ガーディアン図鑑


ガーディアンのデータの凡例

【1】ドリルワーム
【2】機体種別 【3】サイズ 【4】出現数 【5】出現頻度
特殊 MW 数体〜数十体(3D6) 頻繁
性能緒元
【6】CPUレベル 【7】索敵値 【8】機動力 【9】行動力 【10】装甲 【11】パワー
1 55 35 1 2 3
【12】特殊能力
暗視
【13】戦利品
なし
【14】装備・武装
名称 装備部位 技能 射程 補正 威力 属性 弾薬 備考
ドリルヘッド 格闘 ±0
(35)
[P+1]D6
(4D6)
** ** 状態:AB1
建造物にも有効
【15】装備・その他
名称 装備部位 解説

【解説】

【16】ワーム(ミミズ)状の体をもつ小型のガーディアンです。
思考ルーチンは極めて単純で、味方の識別信号を発していない目標を盲目的に攻撃します。
戦闘力はガーディアンの中でも最弱の部類で、数を頼りに襲い掛かってきます。

【特別ルール】

【17】

  • このガーディアンは脚の部位を持ちません。
  • このガーディアンは転倒の状態異常を受けません。

【1】ガーディアン名
ガーディアンの一般名称です。
【2】機体種別
ガーディアンの機体形状を現します。
二足歩行は直立歩行する人型・動物型を、四脚は四足歩行の獣型をあらわします。
特殊はどれにも当てはまらない形を現します。【18】解説で詳しく解説しています。
【3】サイズ
ガーディアンの大まかなサイズです。
MWとある場合は数m〜数十mのMWサイズです。戦場ではMWとして扱います。
人間とあるなら人間大のサイズです。戦場では人間として扱います。
【4】出現数【5】出現頻度
遺跡内で遭遇する頻度と、一度に現れる数の目安です。
シナリオで登場させる時の参考としてください(必ず従う必要はありません)
【4】出現数に括弧書きされたダイスは、出現数をランダムに決定するためのものです。
アドリブで敵を出す際や、ランダム遭遇表の作成などに利用ください。
【6】CPUレベル
ガーディアンの大まかな強さを表すレベルです。
キャラクターの技能レベルにあたり、キャラクターと同じならややキャラクター有利、
キャラクターの格闘・射撃・回避技能平均より2レベル高ければ大ボス級の強敵となります。
【7】索敵値
ガーディアンの探索能力を表します。
ガーディアンが索敵判定を行う場合の目標値になります。
【8】機動力
ガーディアンの総合的な戦闘力です。
ガーディアンの攻撃・回避判定の目標値になります。
【9】行動力
ガーディアンの行動力です。
キャラクターの行動力と変わりありません。
【10】装甲
ガーディアンの装甲値です
キャラクターやMWの装甲値と変わりありません。
【11】パワー
ガーディアンのパワーです
MWのパワーと変わりありません。
【12】特殊能力
ガーディアンの持つ特殊能力です。
特殊能力の種別と解説は以下の表を0.2を確認してください。

表0.2.ガーディアンの特殊能力

特殊能力名 解説
暗視 ガーディアンの基本機能。パーツ「ノクトビジョン」相当の暗視能力。
僅かな光でもあれば視界を確保できる。
追加部位:種別 通常の四肢に加え、追加の手足が存在する。
追加腕は通常通り手持ち武器を使用できる。
追加部位:無限軌道 下半身が装軌(キャタピラ)化されている。
変更による修正はデータに反映済み。
ステルス加工(修正値) 視覚やレーダーに捉え難いことをあらわす。
機体への索敵判定に括弧内の値だけ難易度修正が加えられる。
気密処理 機体への液体・気体の進入を完全防御。
地形適応:深海 ガーディアンの全身が浸かる深海でもペナルティを受けない。
地形適応:0G 真空・宇宙空間でもペナルティを受けない。
変形(変形後の機体) 変形可能。
宣言することで括弧内に書かれた機体に変形する。
コアメカ(コア機体) ガーディアン内部に更にコアとなるガーディアンが入っている。
機体が破壊されるか宣言することで括弧内に書かれた機体に変形する。

