれ込んだ挙句、肝心のソードロイミュードに逃げられ右手負傷というありさま。
チェイス変身への舞台準備とはいえ、今週は全体的に味方が酷い……マッハももうちょい頑張ろうよ。
あの世の親父が怒ったんだと進ちゃん……先週から匂わせていましたが、ようやっと家族の断片が見えてきましたね。
課長に件の台詞を言わせるほどの傑物であり、内部犯の黒幕に消された人物……というのが今わかるところですが、敵討ちという以外でどう絡んでくるのか……?
◆あの雨の日と同じね
移送したはずの多賀の元へ当然のように現れるソードロイミュード……まぁ、この後を考えれば当然か。
下手をしたら最初からここまで全て仁良課長の掌って可能性すらあるんですよね。今回の事件。
警察の側で動く進ちゃんたちが不利をとるのも当然、そういう事態ゆえにイレギュラーな奴の出番が来る。
人間を救うのは俺の本能なのかもしれない、霧子
プロトドライブの時と同じ光景……道程を思うと皮肉にも、とつけたくなってしまいますが……チェイス、ライダー復帰。
今回は雨ではなく漏水のシャワーというのがまたいい……予告で捨てられたような描写があったブレイクガンナーもしっかり装備していて、過去と同じではない、過去を否定しないという印象を強く受けます。
新武器は……うん、その……インパクトは十分でしたけど、信号アックス……かっこよさは待機状態で牽制したブレイクガンナーでした(汗)
魔進チェイサーの頃から見た目に反してパワー型なのは知ってましたが……似合わないのも個性、なんでしょうか。
◆俺が仮面ライダー、今更そんなことが許されるのか……?
むしろ君こそ仮面ライダーだと多くの先輩は言うと思います。
ドライブが体制側を名乗って、ダークヒーロー部分はどうするのと今朝にも書きましたが、そこを担当するためのチェイスでしたか。
もしかするとこれをやりたいがためのドライブ、だった……? そんな気すらちょっと思えてきました。