西暦2XXX年。外宇宙からの侵略、人類間の抗争、小惑星激突…。
第四ミレニアムを目前に、あまたの危機を迎えた人類は、種の拡散保存のため銀河の各地へと植民を進めていた。

そんな折、第542植民船団が降り立った惑星ゼムノゥーザ…そこは20世紀末の町並みと巨大な遺跡が共生し、
身長10mに及ぶ歩行機械…マシン・ウォーカーが闊歩する、未知なる大地だった。

MachineWalker Opening
荒野ニ咲ク花、ブリキノ翼

word/フラソンワーヌ゛金城 Music/たどなりあつし

−1−
冷たい空に 舞い降りた光
僕だけが知ってる奇跡

冷たい雨に 流される街で
理由(わけ)も分からず僕は生まれた

猿真似の箱庭 閉ざされた世界でも
ツギハギの体と君が 導いてくれる

荒野に咲く花 まだ僕は信じてる
明日と言う名の 甘く切ない幻想を
I miss you. I wish you. I need you.
I'm livein'in you.
あの空を目指して 君を乗せたブリキの翼 
−2−
冷たい街で 微笑んだ天使
神様が残した奇跡

傷つくなんて 大したことじゃない
君がいるから僕は走れる

そよ風に震える 錆び付いた翼でも
使い捨ての夢を抱え 暗闇の中へ

荒野に咲く花 まだ僕はここにいる
思いやりなんて 期待できない世界でも
I miss you. I wish you. I need you.
I'm livein'in you.
あの空を目指して 君がくれたブリキの翼

−*−
荒野に咲く花 北風にとけて逝く
優しさがヒトを 傷つけることに涙して
I miss you. I wish you. I need you.
I'm livin'in you.
あの空を目指して 砕け散ったブリキの翼