【13】戦利品
ガーディアンを倒したときに得られるパーツや換金可能な物資です。
『2D6=7〜12』などとある場合、ダイスを振った出目によって手に入る物資が変化します。
なお、戦利品が何もないガーディアンや複数の戦利品を得られるガーディアンも存在します。
【14】装備・武装【15】装備・その他
ガーディアンが装備している装備です。
装備部位の欄に書かれた部位はパーツを装備している部位です。
補正・威力の欄の括弧書きは性能諸元から計算した最終目標値・威力です。
(例の『ドリルヘッド』場合……命中判定の基本値35(機動力)に補正±0を足した最終目標値=35)
その他の表の見方はパーツカタログの凡例を確認してください。
→パーツの凡例
【16】解説
ガーディアンに関する背景解説です。
ゲームに直接関わってくることは基本的にないフレーバーデータです。
【17】特別ルール
ガーディアン独自のルールがある場合、ここに明記されます。
特別ルールない機体は項目自体がありません。

人が操縦するガーディアン

通常、ガーディアンはコンピュータ操作の無人機ですが、
巨神教団など一部組織はガーディアンを有人機に改造して利用しています。
有人機に改造されたガーディアンのデータは、MWと同様に扱います。
射撃補正、格闘補正、運動性は「機動力-50-(CPUレベル×5)」です。
行動力補正は常に±0で、必要熟練度の制限はありません。
命中判定、回避判定の目標値は操手の能力から計算しなおしてください。

先頭へ戻る
TOPに戻る

ガーディアン目録

ワーム型

ガーディアン名 CPUレベル
ドリルワーム 1
ガンワーム 1
ハンマーヘッド 2
ビームランサー 2

動物型

ガーディアン名 CPUレベル
スネーク 3
リザード 3
エレファント 5

二足歩行型

ガーディアン名 CPUレベル
ガードナー 3
クォートロイド 4
スリマー 6
デストロイド 8

要塞型

ガーディアン名 CPUレベル
クレイドル(小) 1
クレイドル(大) 2

その他・特殊型

ガーディアン名 CPUレベル
マトリョーシカ 4

先頭へ戻る
TOPに戻る

ガーディアン製作ルール

GMがオリジナルのガーディアンを製作するためのルールです。
ガーディアンの製作は基本的にMW製作ルールに従って行いますが、幾つか相違点があります。

BPについて

ガーディアンのBPはマイナスになってもかまいません。
ガーディアンにはBPによる制限はありませんが、大まかな強さの目安として用います。

BPの振り分けに関する補足

ガーディアンの格闘補正・射撃補正・運動性は全て同じにしなければいけません。
またデータには補正値でなく、実際の判定で用いる目標値を『機動力』として表記します。

機体種別(タイプ)に関する補足

二足歩行、四脚のいずれにも当てはまらないガーディアンは特殊タイプとします。
特殊タイプの詳しい説明は解説、特別ルールの項目に表記してください

特殊能力に関する補足

全てのガーディアンは「EN兵器対応」「ノクトビジョン相当の暗視」の特殊能力を持っているとします。
これらの能力を改めて取得する必要はありません。

パーツ購入・副能力値の計算について

ガーディアンには装備スロット、必要熟練度、出力、改造限界、本体価格は存在しません。
パーツは好きな部位に好きなものを取り付けられます。二足歩行専用、四脚専用の制限もありません。

CPUレベル、行動力の計算

CPUレベルと行動力はBPから計算されます。
以下の表は大まかな目安で、CPUレベルは±2、行動力は±1程度の差があってもかまいません。
またシナリオ用に用意した「特別なガーディアン」が、この範囲に収まる必要もありません。

表2.1.BPごとの平均的なCPUレベル

BP CPUレベル 行動力
〜0 1 1
1〜5 2 1
6〜10 3 1
11〜16 3 2
17〜22 4 2
23〜28 5 3
29〜34 6 3
35〜38 7 4
39〜 8〜10 5〜

索敵値の計算

索敵値はCPUレベルから計算します。
「50(ガーディアンCPUの能力値)+CPUレベル×5」の計算結果が索敵値です。
高性能複合センサーなどを装備している場合、索敵値に難易度修正を加えてください。

機動力の計算

機動力はCPUレベルと補正から求めます。
「50(ガーディアンCPUの能力値)±補正+CPUレベル×5」の計算結果が機動力です。
(ガーディアンの補正・運動性は全て同じ値のため、どの補正を用いても同じ値になります)

先頭へ戻る
TOPに戻る