不毛の大地

不毛の大地
 『不毛の大地』は、魔法を捨て物質文明を発展させた人間の亜種『不毛の民』が住む群島世界です。
 神話の時代、罪を犯した人々を閉じ込めるための流刑地として不毛の大地は創造されました。
マナ濃度は低く更に下界への転移門もおかれない離れ小島は神々の戦いの中で忘れられるのも早く、
近年、不毛の民が自力で下界に飛び出すまでは完全に未知の世界でした。
 その特異な環境から不毛の大地では他国に見られない独自の先進的な文化が発達しました。
人々が失った魔法の代わりとして作り上げた蒸気機関や電気動力、そして火薬の文化により、
現在の不毛の大地は決して名前の通りの土地ではありません。
枯渇したマナによりやせた土地や自然は今も変わりませんが、人々それを補う技術を開発し、
増加した人口をまかなうことを可能としています。

国家としての『不毛の大地』
 不毛の大地は神の認めた国家ではありませんが、
人工が増えるにつれ人々による自治体が作られ、それが発展して自治政府となっています。
その成り立ちゆえ政府による統治は最低限のもので、あまり大きな権力は持っていません。
不毛の大地の国家『不毛の大地』

不毛の大地の情勢
 長年の研究が実を結び、不毛の民は外の世界へと飛び出すための飛行機械を手に入れました。
これにより不毛の大地には大航海時代が到来し、多くの不毛の民が新天地へと飛び出していっています。
またこの新たな技術の発明で不毛の大地の工房勢力にも変化がおき始めており、
世界全体が安定期から激動期へと変化を始めています。


大陸テンプレート

大陸の名前
不毛の大地

大陸の形状
全集数km〜数十kmの小島が集まった諸島群。
諸島間は蜘蛛の巣状に張り巡らされた架橋で結ばれており交通に不便はない。

大陸の規模
4.小さい(小さな島の集まり)

大陸の気候
マナ濃度が薄いため季節の変化は乏しく、気温・湿度はやや低め。

マナ濃度
全域的に『疎』
一部には全くマナが存在しない地域も存在する。

文明レベル
TL5。スチームパンク的産業革命時代

人口
平均的よりやや多いが問題となるほどではない。

種族分布
一部流入者を除きほぼ100%不毛の民

大陸の国家
自治体が発展した自治政府が存在。厳密な国家は存在しない。

国家間の情勢
国レベルで交流のある国家は存在しない

国家以外の組織
各方面の技術を開発する集団である『工房』が存在。
地方自治体に継ぐ行政組織も兼ねている。

国家以外の名所・史跡
群島の中には様々な理由で人の手が全く入っていない離れ小島も幾つか存在する。

近年の情勢
長年の研究により、外の世界へと飛び出すための飛行機械(初期の飛行機、グライダー、飛行船)が開発される。
多くの人間がこれを使い、外の世界を目指して旅に出た。

他大陸との位置関係
他の大陸よりかなり高い高度に位置する孤島。五国大陸近辺ならかろうじて島の影を確認できる。

他大陸との交流
まだ外の大陸に飛び出したばかりで不毛の大地自体との交流はない。
不毛の民自体は多くの大陸に顔を出し、存在を覚えられ始めている。

その他、特記事項
神々は自分たちの先祖を閉じ込めた存在として疎まれる存在となっている。
不毛の民で神を信仰するものはかなり珍しい存在。
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不毛の大地(国家)

 厳密な意味での統一国家は不毛の大地に存在しません。 ここでは地方自治体を束ねている自治政府を国家として紹介します。


代表
不毛の大地自治政府
選挙によって選ばれた有力な工房代表による議会。
人が暮らす上で最低限の自治を行っているのみで、あまり強力な統治機関ではない。

領土
大陸全土

国家規模
大陸=国家のため省略

政治体制
議会制民主主義。詳細は「代表」の項目を参照。

治安と規制レベル
CR3(ふつう)
自警団から発展した警察機構(現在も名前は『自警団』ですが)も存在し、治安はおしなべてよい。
武具の所持もあまり煩くは言われないが、住民のモラルは高く犯罪行為は厳しく咎められる。

軍事力
脆弱。攻めてくる相手も攻める先もないため、軍事組織は自警団や工房の私兵を除くと殆ど存在しない。

組織
大陸参照

人口分布
都市人口約7万。種族は基本的に不毛の民のみ。

主要都市
大都レトネック(人口約5万、商業・工業):不毛の大地の中でも大きな島全土を占める巨大な工業都市。蒸気都市、機械都市とも

都市以外の地域・史跡
大陸参照

産業
発達した技術を生かした工業製品の開発が盛ん。
経済は国内で完結していたため、市場開拓は積極的でなかったが最近は外の世界向けの道具も作られ始めている。

近年の情勢
大都市では人口増加に伴う居住環境の悪化や環境汚染が徐々に進んでいる。
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