破片世界
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『破片世界』とは
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『破片世界』とは
- 破片世界へようこそ、冒険者。
『破片世界』は今とが違う場所、違う時間に存在する古きよきファンタジーの世界です。
神話の時代が神々の戦いによって終わり、バラバラに砕けた大陸が終わりのない雲海に浮かぶ世界、
大陸には神話の混乱を生き延びた種族が根付き、冒険と英雄譚が世界をにぎわす剣と魔法の時代……
ここでは『破片世界』の成り立ちと歴史を紹介していきます。
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世界の成り立ち
- 神々が世界に現れる前、世界に形というものは存在しなかったといいます。
今現在、世界が浮かんでいる『始原の雲海』……無限に続く空が世界の始まりの世界でした。
この無限の世界にはじめて現れた生命が神々です。
原初の神々は我々とは全く違う存在であり、体も言葉も持たない純粋知性体でした。
純粋知性体は死も老化の概念もない完全生物ですが、その知性を生かすには不便な身体でもありました。
そこで神々は自らの知性にあった器を手に入れるため世界を創造をはじめたのです。
世界創造と神話の時代
- 神々がまず最初に作ったものは自分たちが踏みしめる大地でした。
まず地面が作られ、その上にそれを維持するための自然が作られ、
更に作られた自然を維持し、広げていくために無数の動物が作られます。
土台ができたところで神々は自らの器を作り、現在知られている姿で大地におりたちました。
人間をはじめとする現在の『人類』もこの時期に作られたと伝えられます。
生命が増えるに連れて大地は広がり、人々との関わりの中で知性を深めていった神々も、
画一的だったかつての姿から様々な個性をもつ存在となっていきました。
言語、通貨、思想など……現在まで続く文化の基礎の多くはこの時代に作られたものです。
神話の時代の終わり
- 神話の時代の終わりはゆっくりと、誰も気づかない早さでやってきました。
それぞれに個性と性格を得た神々の間で、少しずつ意思の疎通がとれなくなってきたのです。
神々は個性と共に増した感情にふりまわされ、不信と不安を増していきました。
やがて秩序の神の従神であった"貪り食らう風"の離反をきっかけに決定的な破局が起こります。
神々は個々の主張と立場の下、秩序の神"牙の主"と破壊神"貪り食らう風"、
そしてそれらに併合されることを望まない幾つもの少数陣営に分かれ、壮絶な戦いを繰り広げます。
強大な力をぶつけあった神々の戦いは人々に数多の呪いを撒き散らし、繁栄した文明を滅ぼし、
最後は神々の身体と、戦場であった大地を文字通り破壊しつくすまで続きました。
混乱の時代〜現在
- 神々を滅ぼした長く激しい戦いは世界の崩壊と共に、結局うやむやに終結しました。
そして雲海の中、ばらばらになった大陸に残された人々はそれぞれに復興への道を歩み始めます。
神々の呪いから生まれたモンスターや、気候、動物の脅威……復興の道は平坦でなく、
小さな大陸の欠片では全滅した民も多くありました。それでも人々はこの混乱の時代を生き残ります。
世界の形は変わり多くの奇跡も失われてしまいましたが、世界はある程度平穏を取り戻したのです。
そして現在、世界は混乱期を脱しつつありますが、同時に新たな問題を抱え込んだ状態です。
生き残るために団結してきた国家・種族も、脅威が減ると己の利のために争うようになりました。
かつての脅威……モンスターや神々の戦いの残滓もけして全て払拭されたわけではありません。
世界は未だ剣と魔法と冒険の時代。時代はまだ英雄を求めているのです。
冒険者たち
- 混乱の時代、世界には英雄がいました。
国や軍の結びつきができる前より人々に迫る脅威に立ち向かい、先陣を切って生存圏を広げていく者達。
人々は半ば呆れ、半ば尊敬をもって冒険に挑むもの『冒険者』と呼びました。
現在も世界は冒険者を必要としています。国には頼めない依頼の実行役として、
組織が見向きもしないような些細な事件、事故の解決者として……
過去のような大きなチャンス(そして多大な危険)は減り、世間の目も厳しくなってきていますが、
まだ未熟な世界秩序は現実とのすり合わせに『どこの誰でもない人物』を必要としているのです。
また幸いなことに(?)破片世界は広大で未だに果ては見えません。
新たな世界に一攫千金を求め旅を続ける冒険者の姿もまた絶えることがありません。
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神々と宗教
- 破片世界の神々
- 破片世界は力ある神々が実在した世界です。
神々は全能ではありませんが、我々の想像以上に有能です。
(逆に一見簡単そうでも理解不能な理由で不可能なこともありますが……)
個々の神々についてはキャラクターサイド「宗教と神々」で扱っています。
邪神と呼ばれる存在を除き、破片世界の神々の教えは社会的であり、道徳的なものです。
宗教と宗派
- 神々が実在した破片世界の宗教は神の教えを体現するものです。
もっとも神は既に滅び教えも断片的となった現在、宗教の力は社会的にそう強いものではありません。
多くの人は特定の神を信奉せず普遍的な教え(殺すな、盗むな、姦淫するな)を守っているに過ぎず、
特定の神に仕える聖職者が行事ごとにそれぞれの役割を果たす……現代日本の神仏混合的な信仰が主流です。
なお、破片世界の聖職者は無条件で魔法使いというわけではありません。
教えを説く手段として魔法を学んでいるものもいますが、力の源は信仰とは全く無関係です。
ロウマスターという存在
- ロウマスターは滅びた神々の魂の一部を受け継いだ、神の奇跡(魔法)を使用できる人間です。
この力は生まれつきのものであり修行によって得たり成長させることはできません。
(ゲーム的には素質を成長させることができません。呪文の修得は自由に行えます)
ロウマスターは神を信仰しているわけではありませんが、その性格は神の魂の影響を大きく受けるため、
神の教えを守るような行動を自然と取ってしまうことが多くあります。
我々の世界で言えば『聖人』が近い存在でしょう。
人々の生死観
- 破片世界の多くの人々は死からの蘇り、いわゆる輪廻転生を信じています。
死後、肉体を離れた魂は雲海へと還り、やがて新たな身体に宿る……という考えが破片世界では一般的です。
魂は時に分かれたり合体することもあるとされ(それぞれロウマスター、多重人格者が典型例とされます)、
神の教えである道徳を守ってよりよく生きることが、よりよい肉体への転生に繋がると言われています。
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自然と文化
始原の雲海と大陸
- 破片世界の大陸が浮かぶ無限に続く空は『始原の雲海』と呼ばれます。
破片世界の全ての存在は、この雲海より生み出されました。
そして神々が想像の力を振るった現在もその力は健在で、
雲海にほおりだされた存在は数日で分解され、空へと還ってしまいます。
(ルール上、雲海に存在する存在は1時間毎に1点、能力値をランダムに失います。
全ての能力が0になった時点で対象の存在は空に取り込まれ消滅します。
もし途中で助けられた場合、失われた能力値は1日に1点ずつ回復していきます)
この分解効果の唯一の例外は植物です。植物は生きている限り雲海に分解されず、
更に周囲の存在が雲海に分解されることも防いでくれます。
効果範囲はかなり広く、植木1本あれば船一つぶんくらいの範囲は守ることができます。
大陸間の交通
- 上記雲海の性質上、大陸間の移動は非常に手段が限られています。
大陸間の距離が近い場合なら、橋や階段を設置することでの往来も可能ですが、
それができないような距離の場合、神々の時代に設置された『転移門』を使うしかありません。
転移門は距離・空間を問わず門の間を繋ぐ転送装置です。製造技術は既に失われ移動や破壊もできません。
多くの転移門は一度に少人数(10人程度の人間と手荷物のみ)しか利用できないため、
商業路としての需要は低いものの旅人の足としては一般的です。
また軍事拠点としても重要(未発見の転移門があれば敵国に気づかれず大部隊を送り込める)なため、
多くの国家は領内の転移門探索を奨励し、発見した転移門に衛視を駐屯させています。
これら以外にも不毛の民のように雲海を超えられる技術をもった種族もごく少数ですが存在します。
彼らはそれを使うところで場所を問わず何処にでもあらわれ、そして多くの場合地域に騒動を巻き起こします。
言語
- 破片世界の言語は大きく共通語、種族語、神聖語の3つに分かれます。
共通語はその名の通り、世界が一つだった頃に使われていた大陸共通の言語です。
現在も世界の標準語として使われており、ほとんどの地方・種族と会話することが出来ます。
種族語は神々から世界の管理を委託された種族『管理者』が与えられた言語で、
共通語の補助として種族内の内密な会話用に使われています。エルフ語・ドワーフ語が代表的です。
神聖語は神々が使った古代言語です。魔法との関係が深く、現在は日常会話には使われません。
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ワールドガイド
破片世界を冒険する
- 破片世界には無数の大陸が存在し、それぞれに特徴的な文化を築いています。
GMは舞台となる大陸を変えるだけでもで、多彩な冒険を提供できるでしょう。
破片世界では、はじめての方や世界に拘らないプレイのための汎用世界も提供しています。
まずはサンプル世界『五国大陸』を冒険してみてください。
サンプル大陸1『五国大陸』
新たな大陸を創造する
- 破片世界は果てなく広い世界です。
更なる世界を望むGMは世界に大陸を自由に追加することができます。
大陸設定テンプレートを使えば、設問に答えていくだけで簡単に大陸をデザインできます。
以下のサンプル世界も参考にしてどんどん世界を広げていってみましょう!
大陸/国家テンプレート
サンプル大陸2『昼の国』
サンプル大陸3『不毛の大地』
大陸を紹介する/他の人の大陸を冒険する
- 新たな創造した大陸を作ったら、ぜひ紹介してください!
破片大陸では皆様の作成した新たな世界をお待ちしています。
紹介していただいた世界は本サイトに掲載し、紹介させていただきます。
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